旅先で美味しいものを食べたり飲んだりすると、その国や土地のことをもっと好きになった経験はありませんか?今シリーズではつい行ってみたくなる世界のカフェ文化をご紹介していきます。
今回は、女性が思わず❝きゃーっ❞と笑顔になってしまう、アジア<タイ・シンガポール・ベトナム>のフォトジェニックなカフェをご紹介します。

アジアにお洒落カフェ?!

アジアにお洒落なカフェ?そんなところあるの?と思われる方、多いかもしれないですね。
アジアというと、どうしてもごちゃごちゃした少し小汚ーい感じ(いい意味で)、素朴、場所によってはレトロだなと感じられる雰囲気を想像されるかもしれませんね。

画像1: 世界のカフェ歩き<第3回>『フォトジェニックなアジアのカフェ』【好奇心で旅する海外】<海外の「味」物語>

実は私は幼少期を6年ほどタイのバンコクでで過ごしましたが、思い出すと、お洒落なカフェなんて全然なくて、屋台で売っているビニール袋に入ったコカコーラを10バーツくらい(当時の換算レートで30円もしないくらい)で買って、暑い中歩きながら飲んでいた記憶があります。
レトロですね。。。今でもたまに見かけます(笑)
こんな感じ↓

そんなアジアですが、最近は女性に人気の❝フォトジェニック❞なカフェが急増中です。
今日はアジアでたくさん増え続けるインスタ映え間違えなし!なお洒落カフェの中から、厳選してタイ・ベトナム・シンガポールのカフェをご紹介します♪

タイのバンコクはカフェブーム!その中でも人気の『青いラテ』

バンコクは今空前のカフェブーム。街を歩いていると、至るところにカフェ、カフェ、カフェ、、、オリジナリティに溢れる素敵なカフェがいっぱい!そんな中でも一番人気のカフェは、バンコクに行ったら必ず訪れたい観光地「ワット・ポー」の近くにあります。

画像3: 世界のカフェ歩き<第3回>『フォトジェニックなアジアのカフェ』【好奇心で旅する海外】<海外の「味」物語>

「ワット・ポー」は大きな涅槃仏像が有名な「涅槃仏寺院」。バンコクにはチャオプラヤー川がという大きな川が流れているのですが、今まではワット・ポーに行くには水上バスが一番便利でしたが、2019年9月にはバンコクの地下鉄が伸びてワット・ポーから3分くらいの場所に駅が出来ました。なのでより気軽に行きやすくなりました♪バンコクの街中は渋滞が激しいので地下鉄やスカイトレインは快適な市民の足になっています!

ワット・ポーの涅槃仏(スタッフ撮影)

画像: 長さ46m×高さ15m!と見る者を圧巻する大きさです。全身金箔でおおわれています。

長さ46m×高さ15m!と見る者を圧巻する大きさです。全身金箔でおおわれています。

青いラテが大人気『ブルーホエールマハラート』

お店の名前は『ブルーホエールマハラート(Blue Whale Maharaj)』。2016年にオープン。お店の外装も内装もブルーに統一されていて、店名の通り、店内にはクジラのイラストも描かれているかわいいお店。このカフェはワット・ポーから徒歩3分ほどのところにあります。

画像: ブルーホエールマハラートの外観。写真提供:タイ国政府観光庁

ブルーホエールマハラートの外観。写真提供:タイ国政府観光庁

画像: 店内もブルーの壁やタイルで統一。くじらの絵が壁に描かれています 写真提供:タイ国政府観光庁

店内もブルーの壁やタイルで統一。くじらの絵が壁に描かれています 写真提供:タイ国政府観光庁

このお店では‟バタフライピー”というタイの公園や庭に生息しているマメ科のお花がカフェラテに使われています。その人気の青いラテがこちら!

