こんにちは、CYCLE-LINKです。
ウォーキングやランニングした軌跡をGPSアプリに記録して地図上に地上絵を描く『GPSアート』をご存知ですか?
GPS機能さえあれば、どんな形でも描くことができます。saltは愛車のロードバイクでGPSアートを描いていますが、短い距離であれば歩いてでも作れるGPSアートには気軽にできる魅力があります。
始めたきっかけはsaltのダイエット。体脂肪率26.2%を公言していますが、GPSアートのおかげもあって現在は25.5%まで下がりました!!
これまで4つのアートにチャレンジしたCYCLE-LINKより、GPSアートの楽しみ方(作り方)と自転車で走行する際の注意点をご案内します。

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描きたい絵を決める

まずはどんな絵を作りたいか、描きたい絵を決めます。CYCLE-LINKでは、お正月に『丑』、節分に『鬼』、2月22日に『猫』を選びました。
描きたい絵が決まったら、具体的に考えていきます。例えば丑や鬼も顔だけがいいのか、全体を描きたいのか、どんなポーズがいいのか、はたまた漢字や英語等文字で書いてみたいのか!?などです。簡単でいいので、実際に絵を描いてみるのがいいでしょう。

描きたい絵が決まったら、絵の重要なポイントをピックアップします。丑だったら口となる直線と顎のライン、鬼だったら角や口と顔の並行した直線ラインでしょうか。構図の肝となるポイントですね。
実際に自転車で走行して描くことになるので、細かい描写はいりません。いかに一筆書きに近い単純な絵で分かりやすいかが重要となります。

画像: GPSアート下絵@TAG

GPSアート下絵@TAG

構図を考える

絵の構図が決まったら、地図とにらめっこです。
この時ばかりは走ってみたい場所、行ってみたい場所は置いておきましょう。CYCLE-LINKは新宿に本社がありますので、東京都内でGPSアートが描ける場所を探しました。

絵の重要なポイントに決めた直線やカーブに合う場所がないか、を地図を見てひたすら探します。
ここが一番難しい時間です。半日、一日…費やしても全く描けないときもあります。これまでチャレンジした中では難易度の低い順にハート→鬼→丑→猫となります。まずは簡単な絵から描いてみるといいでしょう。ハートや鬼は比較的簡単なので描いてみると練習になります。

まだ実走にはチャレンジできていませんが、CYCLE-LINKとして一度は描いてみたい『ロードバイク』。自転車を描く上でのポイントは当然、車輪ですよね。自転車は本当に難易度が高く、この車輪を2つ描くのがとっっっても難しい!!!
何日も何日も車輪にチャレンジして、毎日惨敗でした。。。難易度の高いものからチャレンジするとこんなことになってしまいますので、簡単な絵から始めてみることをおすすめします。
(ロードバイクの下絵は完成しましたが、実走には未チャレンジなので、いつかお見せできるように頑張ります)

同じ場所でも地図の縮尺や方向により変わるので、空いている時間に地図を拡大したり縮小したり、回転させたり…して、ひたすらにらめっこ。何度も何度も描いてみます。良さそうな場所を見つけたら切り出してペイントで描いてみるとやりやすかったです。
やっとポイントが見えた!と思っても全体が描けないときも沢山あります。ポイント以外描けないときは諦めて他の場所を探します。繰り返し繰り返し探して挫折…しても、めげずにチャレンジしましょう。ふとした瞬間に見えてきます!
縮尺を小さくすると描きやすくなりますが、走行する距離が増えてしまうので注意が必要です。
200m~大きくても500mの縮尺をおすすめします。

画像: 地図上で絵の構図を考える(東京)@IGA

地図上で絵の構図を考える(東京)@IGA

地図にピンを立てる

絵が描けたら、地図上にピンを立てていきます。
このピンは実走する際の目印になりますので、分かりやすい場所を選んでピンを立てましょう。
ピンを立てながらストリートビューで実際の道路の様子を必ず確認します。ルートをイメージすることと、自転車の走行が可能な場所か、通行止め区間や時間に当たっていないかなど、当日に備えた確認を一緒に行います。
これで事前準備は完了です。

画像: 地図にピンを立てる@salt

地図にピンを立てる@salt

画像: ストリートビューで実際の様子を確認@salt

ストリートビューで実際の様子を確認@salt

走行当日の時間と準備するもの

いよいよ実走の日。
まずは地図を準備します。スマートフォンの地図アプリを活用することがほとんどだと思いますが、いつでも地図が確認できるように、スマートフォンホルダーを準備してハンドルにスマートフォンを固定しておくと便利です。
また、地図アプリを起動しているとスマートフォン本体のバッテリー消耗が激しいため、モバイルバッテリーをつなげたまま走行するといいでしょう。
出発前に忘れてはいけないのは走った軌跡を記録するアプリです。様々なGPSアプリが出ていますので、使いやすいものを選んでみてください。

画像: 走行当日、ハンドルにスマートフォンを装着していざ出発@salt

走行当日、ハンドルにスマートフォンを装着していざ出発@salt

走る時間帯ですが、平日の日中をおすすめします。平日の朝や休日は人出が多く、夜間は暗く見通しがきかないので危険です。平日の10時過ぎなど落ち着いた時間を選びましょう。

GPSアートは準備したピンの通りに走行することが何よりも重要となるため、完成までに何度も地図を確認します。確認する際は必ず止まってから確認しましょう。『次に曲がる角を確認してから発進、止まって確認』の繰り返しです。
特に路地は一時停止が多く、また細い道もあるので、車とのすれ違いや曲がる際にも注意が必要です。

画像: salt談

salt談

実際に走ってみると、確認したつもりでも道を間違えてしまったり、地図上では分からなかった工事現場で足止めをされたり。
魔の踏切に差し掛かり、思った以上の時間ロスになってしまったり…工事中で迂回が必要になってしまったケースもありました!
折角のGPSアートが失敗とならないよう、当日の道路状況はしっかりと確認することをオススメします。
また、事前に走るルートの合計距離をざっくり確認しておかないと体力的にピンチになりますのでご注意ください。

画像: 工事中でルート変更を余儀なくされる@salt

工事中でルート変更を余儀なくされる@salt

画像: 開かずの踏切に長時間足止めされる@salt

開かずの踏切に長時間足止めされる@salt

GPSアート完成

流れを経て、完成したGPSアートを紹介します。
丑アートはGPSシステムのエラーで顔が変形してしまいました。。。しっかり準備しても、こんな失敗もあります。
GPSアートは同じ道を行ったり来たりすることもあり、地道な作業になりますが、完成したときの達成感があります。お散歩ウォーキングからも始められる自分だけの地上絵、GPSアート。サイクリングの新しい楽しみ方の一つとして描いてみてはいかがでしょうか。
CYCLE-LINKでもこれからもGPSアートにチャレンジしていきます。
新しいアートができた際にはTwitterで公開します。お楽しみに!

画像: GPSアート集@salt

GPSアート集@salt

丑アートにチャレンジした際の動画をUPしています。こちらからご覧ください。

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