アルゲリッチがベートーヴェン・イヤーに贈る・・・
マルタ・アルゲリッチがルツェルン祝祭管弦楽団の演奏会で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を演奏します。アルゲリッチは、1965年のショパン・コンクールに優勝後、世界中の著名オーケストラとの共演を重ね、高い評価と名声を得て、長年ピアニストとしてトップ・スターの座を守り続けています。日本でも多くのファンを持ち、1998年から別府で開催されている「アルゲリッチ音楽祭」での活躍もよく知られています。2005年には多大な功績を評価されて高松宮殿下記念世界文化賞を授与されています。ルツェルン音楽祭のデビューは1969年で、スイス祝祭管弦楽団の演奏会でプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を演奏しました。
指揮台には音楽監督シャイー
今夏も音楽祭オープニング公演の指揮台には音楽監督シャイーが立ちます。シャイーは現在、ミラノ・スカラ座の音楽監督を務めていますが、2016年からルツェルン祝祭管弦楽団の音楽監督も兼務しています。1988年~2004年にコンセルトヘボウ管弦楽団、2005年~2016年にゲヴァントハウス管弦楽団音楽監督を歴任した巨匠指揮者です。ルツェルン祝祭管弦楽団が最も得意とするマーラー作品が取り上げられる他、ベートーヴェン作品で生誕250年も祝います。
ルツェルン音楽祭
ルツェルン音楽祭の歴史は1938年まで遡り、1943年に音楽祭の中心的な役割を担う「スイス祝祭管弦楽団」が設立され、さらに早い時期からウィーン・フィル(1957年)、ベルリン・フィル(1958年)、ニューヨーク・フィル(1968年)、コンセルトヘボウ管弦楽団(1972年)などの名門オーケストラが客演するようになり、国際音楽祭に発展しました。
ルツェルン祝祭管弦楽団
音楽祭創始60年の1998年8月19日には、待望のメイン・ホールとして完成したカルチャーコングレスセンターの大ホールで、アバド指揮のベルリン・フィルがこけら落とし公演を催しましたが、アバドがベルリン・フィルの常任指揮者退任後の2003年に初代音楽監督に迎え、ルツェルン祝祭管弦楽団が設立されました。シャイーはアバドの死後、そのポストを引き継いでいます。
ザルツブルクでは恒例のウィーン・フィル演奏会
巨匠ムーティがザルツブルク音楽祭でデビューを果たしのは1971年で、カラヤンの招きで「ドン・パスクワーレ」を指揮していますが、その時演奏を担当したウィーン・フィルとの関係も始まりました。その後ウィーン・フィルを500回以上指揮し、2011年に名誉楽団員の称号を授与されています。ムーティは2021年のニューイヤーコンサートの指揮者に指名されましたが、現役指揮者としては最多の6度目になります。ザルツブルク音楽祭では長年、最も賑わいを見せる8月15日の聖母の被昇(祝日)の時期に3度、ムーティ指揮のウィーン・フィル演奏会を催すのが恒例になっています。今夏はベートーヴェン生誕250年を祝い、スター歌手を迎えて「第九」が演奏されます。
ツアーでは、2つの夏の音楽祭を訪れ、2人の巨匠が指揮する、2つの名門オーケストラの競演を、魅力的な演奏曲目と出演者でお楽しみいただけます。ツアーへの参加を、是非、ご検討ください。
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