「旅の友」編集部です。約1200年前に弘法大師が八十八カ所の寺院などを選んで開創されたと伝えられている四国八十八ヶ所霊場。選ばれた八十八の寺院を巡礼することをお遍路といい、すべてめぐるとご利益があるとされています。今回ご紹介するのは、歩くと約2カ月かかるお遍路の道のりを、3回にわけてバスでめぐるツアーの第2回です。ツアーには「先達(せんだつ)」と呼ばれるお遍路のエキスパートが同行します。ツアーに参加された17名は先達さんと共に、計34ヶ寺を5日間で巡礼しました。

今回、「旅の友」編集部が取材した四国八十八ヶ所の旅は下記の「こころの旅」特集ページでご紹介しております。お参りの旅のプロが企画から添乗までご案内いたします。

お遍路の道すがら出会う、さまざまな一期一会。

ツアー中は主にバスでの移動でしたが、巡礼の道をたどる途中では、春という時季ならではの自然に出会いました。50番札所の繁多寺では境内にある桜を堪能。ツアーに参加された皆さんは、思い思いにカメラを向けていました。
※札所(ふだしょ)・・・お遍路でめぐる八十八の寺院のこと。

画像: 50番札所の繁多寺で満開の桜が出迎えてくれました

50番札所の繁多寺で満開の桜が出迎えてくれました

47番札所の八坂寺から食事場所に向かう途中では、桜と芽吹き始めた新緑を一度に見られる道を通りました。「新緑の若芽と桜のピンクがきれいね~!」と皆さんから感嘆の声が漏れます。お遍路の道中では、こんな素敵な出会いがあるんですね!

画像: 47番札所 八坂寺からの移動中に出会った桜と新緑の山

47番札所 八坂寺からの移動中に出会った桜と新緑の山

翌日は前日の天候とはうって変わって、あいにくの雨。霞がかった山道を歩いて向かったのは60番札所の横峰寺。立ち込める霧の中を進むうちに、まるで雲の中を歩いてるような感覚になります。
天候の良し悪しではなく今ある“この情景”を味わえるのもまた、お遍路ならではの一期一会。

画像: 霧が立ち込める60番札所の横峰寺。「この先に諸仏が待っている」と思うと、まるで天上の世界を歩いているようでした

霧が立ち込める60番札所の横峰寺。「この先に諸仏が待っている」と思うと、まるで天上の世界を歩いているようでした

発見。お遍路に+αの楽しみ。

お遍路では本尊を祀る「本堂」と弘法大師を祀る「大師堂」のそれぞれでお参りします。読経によって鎮められた心で辺りを見回すと、こんな発見がありました。

①お大師様との握手

画像: 修行をしていたころの姿のお大師様。後方の看板を見ると「お大師様も忙しいので願い事は1つまで」とのこと

修行をしていたころの姿のお大師様。後方の看板を見ると「お大師様も忙しいので願い事は1つまで」とのこと

59番札所の国分寺では、修行姿のお大師様(弘法大師)と握手することができました。右手を差し出すお大師様は穏やかな表情で私たちを迎えてくれます。まるでアイドルとの握手会のように、ツアーに参加された皆さんはお大師様に列をなしてにこやかに握手をしていました。

②お遍路初心者の方にはありがたい摩尼車(まにぐるま)

画像: 52番札所 太山寺で見られる摩尼車(まにぐるま)

52番札所 太山寺で見られる摩尼車(まにぐるま)

52番札所の太山寺には摩尼車(まにぐるま)というものがありました。回すだけで読経1回分と同じご利益があるのだとか。読経に慣れていないお遍路初心者の方にはありがたい代物ですね!

参加された皆様の声やツアーの詳細は「旅の友」東日本版7月号(6月10日発行)およびホームページに掲載します。ぜひご覧ください。

「旅の友」東日本版7月号と「旅の友」WEB版は6月10日発行です!

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