軽いカメラで身軽に旅へ行きたい。旅の相棒であるカメラをどれにするか、誰もが悩むテーマです。スマートフォンでも十分綺麗に撮れるようになったけれど、何か物足りない。一眼カメラならレンズ交換できて、どんなシーンでも表現力をアップできるので写真が見違えるようにかわります。人と違う写真を撮りたい!もっと表現豊かな写真を撮ってみたい!そんな思いを持ってお店に行ってみると、同じメーカーでもたくさんの種類のカメラがあって途方にくれてしまいます。では、自分にとっての旅の相棒を選ぶ基準は?まずは簡単に一眼カメラの種類を見ていきましょう。

出典元/OMデジタルソリューションズ

主な一眼カメラの種類

◇一眼レフカメラ

撮影レンズを通した被写体を、カメラの中にある鏡(レフ)に反射させ、光学ファインダーを通して見る事ができる。リアルタイムで被写体を確認しながら撮影できるのが魅力。レフがあるためカメラ本体は大きくなる。フィルムカメラ時代に出来たシステムです。

◇ミラーレス一眼カメラ

ミラーや光学ファインダーがないため、小型軽量にできることが最大のメリット。ファインダーは電子ファインダーになり、撮影レンズを通した被写体を、センサーから電子ビューファインダーに表示できるため、露出や色味を撮る前から確認できる。センサーサイズは大きく3つ、35mmフルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズ。最近では35mmフルサイズよりも大きなセンサーサイズのミラーレス一眼も発売されていますが、センサーサイズに比例してカメラ、レンズも大きくなります。
現在はハードウェアが進化して、一眼レフの時代からミラーレス一眼の時代へと変化しています。ミラーレス一眼の登場は、2008年、オリンパスとパナソニックが共同発表したマイクロフォーサーズ規格の誕生から始まりました。フルサイズセンサーの約半分の大きさの4/3型センサーを採用し、小型化と高画質をバランスよく取り入れた規格です。ここではこのマイクロフォーサーズシリーズをご紹介します。

画像1: OM-D E-M5 Mark Ⅲ

OM-D E-M5 Mark Ⅲ

旅におすすめのマイクロフォーサーズ

◇カメラ・レンズ含めて小型軽量

まず、マイクロフォーサーズで一番のポイントは小型軽量であること。これは旅の相棒に一番欠かせないポイントです。そしてカメラボディだけではなく、レンズも小さくて軽いものが数多く発売されていて、メーカーの枠を超えてボディとレンズを組み合わせて使用できることが魅力です。マイクロフォーサーズ賛同メーカー56社80本以上ののレンズラインナップが揃います。(BtoB企業含む、2021年1月現在)
また、マイクロフォーサーズは、2020年には、レンズ交換式デジタルカメラの国内レンズマウント別シェアNo.1を達成していて、多くの人に支持されています。小さくて軽く、描写が綺麗なレンズが揃い、価格が求めやすいものも多く、次のレンズへステップアップも気軽にできます。マイクロフォーサーズの軽さなら旅行の荷物に交換レンズを1本プラスする気持ちになります。

画像: マイクロフォーサーズレンズ

マイクロフォーサーズレンズ

◇小型でも高画質

センサーが小さいから画質やボケ量に影響するのでは?と思われますが、ボケは焦点距離の選び方、撮影距離でしっかりと美しいボケが得られます。ピントが合った箇所の描写力も非常にシャープです。

画像: OM-D E-M1 Mark Ⅱ M.ZUIKODIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

OM-D E-M1 Mark Ⅱ
M.ZUIKODIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

また、風景撮影では、手前から奥までしっかりピントを合わせたいことも多く、F値を絞って撮影することになりますが、同じ画角で比べた場合、フルサイズに比べると約2段分深度が深くなりますので、F値を開けて(小さくして)撮影することができます。感度を上げずに高画質で撮影できるのもメリットです。

画像: OM-D E-M1 Mark Ⅲ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

OM-D E-M1 Mark Ⅲ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

◇強力な手振れ補正

旅先では夜にレストランで料理を撮影したり、夜景を撮影する時に手ぶれしてしまうことがありますが、OMデジタルソリューションズのOM-D E-M5MarkIIIではボディ内5軸手ぶれ補正で最大5.5段分の手ぶれ補正効果があり、さらに手ぶれ補正機構があるレンズを装着した場合(※)には、ボディとレンズでシンクロで手ぶれ補正し、6.5段分補正効果が得られます。失敗写真が大幅に減るので安心です。
(※)OMデジタルソリューションズレンズに限ります。

