国内の城めぐりや、歴史ドラマに関するツアーや講座を手がける、香取藤吉郎。
「わたしの城めぐり」と題して、城や城にまつわる歴史、エピソードをご紹介いたします。
中でも、ドラマに関するツアーや講座では、本来の城巡りから説き起こして主人公の人となりを炙り出す、そんな楽しみを皆様と分かち合いたいと思います。

プロフィール

皆さま初めまして、香取藤吉郎と申します。

平成30年今年は私は歳男です。なんと6回目の歳男になってしまった。
以前は誰の齢と思っていたものが、我が身に訪れるとは考えもしなかったこと。

『故郷』というよく歌われる歌がある。
その3番“志を果たして いつの日にか 帰らん 山は青きふるさと、水は清きふるさと”ここに来るといつもジーンとして涙してしまう。
何も果たしていないではないかと己を責めることしばし、忸怩たる想いがこみ上げる。
いま私が担当している6種の仕事の内今年は半減させ、のこり3種の仕事に集中出来たらと思っている次第。
なんとかして一部でもいい“志を果たして”しまいたい気がする。

戌の干支の特徴として、“勤勉で努力家”とある。
戌年生まれの守り本尊は“阿弥陀如来”という。
勤勉でも努力家でもない自分に果たして阿弥陀様が救いの手をさし伸べてくれるであろうか、でも何もしないのではなく、ジタバタしながら少しは動こうとしたい。そんなことを目指したい。
そしてできるだけ多くの人に会いたい。会って話を伺いたい。

夢の夜に かつまどろみて 夢をまた 語るも夢も それがままに (良寛)

次回の80を越えた歳男の時にはこんな気持ちになれたらいいと思う次第です。

かつてはオーケストラでホルンを吹き、クラシックにどっぷり浸かり、学生時代から城巡りをして
今年は2000城に達する予定。
また考古学大好き、落語大好き、茶道大好き戦国時代大好きと
“古き良きもの”を愛してやまないのが私です。

画像: 【香取藤吉郎 現在の仕事のご紹介】 ■ドラマ関連のツアーと講座 数年前からドラマに関するツアーや講座を手掛けています。 ■街道めぐり 「甲州街道」と「中山道」を担当。回を重ねるごとに皆様と親しくなっていけるのが何よりの楽しみ。歩きながら心通える仲間が増えるのがうれしいことです。多少時間がかかっても、街道とその周辺にある寺社、城郭、史蹟を巡ります。 ■国内の城巡りさらに倭城めぐり 国内における中世の城をへ巡り歩くことに加え、秀吉の朝鮮出兵を機に朝鮮半島に作られた城郭。朝鮮独自の城巡りを行っています。

【香取藤吉郎 現在の仕事のご紹介】
■ドラマ関連のツアーと講座
数年前からドラマに関するツアーや講座を手掛けています。
■街道めぐり
「甲州街道」と「中山道」を担当。回を重ねるごとに皆様と親しくなっていけるのが何よりの楽しみ。歩きながら心通える仲間が増えるのがうれしいことです。多少時間がかかっても、街道とその周辺にある寺社、城郭、史蹟を巡ります。
■国内の城巡りさらに倭城めぐり
国内における中世の城をへ巡り歩くことに加え、秀吉の朝鮮出兵を機に朝鮮半島に作られた城郭。朝鮮独自の城巡りを行っています。

平成30年のドラマ『西郷どん』

来年のドラマは「西郷どん」である。
明治維新のヒーロー西郷隆盛には 肖像写真が一枚も残っておらず その生涯は謎に満ちている。

西郷は2度の島流し、3度の結婚を経て 類まれな「勇気と実行力」で徳川幕府を転覆し 維新を成し遂げるが 最期は明治新政府と戦い 命を散らす。
2018年は明治維新から150年になることもあり、ドラマは 明治維新の立役者で 誰からも愛された「西郷どん」こと「西郷隆盛」を主人公にした企画になったという。

「西郷どん」の素顔は 彼に出会ったものは皆 彼を好きになり いつも「笑いと愛と波乱」が満ちていたようだ。
薩摩藩の下級武士であったが 藩主の島津斉彬の目にとまり抜擢されたが 斉彬の急死で失脚した。先代の斉興の正室の子「斉彬」と 側室の子「久光」との 跡目争いの時 斉彬に慕い 側室と久光を嫌って活動したことによるものである。
藩主には久光の実子忠義がなったが 事実上の実力者は久光であり 奄美大島に流された。
その後復帰するが 再び沖永良部島に流される。
しかし また復帰し 禁門の変での活躍、薩長同盟の成立や王政復古を成功させ戊辰戦争を巧みに主導した。

「禁門の変」では 西郷は 薩摩は皇居守護に専念すべしと訴え 京都に押し寄せる長州勢を撃退した。
そして長州藩追討の朝命いわゆる「第一次長州征伐」には 勝海舟と会い 勝の意見を参考に長州に対しては強硬策ではなく緩和策で望むことで幕府側を纏め 長州と折衝決着させた。
その後西郷は坂本龍馬との話で 長州が欲している武器・艦船の購入を薩摩名義で行うことを承諾 さらに長州から兵糧米を購入するなど薩長和睦の実績つくりをした。
これが薩長同盟に繋がり 「第二次長州征伐」も出兵を断り さらに土佐藩と倒幕のための薩土盟約も成立させ 「大政奉還・王政復古」へとつながった。