画像: 青いラテ「アンチャンラテ」 写真提供:タイ国政府観光庁

青いラテ「アンチャンラテ」 写真提供:タイ国政府観光庁

このバタフライピーというお花はタイでは「アンチャン」と呼ばれていてこの青いラテのメニュー名は「アンチャンラテ」。ホットはラテアートが凝っていてとってもかわいい!!
アイスラテは深いブルーから白へ流れるグラデーションが常夏のタイのさわやかな海を感じさせますね。バラフライピーはハーブティーとしてもよく飲まれますが、美白美肌アンチエイジング美髪効果があるそうです!タイ人の女性ってお肌がきれいでロングのつやつやな髪の毛の人が多いんです。バタフライピーの効果かもしれません。石けんやシャンプーに混ぜたりして幅広く使われているそうですよ。

画像4: 世界のカフェ歩き<第3回>『フォトジェニックなアジアのカフェ』【好奇心で旅する海外】<海外の「味」物語>

美味しくてかわいいカフェラテを飲んで、更に綺麗になれちゃうなんて、なんて最高なことでしょう!ぜひバンコクを訪れる時には行ってみてください♪

ベトナムでしか出会えない?!『ヨーグルトコーヒー』

ベトナムは意外にもコーヒーの名産地。あまり知られていませんが、ブラジルに次いでコーヒー豆生産量第2位!なんです。国内で栽培された豆を使用し、日常的に老若男女に愛されているベトナムコーヒーの誕生は遡ること19世紀。当時フランスの植民地だったベトナム。フランス人によりコーヒーが持ちこまれ、豆の栽培が始まりました。ベトナムはコーヒーベルト(Coffee Belt)というコーヒーの栽培に適した地域に位置しています。コーヒーベルトとは、地球上の赤道を中心にして、南回帰線から北回帰線の間にある熱帯地方で、コーヒー栽培の適地であるエリアがベルトのように地図上に位置することからそう呼ばれています。

画像: ベトナムのコーヒー農場(スタッフ撮影)

ベトナムのコーヒー農場(スタッフ撮影)

画像5: 世界のカフェ歩き<第3回>『フォトジェニックなアジアのカフェ』【好奇心で旅する海外】<海外の「味」物語>

ちなみに、ベトナム語ではコーヒーのことをcoffeeではなく"ca phe(カフェ)"と言います。
フランス語ではコーヒーをcafé(カフェ)と言いますので、コーヒーの呼び方にもフランスの影響が表れていますね。

画像6: 世界のカフェ歩き<第3回>『フォトジェニックなアジアのカフェ』【好奇心で旅する海外】<海外の「味」物語>

ベトナムというとジャコウネコのコーヒーも有名ですね!お土産に人気です!

ベトナムコーヒーとは、主に「カフェ・フィン」と呼ばれる独自のフィルターを使って淹れる、ベトナムで伝統的に飲まれているコーヒーを指します。

深めに煎ったコーヒー豆を時間をかけて抽出するので、かなり苦味の強いコーヒーになります。そのため、現地では練乳(コンデンスミルク)をたっぷりと加えた「cà phê sữa(カフェ・スア)」というスタイルで飲むのが一般的です。

画像: ホットベトナムコーヒー(イメージ)

ホットベトナムコーヒー(イメージ)

画像: アイスベトナムコーヒー(イメージ)

アイスベトナムコーヒー(イメージ)

デザートのような濃厚で甘い味が特徴的で、コーヒーキャンディーをなめているような味と表現されることもあります。

画像7: 世界のカフェ歩き<第3回>『フォトジェニックなアジアのカフェ』【好奇心で旅する海外】<海外の「味」物語>

おっと!コーヒーのお話が長くなっちゃいましたね!本題に戻ります!

ベトナムで話題!ハノイ発の『ヨーグルトコーヒー』火付け役「コンカフェ」

本題『フォトジェニックなアジアのカフェ』としてベトナムからご紹介したいのが、『ヨーグルトコーヒー
「え!!ヨーグルトとコーヒーって・・・ちょっとどうなの???」と思いましたか?
思いますよね。私も最初は「え~~~~・・・」と正直思いました。

画像8: 世界のカフェ歩き<第3回>『フォトジェニックなアジアのカフェ』【好奇心で旅する海外】<海外の「味」物語>

これが「意外にすごく合う!」「想像以上の美味しさ・・・!」とベトナムでも大人気。そして日本のお客様にも大好評なのです。

画像: ハノイ「コンカフェ」(スタッフ撮影)

ハノイ「コンカフェ」(スタッフ撮影)

