昨年2018年、北村麻子さんの作品が、市長賞・優秀制作者賞を受賞
『入雲龍 公孫勝』クラブツーリズム協賛「あおもり市民ねぶた号」
2018年青森市民ねぶた 画像提供：アローズ
【クラブツーリズム】ねぶた師北村麻子さんインタビュー2018年08月06日
youtu.be昨年はクラブツーリズムが協賛している「あおもり市民ねぶた号」が「市長賞」「優秀制作者賞」を受賞いたしました。制作者は、ねぶた師史上初の女性ねぶた師、北村麻子さんです。美しく力強い作品から、パワーをいただけます。細部まで丁寧に描かれたねぶたはまさに芸術品です。
ねぶた師 北村麻子さん
今年2019年の作品をご紹介！
クラブツーリズム協賛あおもり市民ねぶた 2019年度作品 ねぶた絵図
題目：神武東征（じんむとうせい）
日本の初代天皇である神武天皇（カムヤマトイワレヒノミコト）は日本を統治する為、東を目指し日向（ひむか）の国（宮崎県）を発ちました。幾多の戦いと苦難を乗り越えながら神武天皇の軍は東征を目指しました。
そして、ついに大和を治める豪族の宿敵長髄彦（ナガスネヒコ）との戦いが始まりました。長髄彦の軍は要害の地にたてこもり、なかなか打ち破る事ができませんでした。
要害の地にたてこもった長髄彦の軍に対し、神武天皇は弓を持って小高い丘の上から全軍を指揮していました。その時、辺りが急に真っ暗になり黒霧の中から燦然と輝く金色の1羽の大きなトビがあらわれました。光がさしたかと思うと、トビは神武天皇が持つ弓の上端に飛来して止まり、その体からせりかがやく金色のまばゆい稲光を発して敵軍の目をくらまして戦意を削いで勝利をもたらしたといわれます。神武天皇最大のクライマックスの場面をねぶたにしました。
その後、神武天皇は、大和を平定し、奈良県橿原（かしはら）で初代天皇として即位したとされます。
今年は30年余り続いた「平成」が終わり、年号が新しく変わるこの年に、日本に生まれた者として自分の国の成り立ちをねぶたを通して、未来を担う多くの子供たちに知ってほしいという熱い思いで制作しました。
制作者 北村麻子
神武東征の絵図がねぶたという芸術作品にどう変わるのか楽しみでなりません。また2015年の「観光コンベンション協会会長賞｣、2016年「商工会議所会頭賞」、2017年「ねぶた大賞」と、4年連続受賞となりました。 今年も5年連続受賞が期待されます。
昨年のお客様の様子はこちら
ねぶたを持ち上げる様子
扇子持ちの指揮のもと、この大きなねぶたを何人もの人たちで動かしていきます。
ねぶたの後には、笛などを持ったお囃子たち、「ラッセラー」の掛け声とともに跳ねる威勢の良いハネトたちが続きます。青森ねぶた祭りは、ハネトとして参加することができるお祭りなのです。
ツアーに参加されたお客様から、ハネトに参加する意気込みをいただきました！皆様ハネト衣装がよくお似合いです。
ハネト衣装に着替えたお客様
ばっちりキマっています！
【クラブツーリズム】青森ねぶた2018の様子2018年08月03日
www.youtube.com
クラブツーリズムもねぶたに参加！
今年の夏も青森ねぶた祭りは盛大に開催されます。ラッセーラーの掛け声とともに心を踊らせじゃわめいで(じゃわめぐ：津軽弁で血が騒ぐの意)、青森ねぶた祭りならではの高揚感をお楽しみください。
クラブツーリズムでは様々な祭りや花火のツアーをご案内
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