高知県安芸郡北川村。
ユズの生産地として知られる山里の村では、フランス・パリ郊外に位置するジヴェルニーとの国際交流をきっかけに、同地区内にある「モネの庭」を再現する計画を立ち上げた。
ジヴェルニーは、印象派の巨匠クロード・モネが晩年を過ごし、一連の「睡蓮」など多くの名作が描かれた自然豊かな地。
本家の厳しい造園指導を乗り越え、公式に「モネの庭」の名称使用が許された庭園は、北川村「モネの庭」マルモッタンとして2000年に開園。
モネがこよなく愛した睡蓮や藤をはじめ、四季折々の草花はまるで「生きた美術館」のよう。
モネの創造の源泉とも言われる庭園を、モネが描いた風景に思いを馳せながら、のんびりと散策してみよう。