翌年 京都にて旧幕軍と薩長の守備隊が衝突し 「鳥羽・伏見の戦い」が始まった。(「戊辰戦争)開始) 西郷は東海道先鋒軍司令官に任じられ要衝箱根を占領した。勝海舟と江戸城明け渡しについて交渉し 「江戸城無血開城」を実現した。
しかし抗戦派の旧幕臣たちは 上野にこもり「彰義隊」を結成 西郷はこれを破った。
西郷はこの頃から健康を害し 一旦鹿児島に帰った。
奥羽諸藩に北越諸藩を加えた「奥羽越列藩同盟」が結成され 政府軍と対決した。西郷は北陸道軍の応援を要請されこれに対応した。一方東北では 戊辰戦争の中でも激戦地で千人を超える死傷者があった「白河を戦場とする白河口の戦い」、会津鶴ヶ城を舞台にした「会津戦争」で政府軍は勝利した。この仙台藩、会津藩が降伏すると 北陸庄内藩も降伏した。この年新政府が「明治元年」と改元した。

翌年の明治2年 最後の拠点「箱館五稜郭」を陥落させ 戊辰戦争は終結した。
西郷は応援に箱館に向かったが すでに五稜郭は開城 戦争は終わっていた。
西郷はこの頃 自らが率い戊辰参戦の功があった下級武士の不満解消に気を使っていた。
戦後 鹿児島に戻っていたが 新政府からの要請で政治改革の為に明治4年上京することになった。新政府では 御親兵(後の近衛兵)の編成、石巻と小倉に鎮台を設置し 廃藩置県を実施した。
同年 三条・西郷らに留守内閣をまかせ 「特命全権大使・岩倉具視ら107名の大使節団」が米国、欧州に出発した。(1年9ヶ月に及ぶ)


明治6年 対朝鮮問題で政府内で対立した。
李朝政府が 日本の国書を拒絶し、使節を侮辱し、居留民の安全が脅かされている。との報告を受け 板垣退助が武力による修好条約締結(「征韓論」)を主張し 西郷は武力を不可として自分が全権大使になる(「遣韓大使論」)と主張し対立した。
一旦西郷派遣で決定したものの 岩倉具視の「内治優先論」により無期延期となった。
これで西郷は辞職した。
一緒に600名余が辞職したとされる。(明治6年政変)

西郷の下野に同調した軍人らが相次いで帰県し、県下は無職の血気多き壮年者がのさばりそれに影響された若者で溢れた。
そこでこれを指導し、統御しなければならないと 有志者が西郷にはかり「私学校」が作られた。
その私学校が県下最大の勢力になり県政をも牛耳るようになった。
明治9年廃刀令が出ると熊本、福岡、萩など各地で氏族の乱が起きた。
政府は鹿児島でも乱が起きるのを警戒した。

鹿児島では 明治10年私学校本校で大評議が開かれ 政府問罪のため大群を率いて上京することが決まり 募兵、新兵教練の後 大隊編制が行われた。
西郷による閲兵式が行われ 西郷も鹿児島を出発し熊本に向かった。
「今般政府に尋問の筋これあり」とその決意を述べている。

「西南戦争」開始である。
熊本城とその近辺で始まり 最大の激戦地 「田原坂の戦い」(現在の熊本市)など 熊本、宮崎、大分、鹿児島が戦場となった。
戦力は政府軍6万に対し薩摩郡3万、死者は両軍合わせて14,000人に達した。
薩摩軍は武器が旧式で 弾薬、食料の不足も大きく影響した。
最後の戦いは鹿児島県の城山で 西郷は銃弾を受け負傷した後切腹。享年51歳。
賊軍の将として遇されたが 明治22年西郷の人柄を愛した明治天皇の意向もあり大赦で赦された。

幕末から維新の激動の時代は ペリー来航から西郷の死までわずか20年に過ぎない。
この短い期間にさまざまな方向を持ったエネルギーが激突した。
そこに生じた混乱は想像を絶するものがあったに違いない。
現実への妥協や安易な事なかれ主義が西郷にはない。この人物には私心というものがない。
これは天性であったようだ。

視点が変わるとまた新しい出会いがある。
平成30年のドラマも楽しみである。都内における西郷ゆかりの地をめぐる企画などもあります。お楽しみください。

クラブツーリズムのスタッフより おすすめのツアー・講座のご案内

香取ナビゲーター同行 クラブツーリズム特別講演会 西郷隆盛の曾孫・西郷隆夫氏が語る「西郷隆盛の秘話」 明治維新150年 西郷隆盛の足跡・薩摩 3日間』

2018年の話題のドラマの舞台を訪ね、西郷隆盛の曾孫・西郷隆史氏の「西郷隆盛の秘話」と題する講演会を含む「明治維新150年 西郷隆盛の足跡・薩摩 3日間」を企画しました。

『 香取藤吉郎ナビゲーターによる 西郷隆盛講座』

3月4日新宿アイランドウイングにて開催。
幕末のヒーロー・西郷隆盛の人柄や功績、ゆかりの地をご説明いたします。

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