広大な砂漠地帯、知られざる歴史と謎に包まれた遺跡の数々、そして不思議な死海での浮遊体験など、様々な魅力が溢れるヨルダンについてご紹介いたします。
人生に一度は秘境と呼ばれるところへ行ってみたい。
海外旅行も解禁したし、衝撃的な体験を味わってみたい。
死海で浮いてみたいけどいつが良いんだろう?
この記事はそんな希望を持ってかつてない体験をしてみたい方に向けて書いています。
ひとり旅でも人気の観光地ペトラ遺跡など、ぜひ一度はヨルダンに出かけてみよう。
観光地のご紹介①ペトラ遺跡
ペトラ遺跡とは、2000年以上前に定住していたナバテア人が、切り立つ大岩の中に築いた大都市で、1985年に世界遺産に登録です。
2007年には新・世界七不思議に選出されています。
ペトラはかつてメソポタミア、エジプト、ギリシャ、インダスなどの古代文明を結ぶ要衝として繁栄しました。
様々な文化が織りなした美しく荘厳な遺跡がたくさん存在するにもかかわらず、何百年もの間発見されることなく、また現時点でも遺跡全体の約20%も発掘されてないともいわれている非常に謎に包まれた遺跡なのです。
シリアのパルミラ遺跡、レバノンのバールベックと並んで、中東の三大遺跡としても有名です。
※シリアの遺跡はもしかしたら戦争で跡形もなくなっているかもしれません....
何とも言えないピンク色をしているペトラ遺跡は、『薔薇色』と表現され、日光の当たり方によって色が異なり何度見ても飽きることはなく一日中楽しむことができます。
ペトラ遺跡の歩き方/目指すはエルハズネ!
早速、ペトラ遺跡の冒険へ出かけましょう!
朝から夕方まで約6時間ほど徒歩での遺跡観光となります。
道中、ゆるやかな傾斜や急な階段があり舗装されていない道を歩きます。
足元は履きなれたスニーカーでご参加されるお客様がほとんどです。
できれば足首が固定されたハイキングシューズがあるとよいでしょう。
日陰が少ないので、日差し対策と水分補給をしっかり行いましょう。
ここからは具体的に歩いた様子を紹介していきます♪
まず遺跡の入口を入り、『シーク』という巨岩の割れ目の入り口を目指します。
道の左右にはすでに遺跡が・・・!ワクワクしてきます!
※ロバや馬、ラクダなどがいますが、動物は予期せず動きをし、危険ですのでクラブツーリズムのツアーでは動物を利用しての移動はご遠慮いただいております。
途中、有料の馬車は利用いただくことができます。
5分ほど歩くと『シーク』が現れます。
幅は約2m、長さは約1.5kmのこの巨岩の割れ目をひたすら歩いていきます。
道はくねくねと曲がっていますが、基本的には平たんな道なので歩きやすいです。
現地ガイドさんの説明を聞きながら1時間ほど歩くと、待ちに待った景色が徐々に姿を露わにします。
割れ目を抜けると、目の前にはペトラ遺跡のシンボルともいえる宝物殿『エルハズネ』が現れます!
シャッターチャンスのポイントです!
その巨大さは写真に写る人々と比べると一目瞭然!
有名な冒険系ハリウッド映画のロケ地としても知られるこちらの建造物は、宝物殿であるという説が存在していますが、実際のところは分からず、いまだ謎に包まれています。
エジプトのファラオの宝が隠されているとの噂もありましたが、中には何もなかったとのこと。
現在は中に入ることができないので外観のみの見学となります。
ペトラ遺跡の歩き方/名物土産サンドボトル!
エルハズネの先に進むとサンドボトル屋さんがあります。
ペトラ遺跡の名物土産サンドボトルは、ボトルに砂を流し込み、針や棒で整えて絵柄を作っていきます。
色とりどりの砂を使用していますが特別な着色をしていない、100%ペトラの砂を使っていて他で売られているものよりも優しい色合いです。
『薔薇色』と表現されるペトラ遺跡らしい優しいピンクがとても素敵です。
大きさによっては職人さんが砂で名前も入れてくれるので、旅の思い出にもぴったり♪
往路で注文しておけば、復路で受け取ることができますよ♪
サンドボトル屋さんの隣にお手洗いがございます。
遺跡内にはお手洗いもこの場所を含め、数か所ございます。
途中休憩をはさみながら、歩き進めましょう。
歩いているとごつごつとした岩肌の景色の中、荷物持ちの馬やラクダ、ロバが横を通り過ぎていきます。
なんともフォトジェニックな景色で、イメージするアラブ世界を見ることができます。
更に奥へ進むと、王家の墓、ローマ式の円形劇場や凱旋門などを見ることができます。
その荘厳さから、かつての繁栄ぶりだけでなく、王の権力の凄さも想像することができます。
ペトラ遺跡の歩き方/余裕があれば挑戦したいエドディル修道院!
さて皆様の中には、さらに奥地にある『エドディル』まで行ってみたい方も多いのではないでしょうか?
