アラスカ(アメリカ)のコロナウィルスの現状はどうなっているのでしょうか?現地の写真も交えながらご紹介させていただきます。
アメリカの入国制限
まず、アラスカの属する米国の入国制限についての情報です。
12月19日現在、米国疾病予防管理センター(CDC)は日本の感染症危険情報度合いをレベル3(渡航中止勧告)としています。そのため、日本から米国へ渡航する方は入国から14日間にわたり、ホテル等の宿泊施設や自宅等にて待機を命じられます。待機期間中は健康状態を観察し、周囲の者と距離を置くことを求められます。
アメリカに入国することはできても、そこから14日間隔離される状況が今でも続いている・・・
また、ヨーロッパ各国や中国などに14日間以内に渡航歴がある方は米国に入国することは禁止されています。
アラスカのコロナウィルス感染者数
アラスカのコロナウィルス累計感染者数
アメリカの1つの州ではありますが、日本の約4倍もの広大な面積を誇るアラスカ。
累計の感染者数を見てみましょう。
アラスカ州における感染者数(日本時間2020年12月19日午前現在):41,905名(死者数 182名)
新たな感染者数推移
アラスカ州は米国内ではかなり感染者数が少なかったのですが、最近では感染拡大傾向にあります。
アラスカには「ソーシャルディスタンス」が元々根付いている!?
野生動物が多く生息しているアラスカ。そのおかげ(?)もあり、アラスカ州の人々は普段から動物とのソーシャルディスタンス確保の意識があり、ソーシャルディスタンスに慣れているとも言われています。
ここではちょっと面白い、動物とのソーシャルディスタンスの標識をご紹介します。
クマと人間のソーシャルディスタンス
クマと人間の間は300ヤード(275メートル)
ムースと人間のソーシャルディスタンス
ムースと人間の間は25ヤード(23メートル)
観光バス2台分です!
狼と人間のソーシャルディスタンス
狼と人間の間も25ヤード(23メートル)
観光地で僕たちを見かけてもしっかりソーシャルディスタンスを守ってね!
アラスカ州 人と人とのソーシャルディスタンス認識表
そんなアラスカ、人と人とのソーシャルディスタンスを認識するのに、面白い表があるのでご紹介いたします。
上から順に、
・紅サケ3匹分
・除雪機一掻き分
・アラスカ住民の大好きな「エキストラタフ」という長靴7足分(26センチ)
非常に遊び心満載の、ソーシャルディスタンス表ですね!
アンカレジ空港のコロナテスト
アラスカでは、空港到着前72時間以内のコロナ検査の陰性証明を提示できる旅行者には、2週間の隔離期間を免除する措置を取っています。
アラスカ州のホームページからフォームをダウンロードし、アラスカ到着72時間前までにコロナテストを受け、陰性かつその証明書を持っている場合には、14日間の自主隔離の必要がなくなり、アラスカ滞在を愉しむことができるのです。
ここからは、コロナテストが導入されたアンカレジ空港の様子を紹介するよ。
まず空港ビルに入ると目に付くのはこちら。
マスク着用を促すポスターですね。
アラスカ州では、手作り布マスクを含め、だいぶマスク着用の習慣が広がってきているようです。
空港の出発ターミナルでは、チェックインカウンターなどで荷札に名前を書くためのボールペンが、「CLEAN PEN(使用前)」「DIRTY PEN(使用後)」と分けられています。チェックインのキオスクも、一人手続きが終わるごとにしっかりと消毒していました。
ソーシャルディスタンスのサインもしっかり床に貼ってあります。
一方、空港の到着ターミナルでは、ゲートに到着後、手荷物受取所方向に歩いていくと一番初めに見えるのはこちらの看板です。
「コロナテスト こちらです」
アラスカ到着前にコロナテストを受けてこなかった、または陰性の証明書を忘れてしまった方たちは、アラスカ内の主要空港で到着時にコロナテストを受けることができます。($20)
ただし、当日の検査キット数に限りがあるため、到着前に予約の必要があります。
こちらが、コロナテストのキットです。
中に入っているのは、テストの説明書や綿棒、綿棒を入れるコンテナなど。
順番が来るとブースに呼ばれます。
自分で鼻の中に綿棒を入れて、クリクリした後、専用のコンテナに入れます。
これでテストは終わりです。結果が出るまで(約72時間)の間は、ホテル滞在等外出を自粛となります。(ただ、散歩はOKとのこと)
このスクリーニングテストは、ハワイ州でも「アラスカモデル」として採用され、ハワイでも8/1から同様に旅行者の受け入れを開始するんだ!
まとめ
以上、アラスカの現地情報をお伝えさせていただきました。
アラスカの現状は
こうだ!
・アラスカはアメリカ本土と比較しても感染者数が少なかったが、現在はかなり感染者数が増加している
・元々動物とソーシャルディスタンスを取っており、距離を取ることに慣れている(?)
・検査を受け陰性であれば旅行者もアラスカ滞在ができる
以上、現地皆さんの生活の様子などをお届けしました。
最新情報を随時更新していきますので、ぜひまた見に来てください★
12月19日現在、日本国外から帰国または入国した方は、厚生労働省からの通達により、最大14日間の自主隔離を求められています。
また、外務省の定める海外安全情報の危険度は、全ての国を対象としてレベル2以上に引き上げられております。クラブツーリズムでは、同危険度がレベル1に引き下げられた国(地域)において、ツアーを催行いたします。
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