モロッコのおススメの観光地はどこなんだろう

モロッコはいつがベストシーズンなんだろう

この記事ではそんな疑問を持つ方に向けて書いています。

本日は私の大好きな国であり、皆さんに是非一度は行っていただきたい国モロッコをご紹介します。

モロッコはアフリカ大陸の北西端に位置し、ジブラルタル海峡挟んでたった14Kmでヨーロッパ大陸スペインという距離にあります。

アフリカ大陸の中でヨーロッパに一番近く、歴史的にヨーロッパ各国との関わりがあった為ヨーロッパ、アラブ、アフリカが融合された魅惑的な国です。

クラブツーリズムのツアーではひとり旅でご参加される方も多く、写真映えも相まって女性のひとり参加の方も急上昇中です。

ぜひひとり旅で参加を検討してみませんか。

モロッコと聞いて何をイメージされますか?

映画カサブランカ、砂漠、最近では青い町シャウエンでしょうか?

モロッコは皆様の想定外の感動が沢山あります。

雄大なアトラス山脈、砂漠のオアシス、ローマの遺跡、日干レンガの家並、大西洋、地中海の海岸線などなどその魅力をご案内します。

モロッコ基本情報

  • ベストシーズンは11月~3月
  • 2月はアーモンドの花が咲いてかわいい
  • 言語はアラビア語
  • 通貨はディルハム
  • 日本との時差は8~9時間
  • サハラ砂漠は朝晩の寒暖差が激しい。いつ行っても防寒対策が必須

【1位】青い町 シャウエン 正式名はシェフシャウエン

モロッコ北部リーフ山脈の麓の町、シャウエン。

レコンキスタでスペインから逃れてきたイスラム教徒とユダヤ教徒がシャウエン独自の文化を生み出していきました。

この町の楽しみは何といっても青い町の散策。

どこもインスタ映えする路地が続きます。

坂道や階段が多いので歩きやすい靴で散策してください。

人気の路地は写真撮影も順番待ちです。

歩き疲れたら広場に面したカフェで一休み。

モロッコは100%生ジュースが安くて美味しいです。

オレンジを代表格にザクロ、スイカ、アボカド、バナナ、パイナップルなどお好きな方は色々お楽しみください。

出来たら旧市街で宿泊し静かなあさイチの散策もおすすめです。

町の標高は660mで冬はとても冷えますので暖かい服装の準備はお忘れなく!

【2位】迷路の町 フェズ

シャウエンの南、バスに揺られリーフ山脈を越え約4時間でモロッコ最古の町フェズ。

フェズはモロッコの思想、宗教、学問、芸術や文化の中心地、様々な職人さんが活躍されている町でもあります。

町は3つに分かれていて1番古いエリアは8世紀、次に11世紀以降の町、更に20世紀フランス保護領時代に作られた町。

8世紀、11世紀以降の町は1000年以上の月日が流れた現代でも人々の生活の場所として生き続けています。

この旧市街が1981年世界遺産に登録されています。

そして世界最大の迷路の町、路地の数は約9500本もあるそうです。

迷子にならないように散策をお楽しみください。

フェズは革製品が有名で、街中では革を染める職人たちの姿や干されたなめし皮を見ることもできるかもしれません。

【3位】オリーブとワインの里 メクネス

ラバトとフェズの中間に位置するメクネス。

モロッコの中でも気候が温暖でオリーブ、ブドウ、小麦、果樹園など広大な農業地帯が広がります。

砂漠をイメージされて来られる方には緑がとても豊かで驚かれます。

この町の最盛期は17世紀ムーレイ・イスマイルという王様の時代、モロッコの首都として栄えその時代の代表建造物がマンスール門、アフリカ一美しい門と言われています。

王様はフランスのルイ14世を意識し対抗するかの様に沢山の奴隷を使用して城壁、宮殿、穀物庫、貯水槽、モスク、ハマム、隊商宿等作らせ経済効果や市民の生活レベルの向上と国の繁栄に貢献されました。

しかし王様の死後首都はメクネスからフェズに変わりメクネスが首都として栄えたのはわずか55年でしたが、当時造られた街並みが1996年世界遺産に登録されました。

【4位】行政都市 ラバト

カサブランカから北に約100Km、モロッコの首都であるラバトは緑豊かな落ち着いた町です。

2012年にラバトの旧市街と新市街の両方が世界遺産に登録されました。

町の北に位置する旧市街はイスラム建築とアラブの活気ある生活スタイル、南に位置する新市街はフランスの植民地時代に築かれた為ヨーロッパの雰囲気が感じられる街並みです。

