【旅あそび／九州発テーマ　あるく・カルチャー】
海抜0mから標高1375mの山頂へ
海から登る一気登山道「鶴見岳」下見に行ってまいりました！

いつも弊社クラブツーリズムをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
クラブツーリズム九州旅行センタースタッフの田中と申します。

今回は2019年の6月15日（土）と6月30日（日）に実施予定だった「富士山に登り隊」というシリーズの第二回「鶴見岳」のツアーがなんと2回とも天候のため中止になったのに伴い、9月8日（日）にツアーを再設定いたしました。
改めて、あるくスタッフ・田中が登山道の安全確認のため下見に行ってまいりましたので、皆様に様子をご紹介致します。

最後には、現在のツアーの催行の状況の一覧を載せておりますので、参考ください。

始まりは海から…
別府「一気登山道」

九州でも有数の温泉地、大分県にございます「別府」。青い海と山々の緑に囲まれたこちら別府は、国内外問わず、多くの観光客が訪れます。

そんな別府にございますSPAビーチ、「スパビーチ」が今回紹介します、「一気登山道」のスタート地点。

一気登山道とは、海抜0mのスパビーチから、標高1,375mの別府の背後にそびえる日本三百名山「鶴見岳」の山頂まで繋ぐ道。
大きな特徴として、

①海抜0m、海から山の頂上を目指す

②信号待ちは一切なし

③標高約50m毎に、山頂手前までA～Zのアルファベットの看板がある

上記３つがあげられます。

海から山頂まで行く道だけでも珍しいと私は思っておりますが、さらに珍しいのが信号待ちがない点。
別府に行かれたことがあるがある方ならご想像いただけると思いますが、別府の街中は意外と交通量が多いことに気づきます。

こちらの一気登山道は、時には歩道橋、時には橋の下をくぐり、一度も信号で待つことがありません。
さらには、たまに車が通る路地を通過するのみで、大きな道路を横切ることは、一度もございません。（歩道橋を除く）
自分のペースで気ままに歩くことができるのが大きな特徴です。

また、スタート地点から標高が50m上がるごとに「A, B, C…」とアルファベットの看板があり、次の地点までの目安距離と時間が記載されており、「次の地点まだかな…」と山で頻繁に思うことをあまり気にせずに歩くことが出来ます。

スパビーチから別府タワーを眺めつつ、海水にタッチしてスタート。（一人）一気登山道、開始です！

最初はいきなり交通量の多い難所・国道10号沿いを歩きます。
歩いてすぐに、国道10号を歩道橋にて越えてゆきます。

少し歩くとガソリンスタンドと「境川」という川が見えてきます。
川を橋で渡ってから川岸に下りて、しばらく川の左岸（上流から見て左）を歩くこととなります。

私が下見を行った日はあいにくの天気で、鶴見岳頂上がガスで覆われて見えない中、ゆっくりと登っていきます。
「C」地点まで川沿いを歩くのですが、途中3回、踏み石を伝って川を渡る箇所があるので、十分注意しましょう。
（簡単に渡ることが出来るのでご安心を！）

ずっと歩いていくと見えてくる「C」看板。標高150m地点を過ぎると、道は川から離れて「南立石公園」という公園の中を通って行くことに。
この地点で、もし体調が優れない場合は、ツアー当日はバスが待機しておりますので、お申し出ください。

市街地を離れて山の中へ……

公園を抜けると、少しずつ細い路地や階段が増えてまいります。
温泉組合に加入している方しか入浴の出来ない「長命泉」を過ぎて少し、道は「天満天神宮」を通過します。
ここで、本日の安全を祈願。すぐに現れる「E」地点を通過して少しすると、道は大分自動車道の上を通ります。
ここからふと振り返ると、別府の海と別府タワーを見ることができ、すでに長い距離を歩いてきたことが分かります。

この先、道はいよいよ登山道へ。「G」、「H」、「I」地点を通過して少し、別府ロープウェーの「高原駅」が見えてきます。（※「F」は見逃しました…）
すぐ現れる「J」地点までが、引き返す最後の地点。南立石公園の「C」地点の後はバスはこちらに回送となっておりますので、もう歩けないという方はこちらでお休みください。

道は「K」地点からさらに本格的な登山道となります。
下見当日はこの地点まで海から歩きつつも誰ともすれ違いませんでしたが、「K」地点の先でやっと１人の登山客とすれ違いました。外国の方で観光ついでに来たとのことですが、いまや温泉だけでなく登山も人気で、「鶴見岳」のみならず、「一気登山道」の英語の看板もあり、ある程度周知されていると教えていただきました。
実際、鶴見岳登山中は日本の方ともすれ違いましたが、ほとんどが外国の方でした（距離が近い韓国や中国よりも、欧米系の方が多くて驚きました）

「M」、「N」地点を通過すると、「御岳権現社」へと至る参道に差し掛かります。
ここでも登山の安全を祈願、すぐに現れる「O」地点からは、斜度も増してまいります。（※「L」も通り過ぎておりました）

「P」地点から「X」地点まではひたすら高度を稼ぎます。

「Y」地点を通過し、続く標高1300mの「Z」地点については、点検のため休業中のロープウェー駅方面にあって行くことが出来ないので、直接山頂を目指します。

遂に到着！感動の山頂へ

歩き始めてから３時間弱。遂に、感動の瞬間が訪れます。一気登山道の終点、鶴見岳の山頂に到着です！
山頂からの景色はコチラ！！

…あいにくのガスでしたので、天気の良い時の写真も掲載します。

別府の海と噴煙を上げる温泉地、目の前に聳える二百名山の由布岳など、素晴らしい景色が一望できます。

景色を堪能いただいた後は元来た道を戻る…というのが通常の登山ツアーとなりますが、今回のツアーでは、下りはロープウェーを使って楽々♪

ロープウェーで山を下った後はバスで別府の温泉地に移動、日帰り入浴をお楽しみいただいた後、帰る流れになります。
（ちなみに、下見当日はロープウェーが休止しておりましたので、約800mの下りをまた再度下りました）

いかがでしたか？少しでも興味をお持ちいただきましたでしょうか。
ツアー当日はゆっくりと時間をかけながら登っていきますので、ご安心ください！

当初の「富士山」に登るトレーニングという意味合いからは外れてしまいましたが、「一気登山道」を歩くだけでも十分価値はございます。
この機会に、是非歩き応えのある、「一気登山道」を歩くツアーにご参加ください！！
（下見日：2019年7月上旬）

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【9/8（日）新規設定】＜登山中級A＞『富士山に登り隊第二回　一気登山道で海から山頂へ　海抜0mから登る鶴見岳　日帰り』【博多・基山PA出発】｜クラブツーリズム

【9/8（日）新規設定】＜登山中級A＞『富士山に登り隊第二回　一気登山道で海から山頂へ　海抜0mから登る鶴見岳　日帰り』【博多・基山PA出発】の紹介をしています。ツアー・旅行のお申込ならクラブツーリズム。

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7月現在のツアーの催行状況一覧

最後に、7月16日（水）現在のツアーの催行状況をお伝え致します。
新しいツアーも多く出ておりますので、こちらを参考に計画いただければ幸いです。
※催行状況の「W」は「現在、キャンセル待ち」という意味になります。

↓↓その他ツアーのお申込は以下のリンクから↓↓

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