北陸新幹線の開通によって首都圏からの旅行が便利になり、ますます人気が高まっている石川県。今回は、加賀百万石の城下町・金沢から小一時間の場所に位置する「加賀温泉郷」と、弊社専属添乗員がオススメするお宿・片山津温泉「佳水郷」と加賀山代温泉「あらや滔々庵」をご紹介いたします。

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加賀温泉郷とは

北陸三県の真ん中に位置する加賀温泉郷。美しい霊峰白山に抱かれ、俳聖・松尾芭蕉や与謝野晶子など、歴史に名を残す文人墨客に愛されてきた温泉地です。

金沢市の中心部から福井方面に約1時間ほど行った、半径8kmほどのエリアに集中する「片山津温泉」・「山代温泉」・「山中温泉」・「あわづ温泉」の4つの温泉地には、首都圏・近畿圏双方からのアクセスの良さもあって、多くの方が訪れています。

4つの温泉郷はそれぞれ
●柴山潟の湖畔に佇む片山津温泉
●鶴仙渓の谷あいを望む山中温泉
●田園が見渡せる丘陵地にある山代温泉
●里山に囲まれた箱庭のようなあわづ温泉
というように、それぞれ異なった日本の原風景をたたえる景観があり、温泉の効能も「四湯四養」です。

画像1: 石川県・片山津温泉「佳水郷・華の棟」と山代温泉「あらや滔々庵」のご紹介|国内最上級旅行・専属添乗員がおすすめする宿シリーズ16<ロイヤル・グランステージ>

近郊には橋立港や安宅港といった漁港があり、日本海が育んだ新鮮な海の幸が水揚げされます。

中でもズワイガニ(石川県では加能ガニと呼ばれる)は冬の味覚の代表格。そして、甘エビもたいへん美味しいです。

画像: 加能ガニ(写真提供:金沢市)

加能ガニ(写真提供:金沢市)

また、霊峰白山の恵みである水と、おいしいお米、北陸の湿っぽい冬場の気候、そして、腕のいい杜氏による芳醇な地酒もこの地域の魅力で、9つの酒蔵があります。

加賀温泉郷では、温泉に浸かり、名産・九谷焼のとっくりとおちょこで地酒を飲み、山中塗の箸で日本海のカニを味わう。そんなここにしかない風情溢れる魅力を味わうことが出来ます。

それではここから、片山津温泉と湖畔に佇む名宿「佳水郷」と、山代温泉と伝統ある老舗旅館「あらや滔々庵」を紹介いたします。

片山津温泉「佳水郷・華の棟」

片山津温泉

画像: 夕刻の佳水郷(ホテル提供)

夕刻の佳水郷(ホテル提供)

片山津温泉は、歴史ドラマでもお馴染みの戦国武将・前田利家の孫にあたる加賀大聖寺藩主・前田利明が、1653年に鷹狩りに出掛けた際に偶然柴山潟から湧き出す湯を発見したのがはじまり、と言われています。

温泉街は、潟の埋め立てを繰り返しながら形成されてきた歴史を持ち、最初に建てられた「総湯」も、湖畔に立地していました。現在6代目の総湯は2012年にできたモダンな建築物です。

「佳水郷・華の棟」

画像: 柴山潟に面した佳水郷(弊社添乗員撮影)

柴山潟に面した佳水郷(弊社添乗員撮影)

そんな片山津温泉で是非滞在いただきたいホテルが「佳水郷」です。

このホテルは湖に沿った丸い形に建てられているため、ロビーやお部屋、大浴場など多くの場所で美しいレイクビューを楽しむことができます。

また湖の向こう側には日本を代表する名山として、古代からこの地で信仰されてきた霊峰白山を望むこともできます。

画像: 大浴場・たまゆらの湯からの眺め(ホテル提供)

大浴場・たまゆらの湯からの眺め(ホテル提供)

画像: お部屋からの眺望も抜群(弊社添乗員撮影)

お部屋からの眺望も抜群(弊社添乗員撮影)

