飛鳥Ⅱやにっぽん丸が11月より順次運航再開しておりますが、ついにぱしふぃっく びいなすも12月5日より運航を再開いたします。このぱしふぃっく びいなすクルーズを皆様に安心・安全にお楽しみいただくために、テスト運航としてトライアルクルーズが実施されました。弊社のスタッフも乗船してまいりましたので、その様子をお伝えいたします。実際に皆様にお楽しみいただくクルーズでは変更になる箇所もありますが、今後のクルーズ旅行にお役立ていただきましたら幸いです。

乗船前

◆同意書の提出

船会社からPCR検査会社へのお客様情報の提供に関して、「びいなすクルーズお申し込み時のご留意事項および同意書」をお一人様一枚ご提出ください。ご予約いただいたお客様には、最初の書類にて同封いたします。

◆事前PCR検査

乗船に際し、事前PCR検査が必要です。
検査キットはクルーズ出発日の約1週間前を目安に、検査会社からご自宅に届きます。
中身は以下の通りでした。

①検査申込同意書
②同意説明文書(びいなすクルーズ用)
③検体採取方法の説明書兼キットを置く用紙
④消毒綿
⑤唾液RNAコレクションキット【中に漏斗チューブが入っています】
⑥給水紙入りパウチ袋(小)
⑦バイオハザード袋(大)
⑧エアクッション袋
⑨返信用封筒

画像: PCR検査キット(筆者撮影)

PCR検査キット(筆者撮影)

内容物に触れる前には必ず手を洗うこと・採取する1時間前からは飲食を控えてください。
③の用紙の裏面には、検査キットを置く場所が記されており、説明書通りに唾液を採取します。イラスト付きで分かりやすく説明されていますので、しっかりと読み、正しく唾液を採取しましょう。

画像: PCR検査キット 中身(筆者撮影)

PCR検査キット 中身(筆者撮影)

採取した唾液は万が一中身が出てしまうことを防ぐために、⑥~⑨を使って梱包し、ポストに投函します。普通郵便ですので、検体提出の締切日を確認し、余裕を持って返送しましょう。期日などの詳細は書面でご確認ください。

乗船の手続きから乗船まで

◆乗船受付の流れ

検温⇒健康質問票提出⇒手荷物預け⇒待機スペース⇒乗船券と身分証明書提示⇒乗船

ターミナル入口で検温をしたのち、健康質問票を提出・乗船券を提示します。受付時はソーシャルディスタンスを守りましょう。足元には距離を保つための印がありました。

画像: 乗船受付1か所目(筆者撮影)

乗船受付1か所目(筆者撮影)

宿泊する部屋の階数によって、受付開始時間が異なります。

画像: 乗船受付 受付時間の案内板(筆者撮影)

乗船受付 受付時間の案内板(筆者撮影)

各港によって異なりますが、今回は検温・健康質問票を提出した先に乗船時間までお待ちいただける待機スペースがありました。

画像: ターミナル内・待機スペース(筆者撮影)

ターミナル内・待機スペース(筆者撮影)

乗船受付の時間になりましたら、乗船券と本人確認書類を提出し、乗船証(ルームキー)を受け取ります。

画像: 乗船受付2か所目(筆者撮影)

乗船受付2か所目(筆者撮影)

なお、乗船受付の全ての窓口にはアクリル板を設置、受付を担当するスタッフはマスクとクリアゴーグルを着用することで、飛沫感染対策がされていました。

以上が乗船受付の流れでした。手続きが終わりターミナルを出ると、そこには大きな船体が!
迫力が素晴らしいですね、ワクワクしてきます!

画像: ぱしふぃっく びいなす船体(筆者撮影)

ぱしふぃっく びいなす船体(筆者撮影)

◆いよいよ乗船です!

さっそく船に乗船しましょう!
まずは入口で乗船証をカードリーダーで読み取り乗船します。
今回は8デッキ、ステートF客室です。

画像: ステートF客室(筆者撮影)

ステートF客室(筆者撮影)

ここから、客室内の様子をお見せします。
感染症対策に手指消毒は基本中の基本です。全ての客室内にアルコールスプレーが設置されています。

画像: 客室内設置の手指消毒用スプレー(筆者撮影)

客室内設置の手指消毒用スプレー(筆者撮影)

使用済みのマスクやティッシュなどは専用の袋に入れて口を縛って密封し、専用ごみ箱へ捨てます。

画像: ◆いよいよ乗船です!

