まだ長距離が不安な初心者ライダーでも走りやすい短距離ルートを2つご紹介します。
サイクリストに優しい土浦駅
土浦駅には、自転車を持っていない人でも、気軽にサイクリングを気軽に楽しめるよう、レンタルサイクル店舗が入っています。自転車の種類もいくつかあり、シティサイクルをはじめ、クロスバイクやロードバイク、電動のEバイクもあります。希望の車種がある場合は、事前に予約してから訪れるとよいでしょう。
また、土浦駅は他の駅では見かけないブルーのラインが引いてあり、自転車を押しながら駅中の施設が利用できるようになっている箇所があります。サイクルラックが完備されている店舗もあり、目の届く範囲に自転車を置いておける安心感があります。
ルート１：土浦駅から北条大池へ
土浦駅西口からブルーラインに沿って走ります。道路わきには『つくば霞ヶ浦りんりんロード』の看板もあり、迷うことはありません。
北条大池へ向かうルートは旧筑波鉄道の線路跡に敷かれた自転車専用レーンを走行します。高低差もなく、直線の道がほとんどで急カーブもありません。途中、道路と交差する場所などもありますが、しっかり標識があり、見通しのきくところがほとんどなので、安心して走行できます。途中、かつてのホームが残されている箇所や駅だった場所に休憩所が設置されているので、自分のペースでサイクリングを楽しむことができます。サイクリングロードの両脇には桜が植わっているエリアもあり、春は満開の桜を眺めながら、サイクリングを楽しむことができる人気の場所です。
常陸北条駅跡の辺りで一旦ルートを外れ、東へ約1km進んだところに北条大池があります。
北条大池はつくば道・旧登山道の入り口に位置しています。大池、小池の2つの池があり、池の周りには約250本の桜の木が植えられているそうです。
土浦駅から約15kmのところに位置しているので、サイクリングの目的地や折り返し地点として最適の場所です。
【サイクリング】つくば霞ヶ浦りんりんロード 日帰りで走ってみた
www.youtube.comルート2：土浦駅から土浦城址、桜川沿いから霞ヶ浦総合公園へ
つくば霞ヶ浦りんりんロードと併せてオススメなのが桜川沿いを走る約8.5kmのルートです。
土浦駅を出発し、続日本100名城に登録されている土浦城址へ。土浦城址はその起源が室町時代にあるとても古い歴史を持つ城跡です。土浦城址を横に見ながら桜川へ向かいます。
今回はISSEI一誠商事市民運動広場近くの学園大橋手前から桜川沿いに入りました。
桜川沿いはつくば霞ヶ浦りんりんロードと同様に桜並木が続いています。霞ヶ浦に出るまでの約4.5km延々と続く桜並木は美しく、一部は桜のアーチにもなっていて、春の時季に合わせてサイクリングに来たいところです。霞ヶ浦総合公園は大きな広場や霞浦の湯があり、疲れた身体を休めることができるので最初のゴールに最適です。
初めてのサイクリングや長距離が心配な方、少しずつステップアップして距離を伸ばしたい方などにオススメのルートです。公園より先、まだまだ走れそう！という方はそのまま霞ヶ浦沿いをサイクリングしてみるのもよいでしょう。
レンタルクロスバイクで行く 土浦・桜川～霞ヶ浦 春の桜ライド
www.youtube.com自分に合わせたサイクリングを楽しむことが出来るつくば霞ヶ浦りんりんロード、是非お出かけしてみてはいかがでしょうか。
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