この町に到着したら誰もが見学に出かける所がハッサンの塔。

ハッサンの塔

12世紀当時の王様がスペインのメスキータより大きなモスクとミナレットの建設を着工しますが、その4年後王の死により工事が中断したため未完のハッサンの塔と言われています。

高さがまちまちの柱はモスクの柱でしたがリスボン大震災で倒壊し残ったものです。

そのすぐ向かいに20世紀に建設されたモハメッド5世の霊廟があります。

入口が開いていれば誰でも見学できます。

イスラム建築は外観より内装が素晴らしです。

天井、壁、床などスペインのアルハンブラ宮殿の様です。

ここも、アルハンブラ宮殿も年代は異なりますがモロッコの職人さんが丹精込めて制作してますから似てて当然ですね。

現国王モハメッド6世のおじい様にあたるモハメッド5世と、モハメッド6世のお父様ハッサン2世と弟が眠る霊廟です。

【5位】白い町 ティトゥアン

首都ラバトから北東に約300Km,リーフ山脈の麓に位置する小さな町。

旧市街は1997年世界遺産に登録されてます。

ティトゥアンは1492年のレコンキスタでスペインから逃れてきたイスラム教徒によって町が築かれ20世紀前半にはスペイン領になった事もあります。

ですからスペイン南アンダルシア地方に似た白い街並み、街中ではスペイン語の看板やスペイン語が聞こえたり、スペインとモロッコ文化の調和がお楽しいただけます。

町中心はハッサン2世広場、そのすぐ北にはスペインとイスラム様式が融合した王宮が整然と建っています。

広場の西が新市街、東は旧市街でそれぞれ違う町の雰囲気が味わえます。

他の町と比べ観光客が少ないのでゆっくりローカルな雰囲気が楽しめます。

【番外】空の玄関口 カサブランカ

モロッコ第一の都市、経済の中心地カサブランカ。

商業都市なので高層建築のオフィスやホテルが多く観光の見所は少ないですが、モロッコ最大のモスク ハッサン2世モスクは予約制有料ですが内部見学出来ます。

内部見学をする時間が無い場合は外観見学だけでも必見です。

町の中心に位置する国連広場から2012年に開設されたトラムに乗って大西洋のビーチに行く事も可能です。

この町は映画カサブランカの舞台になってますが撮影はアメリカで行われました。

しかし映画に出てくるリックスバーをイメージして作られた”リックスカフェ”で映画の雰囲気は楽しめます。

2018年11月にはカサブランカからタンジェまで新幹線.TGVも開通し片道約2時間で行き来可能となりました。

モロッコの気候と服装まとめ

春・秋(4~5月と9月下旬~11月)

気温は場所にもよりますが、20~25℃程度。過ごしやすい季節となりますが、マラケシュのファンタジアショー(騎馬隊ショー)や朝日観賞の際は冷え込む場合がございます。

例)長袖シャツ+パーカーやウインドブレーカー、フリース(天気により冷え込みます)

夏(6月~9月中旬)

気温は25~35℃程度。気温は上がりますが、日本と異なり湿度が低いためカラッとしています。

暑さと日差しで体調を崩されないように、風通しのよい服装でご参加ください。

例)半袖+羽織るための長袖シャツやカーディガン

冬(12月~3月頭)

気温7~20℃程度。日本の冬と同程度に冷え込みます。

アトラス山脈では積雪もございます。

十分に防寒対策をお願いします。

例)長袖シャツ+フリースやセーター、ウインドブレーカーや厚めのダウン

サハラ砂漠での服装

季節を問わず砂漠での朝日観賞の日がツアー中で1番気温が下がります。

冬場はダウンやマフラー、手袋、カイロなどの防寒具が必須です。

夏場は薄手の長袖Tシャツや羽織るものをご用意ください。

履物については、砂漠の砂は粒子が非常に細かいため靴の中に必ず砂が入り込みます。

捨てても良い靴や、砂を洗い流せるサンダルがあると便利でしょう。

サンダルについては、砂に足をとられやすいためバンドつきのものや踵を固定できるものをお持ちください。

裸足での観光は怪我をする恐れがあるためご遠慮いただいております。

まとめ

いかがでしたか。

イスラム文化にヨーロッパが入り混じり、どこをとってもフォトジェニックな景色が広がっています。

異国情緒溢れるモロッコでの貴重な体験、是非皆様にも味わっていただきたいと思います。

モロッコでしか味わうことができない体験はぜひクラブツーリズムの旅で。

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