画像: OM-D E-M1 Mark Ⅱ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

OM-D E-M1 Mark Ⅱ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

また、三脚なしでのスローシャッター撮影も気軽にできるようになり、山や渓谷で撮影する際にも三脚いらずで荷物も軽量化できるので、荷物を気にせず撮影に集中することができます。

おすすめカメラピックアップ

小型軽量とレンズの豊富さが魅力のマイクロフォーサーズ。実際にボディはどんなものを選べばいいか、ピックアップします

◇パナソニック <LUMIX DC-G100>

パナソニックは、動画に特に力を入れています。現在はYouTubeやVlogなど、一般的に広く動画が普及し、写真だけではなく動画を撮る楽しみも身近になりました。その為、動画機能も重要なポイントになります。もちろん写真の画質も高精細で、LEICA DG標準ズームレンズや、SUMMILUXシリーズなど美しい描写力のレンズも揃います。小型軽量で旅の写真に加えて気軽に動画も残してみたいなら、LUMIX DC-G100がおすすめです。ミニ三脚にもなるグリップも同梱されているので、一人旅にも最適なカメラです。

◇OMデジタルソリューションズ <OM-D E-M5 Mark III>

OMデジタルソリューションズは、オリンパスの映像事業を引き継いだ会社です。フィルムカメラからカメラ作りをしているので安心であること、そしてカメラ選びに欠かせないデザインにこだわりがあります。OM-D E-M5 Mark III は、オリンパスのフィルムカメラ、「OM-1」をイメージしたファインダー部分「デルタカット」のレトロさなど、ファッションと合わせて持ち歩きたいデザインになっています

画像2: OM-D E-M5 Mark Ⅲ

OM-D E-M5 Mark Ⅲ

次に、OM-Dの強みである防塵防滴性能と手ぶれ補正です。例えば山登りでは突然の天候変化がつきものですが、雨や風などの土埃にも強く、低温性にも優れているので、旅の相棒として信頼ができます。下記の写真のように滝の目の前で撮影する際にはカメラに水しぶきが飛んできますが、問題なく撮影できます。さらに、シャッター速度は1/4ですが、三脚が立てにくい状況であったため手持ちで撮影しています。手ぶれ補正が強力なためブレの心配もなく水の流れを表現できています。OMデジタルソリューションズは全てのカメラシリーズがボディ内手ぶれ補正機構なので、レンズの制限なく手ぶれ補正が効く所も魅力です。

画像: OM-D E-M5 Mark Ⅱ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

OM-D E-M5 Mark Ⅱ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

◇キットレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4 PROがおすすめ

OM-D E-M5 Mark IIIのキットレンズ、12-45mm F4 PROは小型ながら非常に描写力が高く、最短撮影距離が短いのが強みのレンズです。旅には手放せない1本になります。最短撮影距離が広角側で12cm。望遠側で23cm寄って撮れるので、マクロレンズのような感覚で撮影できます。

画像1: OM-D E-M5 Mark Ⅲ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm 4 PRO

OM-D E-M5 Mark Ⅲ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm 4 PRO

OM-D E-M5 Mark IIIとの組み合わせでは約668gと小型軽量で、被写体に圧迫感を与えないため動物もリラックスした表情を見せてくれます。

画像2: OM-D E-M5 Mark Ⅲ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm 4 PRO

OM-D E-M5 Mark Ⅲ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm 4 PRO

レンズにくっつきそうな距離で甘えてくる猫を撮影。モニターは角度が自由に動かしやすいバリアングルのため、地面に寝転ぶ被写体も目線を揃えて撮影することができます。猫の瞳に風景が映り込み、描写力の高さが確認できます。

旅におすすめの交換レンズ・・・単焦点レンズ

先述したように、マイクロフォーサーズは交換レンズが豊富。となると、まずはどのレンズから始めればいいかな?と悩みます。おすすめは、OMデジタルソリューションズの、単焦点レンズ大口径F1.8シリーズです。単焦点レンズはズームレンズと違って写る範囲を変化させるズームリングがないですが、小型でボケ味が綺麗なレンズが多くあります。
中でも初めの1本におすすめなのがM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8。25mmの画角は35mm判換算で50mmの標準レンズで、人の視野と同じくらいの画角になるので単焦点レンズが初めてでも使いやすいです。女性の手のひらにおさまる小さなレンズは取り回しがしやすく、さらにF1.8の明るさで暗いシーンも手ぶれせず安心です。

