東ヨーロッパに位置するブルガリアとルーマニア。
「名前は聞いたことがあるけれど、どんな国なの?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日本人旅行者にとってはまだ比較的訪れる機会の少ないエリアですが、その分、新たな発見に出会える旅先として注目を集めています。
今回は、ブルガリア・ルーマニアの基本情報と、おすすめの観光スポットをご紹介します。

※記事内容は2026年9月時点のものになります。

     

ルーマニア・ブルガリアはどこにある?

ルーマニアとブルガリアは、東ヨーロッパのバルカン半島周辺に位置する隣り合った国々です。ドナウ川を挟んで国境を接し、黒海にも面していることから、古くからヨーロッパとアジアを結ぶ重要な地域として発展してきました。

この地域は、ローマ帝国やビザンツ帝国、オスマン帝国など、さまざまな文明の影響を受けながら独自の文化を育んできた歴史があります。そのため、街を歩けば中世の雰囲気が残る歴史地区や荘厳な教会、美しい修道院や古城など、長い歴史を感じられるスポットが数多く点在しています。

画像: ルーマニアとブルガリアの地図(イメージ)

ルーマニアとブルガリアの地図(イメージ)

       

ルーマニア・ブルガリアの魅力

ルーマニア・ブルガリアの魅力は、歴史ある街並みや豊かな自然、そしてそれぞれの国ならではの個性を一度に楽しめるところです!

ルーマニアは、「ドラキュラ伝説」の舞台として知られる神秘的な国です。
トランシルヴァニア地方には中世の街並みや古城が数多く残り、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような景色が広がります。
代表的なブラン城をはじめ、美しい歴史建築の数々があります。

一方、ブルガリアは「バラの国」として世界的に有名です。
毎年春から初夏にかけて咲き誇るバラ畑は圧巻の美しさを誇り、高品質なバラオイルの生産地としても知られています。
あたり一面がバラの香りに包まれる光景は、ブルガリアならではの特別な魅力です。

また、両国にはカルパチア山脈やバルカン山脈などの雄大な自然が広がり、世界遺産の修道院や歴史ある街並み、伝統文化が息づく村々など見どころも豊富です。

春になると、両国では鮮やかな黄色の菜の花畑が広がり、美しい田園風景を楽しむことができます。そんな魅力あふれるルーマニア・ブルガリアのおすすめスポットをご紹介します。

画像: ブルガリアの菜の花畑(2026年5月弊社スタッフ撮影)

ブルガリアの菜の花畑(2026年5月弊社スタッフ撮影)

菜の花の見ごろ:4月中旬〜5月上旬
※お花の見頃は前後する可能性があります。

       

おすすめの観光スポット

1. ルーマニア・ドラキュラ伝説ゆかりの「ブラン城」

ブラン城(2026年5月 弊社スタッフ撮影)

ルーマニアを代表する観光スポットのひとつが、トランシルヴァニア地方に建つ「ブラン城」です。
14世紀に建てられたこの城は、かつてトランシルヴァニアとワラキアを結ぶ重要な要塞として利用されていました。
現在では、小説『ドラキュラ』のモデルとされるヴラド3世との関わりから「ドラキュラ城」として世界的に知られています。

岩山の上にそびえ立つその姿はまるで物語の世界のようで、城内からは周囲の美しい山々や村々を一望することができます。
城内には王妃マリアゆかりの家具や調度品が展示されているほか、迷路のように続く部屋や狭い階段、隠し通路など、中世の城ならではの造りを見学できます。

また、ブラン城はルーマニア王室の夏の離宮として利用された歴史もあり、美しく整えられた内装や庭園からは王室文化の一端を感じることができます。

神秘的な雰囲気と歴史ロマンが漂う城内は、ドラキュラ伝説の舞台としてだけでなく、歴史や建築に興味のある方にも人気の観光地です。

        

2. ルーマニア・国民の館(国会議事堂)

画像: 国民の館 外観(2026年5月 弊社スタッフ撮影)

国民の館 外観(2026年5月 弊社スタッフ撮影)

ルーマニアの首都ブカレストにある「国民の館(国会議事堂)」は、ルーマニア近現代史を象徴するランドマークです。
1980年代にチャウシェスク政権の国家プロジェクトとして建設され、館内には豪華なシャンデリアや大理石の階段、広大な会議室などが並んでいます。
現在はルーマニア議会の一部として利用されており、ガイドツアーに参加すると多彩な装飾が施されたホールや応接室を見学できます。
この建物は当時の政治や社会情勢を物語る存在でもあり、ルーマニアの歴史を学ぶ上で欠かせないスポットのひとつです。
その圧倒的なスケールと建築美は、首都ブカレストを代表する見どころとして多くの観光客を魅了しています。
※急遽閉館となり、内部の見学ができない場合がございます。

画像: 館内一例(2026年5月弊社スタッフ撮影)

館内一例(2026年5月弊社スタッフ撮影)

画像: 大理石の階段(2026年5月弊社スタッフ撮影)

大理石の階段(2026年5月弊社スタッフ撮影)

       

3. ブルガリア・リラの僧院

画像: リラの僧院 外観(2026年5月弊社スタッフ撮影)

リラの僧院 外観(2026年5月弊社スタッフ撮影)

ブルガリア観光で外せないのが、世界遺産に登録されている「リラの僧院」です。
リラ山脈の豊かな自然に囲まれたこの僧院は、ブルガリア正教会の総本山ともいえる存在。鮮やかな黒と白のアーチが連なる回廊や色彩豊かなフレスコ画、荘厳な聖堂が織りなす景観は、訪れる人々を魅了します。

10世紀に聖イヴァン・リルスキーによって創建されたとされるリラの僧院は、長い歴史の中でブルガリアの文化や信仰を守り続けてきました。
オスマン帝国支配下の時代には、ブルガリア人にとって民族意識を支える重要な拠点でもあったといわれています。

敷地内には貴重な宗教美術や歴史資料が数多く展示されており、建築や芸術に興味のある方にもおすすめです。
また、周囲には雄大な山々や森林が広がり、自然と歴史が美しく調和した風景を楽しめるのも魅力のひとつ。

ブルガリアの歴史や文化、信仰に触れられる代表的なスポットとして、多くの巡礼者や観光客が訪れています。

※中庭や外観、回廊のフレスコ画は撮影可能ですが、内部は撮影禁止です。

画像: 回廊の天井画(2026年5月スタッフ撮影)

回廊の天井画(2026年5月スタッフ撮影)

画像: 回廊の壁画(2026年5月スタッフ撮影)

回廊の壁画(2026年5月スタッフ撮影)

       

そのほかの基本情報はこちら

     

まとめ

西ヨーロッパの有名都市とは異なり、比較的落ち着いた雰囲気の中で観光を楽しめるのもルーマニア・ブルガリアの魅力です。
歴史・文化・自然の魅力が詰まったルーマニア・ブルガリアへ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか? 

        

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