標高が変わると登山では何が変わるの? 登山初心者のために、登山と標高の関係について詳しく解説いたします。この記事を読むと、標高●mがどのような環境になるかが想像でき、山選びの参考になります。

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標高差について

標高差のあるルートは登山が厳しくなります

登山の大変さにつながる標高差

標高差の大きさは登山の大変さにつながります。実際に山の標高自体より、登山口と山頂の標高差の大きさの方が登山レベルを大きく左右する要因となることが多いです。

例えば、奥多摩にある川苔山は標高1,363mですが、登山口の標高が300mしかないので、標高差は1,000m以上で、6時間前後の歩行時間が必要です。

逆に、北アルプスの乗鞍岳は標高3,026mですが、登山口の標高が2,700mあるので標高差は約300mで、歩行時間も3時間弱で済みます。

1時間で登れる標高差の目安

・登り=標高差300m前後
・下り=標高差400m前後

一般的には初心者の無理のないペースで、上記が1時間で登り下りできる標高差と言われています。初めのうちはこの数値で歩行時間を逆算し、どれくらいの標高差の山を登るかを判断しましょう。

初心者は標高差600m以内に抑えよう

このペースで600mの標高差を登って下ると、休憩なしでも3時間半くらいの時間がかかります。初心者のうちは、1日の歩行時間は長くても4時間以内に留めたいところですので、標高差が600mくらいまでのコースを選ぶのが良いでしょう。

少し体力に自信がついてきたら標高差1,000m前後の登山にチャレンジ、そこでも問題なければ標高差1,500m以上、とステップアップしていきましょう。

登山地図やガイドブックには、だいたいルートに所要時間(=コースタイム)が書いてあるので参考にしてみて下さい。

気温と標高の関係

平地と標高2000m以上の日本アルプスでは環境ががらりと変わります

標高が高い=気温が低い

標高の高さは山の環境を大きく決定づけます。中でも気温は標高の高さに直接影響されるものです。

一般的に、標高が100m上がると、気温が0.6℃下がると言われます。
つまり、標高0m近い平地の気温が30℃の場合、標高3,776mの富士山山頂は、単純計算で気温が8℃近くまで下がります。これだけでも標高による環境の変化が想像いただけると思います。

また、風速1mの風が吹いていると体感気温はそこからさらに1℃下がります。後ほど触れますが、森林限界よりも高い場所は風を防ぐ森林がなくなりますので、体感温度が一気に下がることもあります。

必要な装備・防寒着は標高の高さに大きく左右されますので、標高の高い山に行く際は十分注意しましょう。

標高によって登山に適した時期が違う

代表的な低山である高尾山

標高1,000m前後のいわゆる「低山」と、標高2,000mを超える「高山」では、登山に適した時期が違います。

低山の場合、雪さえ積もっていなければ真冬でも楽しめますし、逆に真夏に登ると暑かったり虫が多かったり、かえって登山に不向きな場合もあります。

高山の場合、平地ではいわゆる春や初夏と呼ばれる5~6月でも雪がたくさん残っていたり、紅葉時期の9月~10月以降は、また雪に閉ざされてしまうので、初心者が雪山登山の装備なしに登れる時期はかなり限られてきます。

季節に合わせ、夏は標高の高いところへ、冬は標高の低いところを選んでいただければ、快適な登山・ハイキングが楽しめると思いますよ。

森林限界と標高の関係

右奥の山を見ると、一定の標高以上から緑(森林)がなくなっていることが分かります

森林限界とは?

森や林を構成している“人間の背丈よりも高い木”は、冬の気象の厳しさ等により「ある一定以上の標高」より上では生えてきません。その標高を森林限界と呼んでいます。

森林限界の標高は緯度によって異なります。概ね、北海道の山だと1,000m前後、日本アルプスなどの中部山岳地域だと2,500m前後が目安です。

森林限界より高いとリスクが増える

森林限界の上と下では、環境ががらりと変わります。なぜなら森林は登山者を様々なものから守る役割を果たしてくれるからです。

森林限界より上では、「雨」、「風」、「日光」などを直接受けることとなり、場合によっては「落雷」に遭う可能性も高まります。また、植物は低木・草(いわゆる高山植物)が生えていますが、足元は岩がゴロゴロしているいわゆるガレ場になっている場合が多く、「落石」や「転倒」のリスクも高まります。

しかし、景色は素晴らしい!

燕岳の山頂からの絶景

森林限界より上では視界を遮るものがありません。晴れれば、登山の醍醐味である、見渡す限りの絶景が楽しめますよ!

森林限界より上に行く登山では、あらゆるリスクに対応できるようにしっかりとした装備・服装を準備し、格別の景色を楽しんでくださいね♪

高山病と標高の関係

標高3,000mを超えると高山病になる人が出てくることが多いです

高山病とは

標高を上げるにつれ気圧が下がりますが、この気圧の変化に体が追いつかず起きる症状を言います。主な 症状としては、下記が挙げられます。

・心拍数が上がる
・呼吸数が増える
・頭が痛くなる
・立ちくらやめまいがする
・嘔吐する

軽い頭痛程度であれば問題ないこともありますが、立てなくなる、嘔吐が続いてしまう等の重度の症状になると登山は中止せざるを得ません。

高山病になる標高は?

大きく個人差がありますが、一般的には標高2,500mより上から注意が必要で、3,000mを超えると症状が出始める人がでてくるといわれます。

高山病になってしまったら?

下山して標高を下げることが最重要です。一定の地点まで標高を下げると、自然と症状が軽くなります。逆に標高を下げて一時的に良くなったからといって、再度山頂へアタックするようなことはしないようにしましょう。

高山病の予防策

・一気に標高を上げず、徐々に標高を上げていく予定を組む
・とにかくゆっくりゆっくり行動する
・アルコールや睡眠導入剤等の接種を控える
・水をこまめにたくさん飲む
・深呼吸をしっかりと行う(息を吸うだけではなく、強く吐き出すことを心がけてください)

特に気を付けてほしい日本国内の山

富士山は特に高山病に注意していただきたい山です

なんといっても富士山です!ここまで高山病にかかりやすい山は日本国内では富士山以外考えられないでしょう。理由は下記が挙げられます。

・標高が3,776mと日本一標高が高い(第二位北岳の3.193mより約600mも高い)
・登山に慣れない初心者が挑戦しがち
・弾丸登山や急なペースで登るなど、無理をしてしまう人が多い

とはいえ、心配しすぎも良くありません。標高の高い山では無理のない行程でゆっくりと登り、調子が悪くなった場合は引き返す勇気を持って挑戦してみてくださいね。

こちらのページもご覧ください!

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