みなさま、こんにちは。
本日は西オーストラリア・パース近辺に咲く「ワイルドフラワー」について、ご紹介いたします。
今回ご紹介するお花だけでも事前に知っておけば、旅行がより充実すること間違いなしです。

ワイルドフラワーとは

突然ですが、みなさまは「ワイルドフラワー」をご存知でしょうか?

ワイルドフラワーとは、世界中の様々な自然環境に自生する野花の総称です。

他の大陸から独立していたオーストラリア大陸には、そこでしか見られないワイルドフラワーがたくさんあります。

特に西オーストラリア州には約12,000種も自生していると言われており、その8割は西オーストラリア州でしか見ることができません。

「ワイルドフラワーの州」とも呼ばれている西オーストラリア州の州都パースのキングスパークでは、毎年9月の1ヵ月間「ワイルドフラワー・フェスティバル」が開催され、世界中のお花好きが集まるほどです。

お花が咲く時期は様々です。

西オーストラリア州には11のワイルドフラワー街道があり、それぞれ見頃が異なります。

花の種類や咲く場所でベストシーズンは異なりますが、西オーストラリア州全体では、7月~12月まで約5ヶ月間の間楽しむことができます。

特に人気の季節は、やはりパース周辺が見頃を迎える8月下旬~10月上旬です。

※見ごろは前後するのでご覧いただけない場合があります

本日は数あるワイルドフラワーの中から、厳選して5つのお花をご紹介いたします。

①エバーラスティング(キク科)

ワイルドフラワーと調べて良く目にするお花「エバーラスティング」

「永遠」という名前の通り自然の色・形が長い間続き、色はホワイト・ピンク・イエローなど多彩です。

ドライフラワーに使用されることもよくあり、カサカサとした質感から別名:ペーパーデイジーとも呼ばれています。

画像: キングスパークに咲くエバーラスティング(弊社添乗員撮影)※自然現象のためご覧いただけない場合があります

キングスパークに咲くエバーラスティング(弊社添乗員撮影)※自然現象のためご覧いただけない場合があります

特に人気なのが、パースから北に約400km続く「エバーラスティング街道」です。

街道の北部にあるムレワ(Mullewa)やコールシーム自然保護区では、辺り一面のエバーラスティングの絨毯が広がります。

画像: 中西部のMullewa付近のピンクエバーラスティングの群生 (西オーストラリア州政府観光局より)※自然現象のためご覧いただけない場合があります

中西部のMullewa付近のピンクエバーラスティングの群生
(西オーストラリア州政府観光局より)※自然現象のためご覧いただけない場合があります

このエリアの見頃は、パースより少し早めの8月中旬ごろ。

パースから日帰りでは難しい距離にあるので、ピナクルズやランセリン砂丘などと一緒に、近くで1泊しながら観光するのがオススメです。

②リース・フラワー(クサトベラ科)

続いてご紹介するのは、ワイルドフラワーの女王と呼ばれる「リース・フラワー」

実は日本で初恋草の名前で知られる「レシュノルティア」が正しい名前ですが、一般的には「リースフラワー」で呼ばれています。

その名の通りリースのように放射線状に茎を伸ばし、美しい花を咲かせます。

画像: リースフラワー(弊社添乗員撮影)※自然現象のためご覧いただけない場合があります

リースフラワー(弊社添乗員撮影)※自然現象のためご覧いただけない場合があります

オーストリアでは20種類を超える品種があると言われています。

しかし、その美しさから乱獲され、今では大変な希少種となり「幻の花」と言われるほどに…

この花を見られるエリアは、エバーラスティング街道です。

見頃もエバーラスティングと同じ8月頃なので、お花好きならぜひこの時期に行くのがオススメです♪

③カンガルーポー(ハエモドルム科)

西オーストラリアの州花「カンガルーポー」

日本ではあまり見かけない独特な形をしていますが、穂のように伸びた筒状の部分が花です。

開花した時の姿がカンガルーの前足に似ていることからこの名がつけられました。

ちなみに「ポー」とは「足」のことです。

画像: レッドアンドグリーン・カンガルーポー(弊社添乗員撮影)※自然現象のためご覧いただけない場合があります

レッドアンドグリーン・カンガルーポー(弊社添乗員撮影)※自然現象のためご覧いただけない場合があります

④バンクシア(ヤマモガシ科)

ブラシのような花が特徴の「バンクシア」

その名はイギリスの植物学者バンクスの名前から由来しています。品種によって葉の形・花の色合いが異なります。

また、一部の品種は、山火事にあうことで果実の部分から実が弾け飛び、発芽を促されることがあります。

乾燥したオーストリアで育つ植物ならではの特徴です。

画像: スカーレット・バンクシア(オーストラリア政府観光局より)※自然現象のためご覧いただけない場合があります

スカーレット・バンクシア(オーストラリア政府観光局より)※自然現象のためご覧いただけない場合があります

⑤サザンクロス(セリ科)

花軸が十字の形になっている「サザンクロス」

南半球でしか見られない星座サザンクロス(南十字星)を思わせます。

ぜひお昼にはこの花を探して、夜には空を眺めてみてください♪

画像: サザンクロス(弊社社員撮影)※自然現象のためご覧いただけない場合があります

サザンクロス(弊社社員撮影)※自然現象のためご覧いただけない場合があります

ちなみに、日本でサザンクロスと呼ばれるのは「クロウエア」という別の花です。

クロウエアがオーストラリア原産なので、サザンクロスという名前で日本に流通するようになったとか。

5種のワイルドフラワーをご紹介して参りましたが、これはワイルドフラワーのほんの一部に過ぎません。

西オーストラリアにはここでしか見ることのできない特別なお花が皆様を待っています。

ぜひ、現地にてお楽しみください。

オーストラリア特集

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