ミュンヘンの観光スポット
1908年に完成したミュンヘン新市庁舎前のマリーエン広場は、今でも世界中からミュンヘンを訪れる人たちの人気観光スポットで、定時になるとどこからやってくるのか、あっという間に人で埋め尽くされます。お目当ては仕掛け時計です。
巨大な「グロッケンシュピール」
ドイツ語で仕掛け時計のことを「グロッケンシュピール」(鐘演奏)といい、鐘がメローディーを奏で、それに合わせてからくり人形が動くというのが一般的です。ミュンヘンの仕掛け時計は、新市庁舎の塔に10kgから1300kgまでの43個の鐘が組み込まれていて、総重量が約7トンという巨大なものです。3オクターヴ半の音域を持ち、日本人にも馴染みのある「ローレライ」や「野ばら」など数曲が、毎月入れ替わりで演奏されています。
銅細工の人形が踊る
鐘の演奏もさることながら人々を惹きつけているのは、やはり銅細工で美しく絵付けされた32体の人形です。二段に取り付けられた人形の背丈は1.4mで、重さは75kgです。ミュンヘンの歴史の一齣が演じられ、上段では、1568年にマリーエン広場で、バイエルン公爵ヴィルヘルム5世と公爵令嬢レナーテ・フォン・ロートリンゲンの婚姻を記念して行われた馬上試合の様子が披露されます。夫妻の前に左右から馬にまたがった騎士が姿を見せ、2巡目でバイエルンの騎士が見事に槍を突いて相手を落馬させます。
下段では、1515年~17年、この地方を襲ったペストを恐れて外出しようとしなくなった人たちを励ますために、ペストが去ったことを神に感謝しながら樽職人たちが陽気に踊り回ったというエピソードが紹介されます。
鐘の演奏の後に・・・
ここまでは集まる人の視線は一点に注がれているのですが、樽職人の踊りが終わって人形が静止してしまうと、大半の人が立ち去ってしまいます。この仕掛け時計は、鐘の演奏が終わった後に、公爵夫妻の上に陣取っている黄金の鶏が、3度鳴くまで続くのです。ドイツの鶏の鳴き声は、日本で聞き慣れたそれとは違うので、是非最後まで仕掛け時計を楽しんでください。
海外音楽鑑賞の旅「アンコール」では、ミュンヘンを訪れるツアーでマリーエン広場へもご案内します。
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