夕食時の席が指定される旨の書類が置かれていました。夕食時にはこのご案内をダイニングにお持ちください。

画像: ご夕食のご案内(筆者撮影)

ご夕食のご案内(筆者撮影)

アメニティ類は、歯ブラシやくし、シャワーキャップなどが置かれています。また、消臭スプレーや無料のミネラルウォーターもございます。寝巻・浴衣はございませんのでご注意ください。

船内施設の様子

◆カードリーダーと手指消毒用スプレーが各箇所に設置されています

各パブリックスペースには乗船証を読み込むカードリーダーと手指消毒用スプレーが設置されています。カードリーダーにてお客様の行動記録を保存させていただき、万が一船の中で感染の疑いが発生した際も迅速に濃厚接触の方を確認できます。

画像: カードリーダーと手指消毒用スプレー(筆者撮影)

カードリーダーと手指消毒用スプレー(筆者撮影)

また足元には、ソーシャルディスタンスを保つための工夫が見られました。

画像: 足元の印(筆者撮影)

足元の印(筆者撮影)

パブリックスペースの座席やテーブル等は、こまめに消毒されます。

画像: 座席の消毒風景(イメージ/船会社提供)

座席の消毒風景(イメージ/船会社提供)

それではここから、各施設の様子を細かく見ていきましょう。

◆オープンバー

7デッキのオープンバーです。営業中は飲み物や軽食がお楽しみいただけます。GOTOトラベルキャンペーンの地域共通クーポンが使える場所では目印となる張り紙がありました。

画像: オープンバー(筆者撮影)

オープンバー(筆者撮影)

これまでは自身で取るビュッフェスタイルでしたが、今回からはスタッフの方が取ってくれるようになりました。お客様との間にはビニールカーテンが設けられ、個包装されたマフィンやクッキーなどが用意されていました。

画像: オープンバーの軽食提供の様子(筆者撮影)

オープンバーの軽食提供の様子(筆者撮影)

座席はソーシャルディスタンスを保つため、使用できない座席には布がかけられています。なお、1つのテーブルには同室の方同士のみのご着席となります。これも、万が一の事態が起こった際に濃厚接触の機会を減らす工夫です。

画像: オープンバー 座席(筆者撮影)

オープンバー 座席(筆者撮影)

座席数が減っている分、テイクアウトが可能になりました。客室に持ち帰ったり、デッキやプールサイドで風を感じながら楽しむことができます。特に、屋外で楽しむのは換気も良く、安心できますね!

画像: オープンバーで提供されている軽食と飲み物(筆者撮影)

オープンバーで提供されている軽食と飲み物(筆者撮影)

画像: プールサイドデッキ(筆者撮影)

プールサイドデッキ(筆者撮影)

◆メインラウンジ

会場に入る際には、右舷が入口、左舷が出口となっており、人の流れを一方通行にしていました。ショーの終了後には、出口付近の密を避けながらの退場が案内されており、安心ですね。なお、エンターテイナーのマイクには飛沫防止対策として、マイクシールドが付けられていました。

画像: メインラウンジ 入口(筆者撮影)

メインラウンジ 入口(筆者撮影)

画像: マイクシールドを使用するエンターテイナー(イメージ/船会社提供)

マイクシールドを使用するエンターテイナー(イメージ/船会社提供)

以前はダンスタイムがありましたが、お客様同士の濃厚接触を避けるため、当面の間は中止となっております。もちろん、メインラウンジでもソーシャルディスタンスを保つため利用できない椅子に布がかけられており、以前は約200名様が着席できましたが、現在は約70名様ほどに減らされていました。

画像: メインラウンジ(筆者撮影)

メインラウンジ(筆者撮影)

◆メインホール

こちらもメインラウンジと同様に、エンターテイメントショーなどイベントが行われる施設です。同じく座席間隔をあけて、密を避ける座席配置になっています。

画像: メインホール(筆者撮影)

メインホール(筆者撮影)

◆展望浴室

浴室入口にスタッフがおり、鍵を受け取って中に入るシステムになっていました。男女それぞれ入場人数を制限し、密になるのを避けていました。
なお、浴室内にタオルやアメニティ類はございません。お部屋から各自お持ちください。シャンプー・リンス・ボディソープは備え付けで置かれていました。中の洗面台も間隔をあけて使用するように、一部使用禁止になっており、広々と・ゆったりご利用いただけます。

画像: 展望浴室 入口(筆者撮影)

展望浴室 入口(筆者撮影)