画像: ラウンジからの眺め。 西日の柴山潟が美しい

ラウンジからの眺め。
西日の柴山潟が美しい

そんな佳水郷の中でも、ベッドを備えた広々和洋室タイプのお部屋があるのが「華の棟」。2015年にリニューアルオープンした全12室のセミスイートルームは、お布団が苦手な方からも好評のお部屋です。

画像: 佳水郷「華の棟」の客室(ホテル提供)

佳水郷「華の棟」の客室(ホテル提供)

ご夕食には、日本海で水揚げされた新鮮な海の幸や、豊かな自然が育んだ能登牛など、石川県の味覚を存分に味わえる和会席を堪能することが出来ます。

画像: 絶品の能登牛(弊社添乗員撮影)

絶品の能登牛(弊社添乗員撮影)

画像: 日本海で獲れた海の幸(弊社添乗員撮影)

日本海で獲れた海の幸(弊社添乗員撮影)

また、柴山潟沿いを散策するのも片山津温泉・佳水郷ならではの楽しみです。

湖の湖上に浮かび、夜には幻想的にライトアップされる浮遊堂や、総湯近くにある足湯などは、ホテルからちょっと足を延ばして行ける距離にあるので、ぜひ訪れてみてください。

画像: 柴山潟に浮かぶ浮遊堂。 夜は神秘的にライトアップされる(弊社添乗員撮影)

柴山潟に浮かぶ浮遊堂。
夜は神秘的にライトアップされる(弊社添乗員撮影)

画像: 総湯の程近くにある足湯(弊社添乗員撮影)

総湯の程近くにある足湯(弊社添乗員撮影)

山代温泉「あらや滔々庵」

山代温泉

画像: 明治時代の姿を再現した古総湯(弊社添乗員撮影)

明治時代の姿を再現した古総湯(弊社添乗員撮影)

かつて行基という高僧が霊峰白山へ修行に向かう途中、一匹の烏(八咫烏)が羽の傷を癒している水たまりを見つけたのが、今に受け継がれているという山代温泉。

1300年の歴史を誇る山代温泉には、「総湯」(共同浴場)を中心に、旅館や商店が立ち並ぶ「湯の曲輪」(ゆのがわ)という形態の街並みが、今なお残されています。

湯の曲輪周辺には、歴史の中で巨匠・北大路魯山人など多くの文人墨客が訪れ、独自の文化を育んできました。つまり日本の温泉地の原風景そのもの、ということが出来ます。

現代には「総湯」は二つ存在し、一つが現在でも地元の人が日常的に利用している「総湯」、そしてもう一つが、明治時代の総湯を復元した「古総湯」です。

画像: 明治の総湯を再現した古総湯(弊社添乗員撮影)

明治の総湯を再現した古総湯(弊社添乗員撮影)

古総湯では、浴室の床や壁の九谷焼のタイルが当時のまま復元されているだけでなく、「湯あみ」という、温泉に浸かって楽しむだけの当時の入浴方法も再現されており、入浴しながら温泉の歴史や文化を楽しめるようになっています。

お宿のお風呂はもちろんですが、ぜひ古総湯にも足をお運び、この地の歴史文化を体験していただければと思います。
(ただし、古総湯のお湯は比較的熱めです。熱いお風呂が苦手な方やお子様などは、ご注意ください!)

そんな歴史ある古総湯の正面に佇む、石川県を代表する名宿「あらや滔々庵」を紹介いたします。

「あらや滔々庵」

画像: あらや滔々庵(旅館提供)

あらや滔々庵(旅館提供)

山代温泉の中心部に位置するあらや滔々庵は、前田家の歴代藩主が入湯する宿として湯番頭の命を受けて以来、18代を数える老舗旅館です。

その歴史と切っても切れないのが、のちに書や絵画、食に至るまで、あらゆる分野で名を馳せた巨匠・北大路魯山人

まだ無名であった魯山人は、30代の頃に1年間ほどを山代温泉で過ごしており、ここで九谷焼の名工・初代須田菁華から陶芸の手ほどきを受けたと言われています。

当時のあらや当主と魯山人は親交があり、そのゆかりで魯山人初めての陶芸作品といわれる赤絵皿や、 烏湯縁起にまつわる暁烏の衝立、九谷焼など、数多くの作品が現在でも残されています。

