<花咲くワールド>というテーマで、海外のその月に見ごろを迎える花や、開催される花のフェスティバルなどを紹介してます。
5月はスペインのひまわりです!
アンダルシア地方を黄色く染めるひまわりは初夏の風物詩
スペインは日本からの旅行客も多い、人気の海外旅行先です。マドリッドやバルセロナといった1度は聞いたことのある有名都市もあれば、闘牛鑑賞、美食の国としても知られています。
そんなスペインの南部アンダルシアでは、初夏になると満開のひまわり畑を見ることができます!
地中海性気候に位置するスペイン・アンダルシア地方では、気候特有のオリーブ栽培やブドウ栽培がさかんですが、ひまわりの栽培も大規模に行われており、5月末から6月上旬にかけて楽しめる(※)初夏の風物詩になっています!
※花の見ごろは、その年の気候により前後します。
アンダルシア地方には各地で数多くのひまわり畑が広がっていますが、中でもスペイン屈指のひまわり畑がご覧いただけるのが、闘牛やフラメンコで有名なセビリアからほど近いカルモナという小さな街です。
近年は観光客向けの花畑も作られていますが、元々はひまわり油の採取用に育てられています!ヨーロッパではひまわり油は植物油としての一定の地位を築いているんです。
ひまわりってどんなお花?
ひまわりは、北アメリカが原産のキク科の1年草です。日本では7~9月にすくっと立ち上がった茎から太陽のような大輪の花をつけます。
ひまわりは太陽の位置が移動することによって花の向きも変わることから、「日廻り(ひまわり)」という呼称が付きました。学名の「Helianthus」には「太陽の花」という意味があり、英語名も「Sunflower(太陽の花)」です。
現在、漢字では「向日葵」と書きます。ひまわりの花に向日性があることから付けられた「向日」に、太陽に向かって成長する植物という意味がある「葵」が後ろに付き、「向日葵」と書いてひまわりと呼ばれるようになりました。
ひまわりの歴史
スペインにひまわりがもたらされたのは、16世紀の大航海時代でした。ひまわりの原産国でもある北アメリカから持ち帰った珍しい植物のひとつが、ひまわりだったのです。
当時は庭園を彩る植物として育てられていましたが、油が食用に使えると分かると農家の作物として育てられるようになります。特に栽培する気候に適していたのがアンダルシア地方。広大なひまわり畑を楽しむことが出来ます。
スペイン人の生活とひまわりは密接に関わっています。食用に使われるひまわり油は勿論、ひまわりの種も「ヒバ」と呼ばれ、子供のおやつや大人のおつまみとして食べられています。
栄養価が高いことでも知られています。
なお、スペインでは通常、ひまわりと麦を交互に栽培する習慣があります。つまり、今年ひまわり畑のところは来年は麦畑・・・という具合ですね。
そのため、「昨年ひまわりが咲いていてきれいだった!」と聞いて翌年訪れても、ひまわり畑がない!ということもありますので、注意が必要です。
ひまわりの花言葉
日本でのひまわりの花言葉は「憧れ」、「貴方だけを見つめる」というロマンチックなものです。
一方、英語のひまわりの花言葉は「偽りの富」、「愛慕」です。「偽りの富」の花言葉は、インカ帝国を征服したスペイン人が太陽の神殿に仕えた巫女のひまわりを象った純金の装具等の、金銀財宝を略奪した歴史にちなんでいると言われています。
国によって同じ花なのに、こんなに花言葉の意味が違うなんてビックリですね!
おすすめの鑑賞シーズン
一面のひまわり畑が楽しめるスペイン・アンダルシア地方のひまわりの見頃は通常5月末~6月上旬です。しかし花の見頃は前後しますし、基本的には農作物として生産されているため、畑の所有者によって種を蒔く時期はバラバラだそう。
見頃の時期をぴったりと当てることは難しいですが、今後海外旅行へ行けるようになった際、時期選びの参考にしてみてはいかがでしょうか?
アンダルシア地方に行ったら買いたい‟ひまわり”のお土産
青い空と城壁に黄色いひまわり…!といったような色合いは、情熱の国スペインの中でもひときわ太陽がまぶしく輝くアンダルシア地方を象徴するようです。
ここではそんなアンダルシアらしさ全開のひまわりに関するお土産を1つご紹介します。
アンダルシア地方の白い街 ミハス陶器
白い街として人気の観光地ミハスでは、カラフルな陶器がたくさん売られています。
小さい小鉢やお皿、置物などはとてもリーズナブルですので、お土産にもお勧めです。
ひまわりなどアンダルシア地方らしい絵柄が多く、とても色鮮やかですね。
終わりに
「花カレンダー2021」の5月の花としてスペインの「ひまわり」をご紹介いたしました。海外に渡航が出来るようになった暁には、ぜひ皆さんの目で、一面に広がる美しいスペインのひまわりを楽しんでいただけたらと思います!
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