画像: M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

最短撮影距離は25cmと、12-45mm F4 PROと同じく寄れるレンズが多いので、被写体を手に持ったまま撮れて旅の料理写真も撮影がしやすいです。

画像: OLYMPUS PEN-F M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

OLYMPUS PEN-F
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

お子さんやお孫さんと一緒の旅では、例えばお子さんがどんどん寄ってきても瞳にピントが合います。F1.8の明るさがあれば動く子供も手ぶれなく安心して撮影できるのが嬉しい点ですし、まろやかなボケも魅力です。

画像: OM-D E-M5 Mark Ⅱ M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

OM-D E-M5 Mark Ⅱ
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

さまざまなシーンでの撮影がしやすいことに加えて、F1.8の背景ボケが気軽に楽しめるため、旅には欠かせない1本になります。

画像: OM-D E-M5 Mark Ⅲ M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

OM-D E-M5 Mark Ⅲ
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

この他にもマイクロフォーサーズには先述したパナソニックのSUMMILUXシリーズ、COSINAのVoigtländer、SIGMA、KOWA等、マイクロフォーサーズレンズのラインナップは豊富です。また、マウントアダプターをつければフィルムカメラのオールドレンズやシネレンズなどをさらに楽しむこともできます。カメラを気軽にカスタマイズしながら楽しめるのもマイクロフォーサーズのメリットです。

印象的に残す

◇アートフィルターで一味違うスナップを

旅の記録写真を表現豊かな写真にステップアップしたい。そんな気持ちに気軽に答えてくれるのがOM-D E-M5Mark IIIアートフィルターです。

初めての方はまずモードダイヤルをARTにすれば、16種類の多種多様な表現に出会えます。フィルター効果は馴染みがない・・・と思う方もいるかもしれませんが、オリンパスはフィルターのクオリティーが非常に高いです。後から編集しようと思ってもなかなか出来ない表現がそろっています。さらに、被写体の目の前で似合うフィルターをファインダーで確認しながら撮れるので、いつもは気づかない被写体もドラマティックに見えて、旅のお散歩も非常に楽しくなります。目線を変えてみることで身近なものも魅力的であることに気づかせてくれる、それがアートフィルターです。

画像: ファンタジックフォーカス

ファンタジックフォーカス

画像: ラフモノクローム

ラフモノクローム

◇星空も身近に・・・ライブコンポジット機能

ライブコンポジット機能を使えば、星景の軌跡も簡単に撮れるようになります。明るい部分だけを合成してくれるライブコンポジット機能なら、撮影時の構図や露出を画面上でライブで確認できます。

画像: OM-D E-M5 Mark Ⅱ M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO

OM-D E-M5 Mark Ⅱ
M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO

シャッターを押してモニター画面が変化していく様子を見ているだけで幻想的な世界を表現でき、長時間撮影を身近なものにしてくれます。この機能は星空がたくさん見える場所限定の機能ではなく、日常的にも使える機能です。
例えばご自宅がマンションの場合はベランダから車などの光跡を撮ることも可能ですし、都会であっても星の軌跡を撮る事ができます。

画像: OM-D E-M5 Mark Ⅲ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

OM-D E-M5 Mark Ⅲ
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

星の撮影はピント合わせが難しそうに思われますが、OMデジタルソリューションズのカメラシリーズはモニターのタッチ機能でピントを拡大しながら確認できます。

画像: ◇星空も身近に・・・ライブコンポジット機能

暗い所ではボタン操作が大変でも、モニタータッチなら初心者もスムーズにピント合わせ作業を覚えられます。カメラの機能を活かせば、夜景や星空が身近になり、旅先で寝る前に撮りに行こうかな?という気分にさせてくれます。

おわりに

旅のおすすめのミラーレス一眼、マイクロフォーサーズの魅力をご紹介してきました。近所のお散歩でも、ちょっとした小旅行でも、小型軽量は欠かせないポイントになります。カメラを持ち歩く回数が増えれば、写真の撮り方が変わります。ぜひカメラと一緒に出かけてみてください。

画像: OM-D E-M5 Mark III M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4 PRO

OM-D E-M5 Mark III
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4 PRO

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