画像9: 世界のカフェ歩き<第3回>『フォトジェニックなアジアのカフェ』【好奇心で旅する海外】<海外の「味」物語>

ベトナムは南のホーチミンと北のハノイが2大都市として有名ですが、ホーチミンはハノイより今どきでお洒落な雰囲気。ハノイはこのカフェだけではなく、町全体的にレトロな雰囲気を感じます。北と南で異なる雰囲気を見られるのもベトナム旅行の魅力の1つですよ♪

そしてその噂のヨーグルトコーヒーはこちら!実際私が現地で撮影してきた写真です。ということは私もヨーグルトコーヒー、体験しました!そのお味は・・・

画像: ヨーグルトコーヒー(スタッフ撮影)

ヨーグルトコーヒー(スタッフ撮影)

画像10: 世界のカフェ歩き<第3回>『フォトジェニックなアジアのカフェ』【好奇心で旅する海外】<海外の「味」物語>

飲んで思わず「うっま!」と声を上げてしまいました!コーヒー独自のほのかな苦味とヨーグルトのいい感じの酸味、コンデンスミルクの甘みがとても上手くブレンドされていて、深みのあるとても飲みやすくておいしいコーヒーでした!見た感じは普通のカフェラテという感じです!ハノイに行ったときにはぜひほっと一息の休憩を兼ねて立ち寄ってみてください♪

画像11: 世界のカフェ歩き<第3回>『フォトジェニックなアジアのカフェ』【好奇心で旅する海外】<海外の「味」物語>

ツアーでご案内させていただいたお客様からも「意外にまろやかね~」「ヨーグルトって感じがしないね」「店内の雰囲気がいいね」といった感想をいただきました♪

近代都市シンガポール プラナカンのカラフルな町の『レインボーケーキ』!

最後にシンガポールから、『レインボーケーキ』をご紹介します!シンガポールはここ10年で大きく変わったといわれています。ここ数年、「シンガポールには昔仕事で来たことがあるんだけど、最近のシンガポールはすごいって聞くから、新しいシンガポールを見たくてツアーに参加しました!」というお客様が結構いらっしゃいます!大体皆様、昔の様子を知っているからこそ、近代的な今のシンガポールにとても驚かれます!初めての方2度目・3度目の方わくわくさせてくれる国だなぁと思います。

画像: 近代都市シンガポールを代表するマリーナベイサンズ(スタッフ撮影)

近代都市シンガポールを代表するマリーナベイサンズ(スタッフ撮影)

画像: 夜のガーデンズバイザべイ(スタッフ撮影)

夜のガーデンズバイザべイ(スタッフ撮影)

そんな近未来的な顔を持つシンガポールですが、近未来的な面を持ちつつも、何百年も前にこの地に根付いた人々が、独自のスタイルで築きあげた伝統文化が今も息づいています。それが「プラナカン文化」。マレー半島が欧米の統治下にあった15世紀後半、中国商人がマレー半島にやってきて地元のマレー女性と結婚することが多くありました。その子孫のことを「プラナカン」と呼んでいます。彼らは東西の文化を取り入れ、建物服装食事に使われる陶器など工芸品に至るまで独自の文化を築き上げてきました!

画像12: 世界のカフェ歩き<第3回>『フォトジェニックなアジアのカフェ』【好奇心で旅する海外】<海外の「味」物語>

シンガポールではカトン地区に多くプラナカンが暮らしていた歴史があり、現在でも当時の様子を垣間見られる建物が現存し、その子孫たちが営むプラナカン雑貨店やレストランがあります。

さて、プラナカン文化の建物、見てみましょう!こんな感じ!