◆ジムナジウム

バイクやトレッドミル(ランニングマシーン)など、トレーニング機械が置かれているエリアです。入口ではカードリーダーとともに、タブレット型の検温機械もあります。入室時に体温を測定し、異常がないことを確認します。

画像: ジムナジウム 入口(筆者撮影)

ジムナジウム 入口(筆者撮影)

機械ごとに消毒液類のセットが置かれており、使用前後に自身で消毒ができるようにされています。衛生対策もばっちりですね。

画像: トレッドミルと消毒類のセット(筆者撮影)

トレッドミルと消毒類のセット(筆者撮影)

◆トップラウンジ

船内の一番高い、12階部分にあります。現在カジノなどのゲーム施設は休止中ですが、お飲み物をお楽しみいただけるラウンジとして営業しており、落ち着いた雰囲気の中でごゆっくりお過ごしいただけます。座席数も約半分ほどに減らされていました。バーカウンターには飛沫対策のビニールカーテンが設置されています。

画像: トップラウンジ(筆者撮影)

トップラウンジ(筆者撮影)

◆ショップ

船内限定のアイテムが購入できます。入口と出口が分かれていることはもちろん、買い物カゴの数を減らし、店内に入場できる人数を制限していました。なお、お土産袋は有料になりました。

ショップ入口(筆者撮影)

メインダイニングルームの様子

◆徹底された感染対策

入口では各施設と同様、カードリーダーとともに検温が行われます。カメラの前に立つと、体温がモニターに表示されます。

画像: 検温とカードリーダー(筆者撮影)

検温とカードリーダー(筆者撮影)

◆アクリル板が設置されたテーブル

テーブルは基本的に、同室の方で1テーブルになります。その場合、横並びもしくは斜め向かいの席に座る形になります。グループ様は以下の写真の通り、アクリル板を設置した円卓テーブルを使用する場合もあります(1テーブル3名様もしくは4名様まで)。
マスクは直接机の上に置かず、机の上に置かれているマスクケースに収納します。

画像: アクリル板を使用したダイニングテーブル(筆者撮影)

アクリル板を使用したダイニングテーブル(筆者撮影)

◆スタッフもマスクとクリアゴーグルを着用

スタッフの方は飛沫感染防止のために、受付時と同様にマスクとクリアゴーグルを着用します。今回はクリスマスが近かったので、サンタクロースの柄の入ったマスクをされていますね!実は、担当エリアによってマスクの柄が違うそうです。柄の違いを探してみるのも楽しいですね!

画像: レストランマネージャー(筆者撮影:掲載許可をいただいて撮影させていただきました)

レストランマネージャー(筆者撮影:掲載許可をいただいて撮影させていただきました)

◆夜食・朝食の提供方法

ディナー以外に、夜食や朝食でもこちらの会場を使用します。
夜食・朝食時のドリンクや卵料理の注文はカウンターで行います。写真のようにアクリル板を挟み提供されます。

画像: 夜食提供時のカウンター(筆者撮影)

夜食提供時のカウンター(筆者撮影)

朝食は和食・洋食を選ぶことができ、セットメニューでの提供となります。一部メニューは都度注文ができます。

画像: 朝食・洋食(筆者撮影)

朝食・洋食(筆者撮影)

画像: 朝食・和食(筆者撮影)

朝食・和食(筆者撮影)

下船時の様子

◆混雑緩和のため、順番にご案内します

下船の際は混雑緩和のため、10階に宿泊のお客様から階ごと(及び部屋番号ごと)に船内放送で案内されます。放送の案内があるまではお部屋やデッキにてお待ちいただきます。
下船時にも検温が行われます。検温で問題がなければ乗船証をカードリーダーで読みとり、下船となります。万が一発熱の症状が見られた場合は、船医の診断を受けていただくことになります。

画像: 下船の様子(筆者撮影)

下船の様子(筆者撮影)

まとめ

皆様に安心・安全にクルーズをお楽しみいただくための感染対策に様々な工夫が見られました。全客室には手指消毒用スプレーが設置されていたり、入室記録が管理されているところは、お客様にとっても安心できるポイントではないでしょうか。
感染症対策のため、多くの制約がある船内ですが、それでもさすが「ふれんどしっぷ」と呼ばれるぱしふぃっく びいなす。船のスタッフの皆さんはマスク越しでも溢れる明るい笑顔と、きめ細やかな対応をされていました。
皆様にもぜひ、洋上の楽園をお楽しみいただきたいです。皆様のご乗船を心よりお待ちしております!

ぱしふぃっく びいなすのクルーズの紹介

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