画像: ロビーに置かれた暁烏の衝立(旅館提供)

ロビーに置かれた暁烏の衝立(旅館提供)

そのほかにも、庭に目を移せば加藤清正が朝鮮から運んだと伝わる石灯籠もあるなど、まるで旅館全体が一つの博物館のようで、歴史や伝統工芸、芸術文化をお宿で楽しみたい方にはぜひ宿泊をおススメしたいお宿です。

また山代温泉は地下数十メートルから湧いている、全国的にも大変めずらしく貴重な温泉で、中でもあらや滔々庵の湯量は、1日あたり約10万リットルと、山代随一を誇ります。

画像: 大浴場「瑠璃光」(旅館提供)

大浴場「瑠璃光」(旅館提供)

画像: 大浴場露天風呂(旅館提供)

大浴場露天風呂(旅館提供)

そんな山代の湯をお手軽に楽しむ露天風呂付き客室も人気が高まってきています。あらや滔々庵に宿泊をすると、外湯に大浴場、そして客室風呂と、滞在中に存分に入浴を楽しむことが出来ます。

画像: 露天風呂付客室(旅館提供)

露天風呂付客室(旅館提供)

ご夕食は旬の食材を用いた和会席料理が提供されます。特に加能ガニ(ズワイガニ)の会席は絶品で、いろいろな調理がなされた加能ガニを堪能することができます。

画像: 加能ガニ会席料理(二人前)(旅館提供)

加能ガニ会席料理(二人前)(旅館提供)

コロナの対策は?

画像2: 石川県・片山津温泉「佳水郷・華の棟」と山代温泉「あらや滔々庵」のご紹介|国内最上級旅行・専属添乗員がおすすめする宿シリーズ16<ロイヤル・グランステージ>

ここまで、加賀温泉郷の温泉地とおススメのお宿を紹介してきました。

最後に、今ご旅行を検討されている皆様が一番気にされている、新型コロナウイルスに対する旅館の対策を紹介いたします。

従業員の体調管理や各施設の消毒の徹底、またチェックインやチェックアウト時に可能な限り対面を避けるなどの取り組みを行うことはもちろん、お食事の際にも細心の注意を払った上で、ご提供をしています。

佳水郷については、グループごとに個室へご案内することで、他の宿泊客や従業員との接触を可能な限り避けることをしております。

またあらや滔々庵においてもグループごとに個室を分けることはもちろん、席の間隔も十分に取り、グループ内での密も可能な限り避けるような配置をしています。

画像: あらや滔々庵のお食事会場(弊社添乗員撮影)

あらや滔々庵のお食事会場(弊社添乗員撮影)

画像: 佳水郷の食事会場(弊社添乗員撮影)

佳水郷の食事会場(弊社添乗員撮影)

画像: 九谷焼専門店「九谷満月」(弊社添乗員撮影)

九谷焼専門店「九谷満月」(弊社添乗員撮影)

また、旅館以外の取り組みもご紹介いたします。

こちらは実際にクラブツーリズムのツアーにて、九谷焼専門店「九谷満月」で、お客様がお店のスタッフから歴史の説明を受けているところです。

こういった立ち寄り施設においても、三密の状態を作らないような対応を取っています。

終わりに

今回は、石川県・加賀温泉郷とおススメのお宿を紹介してきました。

皆様、ぜひ次のご旅行では石川県を訪れ、自然に美食、さらには歴史文化を存分に味わっていただければと思います。

クラブツーリズムでは、お客様にできる限り「非日常」をお楽しみいただけるよう、「新しい旅の形」をご提案して参ります。

中でも「ロイヤル・グランステージ 四季の華」は、少人数限定・ゆったりとした行程・ベテラン添乗員同行に加え、品質の高いお食事やご宿泊を揃えたツアーをご用意しております。

ぜひ、クラブツーリズム ロイヤル・グランステージ 四季の華 で、安心してご旅行へお出かけください。スタッフ一同、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

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