画像: カトン地区 プラナカン建築の家(スタッフ撮影)

カトン地区 プラナカン建築の家(スタッフ撮影)

画像13: 世界のカフェ歩き<第3回>『フォトジェニックなアジアのカフェ』【好奇心で旅する海外】<海外の「味」物語>

わぁ!カラフルでかわいすぎる!!行ってみたいわー!と思って2年前にプライベートでシンガポールを訪れた時、行ってみました、カトン地区。行きは電車を利用しましたが、電車で行くと最寄り駅から徒歩30分。。。遠いです。。。帰りは市内バスを使ってみました。市内バスだと近くまで行けますが市内バスって難しいんですよね、路線が多くて。。。
団体ツアーだと専用バスですいすいすいっと連れてってくれるので楽々です!実は団体ツアーってとっても効率的!と個人旅行をすると改めて感じます。

カラフルな街でカラフルな『レインボーケーキ』を

シンガポールのカトン地区にある一軒の素敵なカフェ「アベニューカフェ(Avenue Cafe)」。建築とインテリアのデザインオフィスを兼ねていてお洒落な内装のお店。カフェスペースでコーヒーを楽しむ事も出来ます。ここで食べられるのがカラフルでかわいい『レインボーケーキ』

画像: レインボーケーキ(イメージ)写真提供:日本アセアンセンター

レインボーケーキ(イメージ)写真提供:日本アセアンセンター

カラフルな7色のスポンジが目にも鮮やか!クリームチーズとしっとりとしたきめ細やかなスポンジでなかなかおいしい!レインボーケーキは欧米、アジアでとっても人気です。レインボーケーキ爆発的人気の発端はなんとシンガポール♪
レインボーケーキの元祖といえます♪
最近は日本でもレインボーケーキ、食べられるところがあるそうです。(私は行ったことないですが。。。)自分で作る人も増えてるみたいですね!すごい!
シンガポールでは色んなカフェでレインボーケーキ、食べられます!
お洒落な街を楽しんでお洒落なケーキでほっと一息。旅の醍醐味ですね!

ちょっぴり番外編~「TWG」はシンガポール生まれ~

女性が優雅なティータイム楽しむ、そんな時間を彩るものの1つに、紅茶がありますよね。紅茶には、いろいろなメーカーや、茶葉のものやティーバッグであったりと、沢山種類がありますが、ラグジュアリーなティータイムにしてくれる世界有数のラグジュアリーティーブランド「TWG」シンガポール生まれです。シンガポールのTWGのお店は種類も豊富。そしてティーサロンでのハイティーやアフタヌーンティーも人気です。TWGのティーサロンはシンガポール国内には8店舗。チャンギ国際空港の中やタカシマヤやイオン・オーチャード、シンガポールのシンボル・マリーナベイサンズなど、好立地で観光やお買い物のついでに立ち寄るにも便利です。優雅なティータイムを過ごすのもいいですね。
かわいい缶の紅茶も多くてお土産にも喜ばれます!

画像: TWGでのアフタヌーンティー(イメージ)

TWGでのアフタヌーンティー(イメージ)

画像: お土産として人気のWEEKEND in SINGAPORE マーライオンの缶がかわいい(スタッフ撮影)

お土産として人気のWEEKEND in SINGAPORE マーライオンの缶がかわいい(スタッフ撮影)

おわりに

海外旅行が再開したらフォトジェニックなお洒落カフェや街歩きを楽しむツアーや、今回はご紹介できませんでしたが、アジアといえばやはり食!通常のツアーでは行かないローカルグルメを楽しんでいただくツアーなどなど、テーマ豊かにお届けしたいと構想を練っております!
海外旅行に行けない今、うずうずされている方も多いかもしれませんが、楽しみに、今しばらくお待ちいただければ幸いです。

次回は【好奇心で旅する海外】<世界のカフェ歩き>第4回は4月上旬にお届け予定です。ご自宅でゆったりとコーヒーを飲みながらクラブツーリズムが贈る旅が深まる読み物を楽しんでいただければ幸いです♪

「好奇心で旅する海外」のテーマブログは充実なコンテンツ▼

全て無料で読めますのでぜひお気に入りのテーマを見つけてください♪

<芸術百華>
『イタリア芸術』
<歴史の時間>
『え~?これも三国志?!』
『謎多きエジプト大解剖!』
<世界遺産浪漫> 
『世界遺産〇〇5選』
<船旅チャンネル> 
『欧羅巴リバークルーズ』
<癒しの空間>
『世界の風呂でととのう』
<花咲くワールド>
『花カレンダー2021』

<夜空の物語>
『夜を美しくするOOシリーズ』
<来た来た!アニマル>
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『世界の魅力的な鉄道』
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