遺跡内のレストランで昼食のあと、午後はご希望の方は添乗員と一緒にエドディルにご案内しています。
エドディルまで行かれない方はフリータイムとなりますので、来た道をゆっくり見学しながら戻ります。
エドディルとは丘の上に建立された建物で、それはかつて修道院だったといわれています。
丘の頂上までは、レストランから約1時間半~2時間、約900段の岩の階段を上っていきます。
傾斜が急で、階段の幅や高さもばらばらなので、足元に気を付けながら進みましょう。
※ツアーによっては、悪天候等によりご案内できない場合もございます。
一気に登るのは少々大変ですので、平坦な場所で休憩しながら登りましょう。
途中にはこんな渓谷を望むことができます。
階段を登りきった先、目の前に現れるのがこちらの修道院『エドディル』です。
先ほどのエルハズネよりも大きく、迫力があります。
もう少し元気がある方は、パノラマポイントまで足をのばすのもおすすめです。
小高い丘を登ると、エドディルを見下ろすことができます。
この景色を見ると『頑張って登ってよかった!』と思うこと間違いなしです!
見学が終わった後は、皆様で集合しシークを抜けていきます。
ペトラ遺跡の冒険はいかがでしたでしょうか?
『新・世界七不思議』の1つ、不思議な魅力をぜひ現地で味わっていてはいかがでしょうか?
観光地のご紹介②死海
続いて死海を紹介します。
死海とは、東側をヨルダン、西側をイスラエルに接している塩湖です。
世界屈指の浮遊体験ができる場所としてだけでなく、海抜がマイナス430mと、地球上でもっとも海抜が低い場所としても知られています。
死海の塩分は、海水が約3%なのに対し、約30%と10倍もあり、そのためほとんどの生物が生息できないことから死海(DEAD SEA)と呼ばれています。
死海はヨーロッパやその周辺の人々には、古来より温泉のような慰安の場や海のようなリゾート地として親しまれてきました。
死海のもたらす効果は様々で、中でも美肌効果も絶大です。
死海に含まれているマグネシウム、カルシウム、ナトリウムといった天然ミネラルが一般の海水の約30倍含まれているともいわれているため、死海の塩や天然の泥はお肌に良いとされ、美容に用いられることが多いのです。
また海抜が低いため酸素濃度が高く、そこにいるだけでリフレッシュできるともいわれており、今でも世界中の人々が死海を求めてやってきます。
絶世の美女でおなじみの古代エジプトのクレオパトラにも愛されていたという伝説を残すほど、死海のパワーはすごい!といわれております。
そんな死海では、不思議な浮遊体験ができます。
泳ぐことができなくても簡単に浮くことができます。
力を入れずぷかぷか浮かぶことができるので、とても気持ち良いです。
海につかりながら本や新聞を読んでいるような不思議な写真を撮ることもできますよ。
死海の水は、塩辛さを通り越して苦く感じます。
塩分たっぷりの水が目や鼻に入ったり、飲んでしまったりすると大変危険なので、仰向けで浮遊しましょう。
また湖岸、湖底にはゴツゴツした岩や塩の塊があり、足を怪我する恐れがあるため、かかとにストラップの付いているサンダルの着用がおすすめです。
普通のビーチサンダルは危険です!!
そして擦り傷とかつくってしまうと、そこから高濃度の塩分が入ってきてむちゃくちゃ膿みます。
死海でバタ足とか絶対だめ!
底が見えず気軽に足を塩の塊にぶつけて傷だらけになります。
(治癒が遅い.....これ実体験)
更衣室や簡易シャワーもあり、死海体験の前後に利用することができます。
死海のオススメのお土産のご紹介です。
死海の塩や泥を使用した石鹸、バスソルト、スクラブ、パックがおすすめです。
安いものだと2USドル程で購入できるので、バラマキ土産にもおすすめです。
本日は、ヨルダンの魅力を皆様にお伝えさせていただきました。
ヨルダンへの冒険はいかがでしたでしょうか?
死海はいつか無くなるかもしれない?!
死海は水が注がれるはずの川が温暖化や、近隣の田畑の影響などで水量が枯渇しています。
直近40年間で1年の間に約1メートルのペースで湖面が低下していると言われています。
実際に私が死海のそばのリゾートホテルに宿泊した際、湖が目の前だっと言われるホテルのテラスが、湖から離れすぎて100mくらい歩かないといけなくなっていました。
少し古い情報ですが、2004年には海抜マイナス417メートルであった死海が、2014年では同428メートルになっているとのレポートもあり、2050年には完全に干上がってしまうのでは?とも言われています。
世界有数の観光地が人間の営みによってまたひとつまたひとつと、なくなってしまう可能性があるということは非常に悲しいことですが、ぜひ早めに魅力にあふれた中東の国、ヨルダンへ足を運んでみてください♪
そしてその際は実際の現場をみて、自分に何ができるか、環境問題についても考える時間にもしてもらえると旅行会社冥利に尽きます。
いつが良いのか?結論、春か秋。死海は冬でも入ることができる。
春と秋がベストシーズンです。
東京の季節にあわせた服装が目安となります。
ヨルダンは、一年中どの季節でも観光できますが、気候が落ち着く春や秋が快適に旅できるベストシーズンだといわれています。
夏場は、気温が非常に高くなるため、ペトラ遺跡の観光の際には、十分な日差し対策と水分補給が必要です。
また冬でも死海の浮遊体験がお楽しみいただけるかどうか、という質問をよくいただきますが、死海は海抜マイナス400mの低地に位置し、冬場も含めた一年中、ご案内することができます。
ご旅行の際には、死海に入るかどうかは現地で考えるとして必ず水着をお持ちください。
おすすめのペトラ遺跡・死海に行くコースはこちら
関東出発のツアーはこちら
中部出発のツアーはこちら
関西出発のツアーはこちら
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