クラブツーリズムでは、先日、オンラインツアーにてスイスの名峰と山岳ホテルをご案内。マッターホルンを望む展望台と中継で繋ぎ、現地の様子をお伝えしました!
今回はクラブツーリズムならではのオンラインツアーの魅力をご紹介します。
新しい旅のスタイル 「オンラインツアー」スイス編
「日本にいながらに、海外旅行気分を味わっていただきたい」
「渡航が再開した折には、是非スイスにも足を運んでいただきたい」
そんな考えから、”リアルタイム”で現地と中継を繋ぎ、皆様に海外旅行気分を味わっていただくオンラインツアーを各地で企画しています。
今回のツアーでは、まず、スイスの代名詞ともいえるアルプスの名峰を楽しむための山岳ホテルを、ツェルマット観光親善大使の山下詠美子さんよりご紹介いただきました。
‟山岳ホテル”というと、「山小屋?」「簡素な設備なのでは?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、スイスの山岳ホテルはそんなことはありません。
かつて、ヨーロッパの王侯貴族をもてなすために建てられた、100年以上の歴史を持つ伝統あるホテルが中心であるためです。
個別のシャワーやトイレの設備はもちろん、素晴らしいコース料理を提供するレストランも備えています。
朝な夕なに、大自然を間近に満喫しながら、美味しい食事や思い出に残る滞在を楽しむことができるのです。
そして、ツアーの後半では、スイスと中継を繋ぎ、現地の様子をレポートしてもらいました。
ゴルナーグラート鉄道の終点、ゴルナーグラート山頂3100mにあるホテル「クルムホテル・ゴルナーグラート」より案内してくださったのが、マッターホルングループ副社長のフェルナンド・クレメンツさんです。
ツアー当日の天候は・・・・雲一つない快晴!!
峻峰マッターホルンもくっきりご覧いただくことができました!(ホッ)
また、ホテル内の様子も隈なくレポート。
コロナ対策により今は閉まっていますが、チョコレートや時計、アーミーナイフなどのスイスの名産品ショップも揃っており、通常ならショッピングもたっぷり楽しめます。
また、レストランやフロントの様子をご覧いただいたほか、マッターホルンビューの客室もご紹介。ここに宿泊できたら最高だろうな・・・と皆様にも感じていただけたのではないかと思います。
ご参加いただいた方からの質問
今回の2月20日のオンラインツアーにご参加いただいた皆様、改めて誠にありがとうございました。
また、チャットでのご質問も多数いただきまして、重ねて御礼申し上げます。
お時間の都合上、オンラインツアー中にお答えできなかった皆様からの質問を、下記に回答させていただきます。
山岳ホテル編
Q.ホテル内レストランでのお料理も本格的なんでしょうか?
A.山岳ホテルのお食事は、町のホテルと遜色ない、いやそれ以上に、高級ホテルで体験できるようなメニューを提供しているところがほとんどです。スイス郷土料理をフレンチにアレンジしていたりと、こだわりの料理をホテルの自慢にしているところも多くあります。
夕食はコースメニューが中心ですが、朝食はバイキング(現在はコロナ対策でセットメニューの場合もあり)、昼食はアラカルトの提供をしているケースが多いです。
Q.山岳ホテルに一度は泊まってみたいですが、高山病は大丈夫なんでしょうか?お酒は飲みすぎないほうが良いですよね?
A.山岳ホテルは標高2000m~3000m前後のところにある場合が多く、高山病を心配されるお客様は多くいらっしゃいます。
実際、山岳ホテルまでは登山列車やロープウェーなどの乗り物で上るため、到着後も体調の変化を感じる方はほとんどいらっしゃいません。また、山岳ホテルに宿泊する前に、通常は麓の町を経由していきますが、その町の標高が既に1000m台であることが多いため、体を徐々に標高に順応させることができている、という理由もあります。
とはいえ、標高が平地より高く、酸素が薄いことは間違いないので、「急に走り出す」「大声を上げる」などの行動は避けていただいた方が無難ですし、ご質問者様のおっしゃるように、お酒も様子を見ながら控えめにされることをお勧めしております。
気候とハイキング編
Q.晴天率の高い時期はいつですか?
A.スイスには、日本の梅雨のようにまとまって雨が降る時期(雨季)はありません。
それを踏まえて、地域にもよりますが年間の降水量は概ね日本と同じくらいで、特に1月~3月は雨量が最も少なくなります。その点は、日本の冬とも似ていますが、もちろん10月~3月頃には標高の高い地域を中心に積雪があります。
そして何より、スイスは山岳エリアが多いため、ほとんどが‟山のお天気”になります。
つまり、天気が本当に変わりやすく、朝と晩、麓と山頂で天候が全く異なる、ということが珍しくありません。
スイスの旅行では、観光などの予定を柔軟に入れ替えたり、代案を用意しておくことが重要となります。弊社ツアーでも天候によって、代案にご案内するなどの対応をしております。
Q.ベストシーズンの気候はどんな感じですか?
A.オンラインツアーでもお話させていただきました通り、スイスは各季節ならではの楽しみがあり、一年中シーズンとも言えますが、ここでは、日本のお客様に人気の春~晩夏にかけての天候についてご紹介しますね。
①湿度が低くカラッとしていて、快適である ②日差しが強い ③朝晩の寒暖差がある
もちろん天候によりばらつきはありますが、概ね上記3つかと思います。
日本の夏との大きな違いは湿気がないことです。気温が30℃前後あっても、汗が噴き出るということはあまりありません。一方で、日差しが強く、特に標高が高い地域では曇り空でも紫外線が強く日焼けをしますので、帽子や日焼け止め、サングラスなどは持参ください。
また、日中は半そで1枚で過ごせる夏場でも、朝晩は気温が下がります。朝焼けや夕陽、星空観賞の際には必ずフリースなどの上着をお持ちください。
Q.夏のハイキングはどの程度の準備が必要でしょうか?尾瀬とかに行く感じでしょうか?もっと登山のような感じですか?
スイスには初心者向けから上級者向けまで、本当に数多くのハイキングコースが整備されています。ここでは、弊社の一般的なスイスツアーにも含まれる初心者向けハイキング(ミニハイキング程度)について、ご説明させていただきます。
初心者向けのハイキングの場合、装備としては、ご質問者様のおっしゃるように‟尾瀬ハイキング”と同じようなレベルのご用意で十分かと思います。下記が一例です。
■トレッキングシューズもしくは、靴底の厚い運動靴やスニーカー
■足首まで覆えるスラックスなどのズボン(ジーンズは動きにくいためお勧めしません)
■動きやすいTシャツ、ポロシャツなど(長さは季節・天候により調整)
■簡単な風雨も防げるウィンドブレーカーなどの上着(着脱がしやすいもの)
■リュック
■雨具(上下別のレインコートなど)
■帽子、サングラスなど日よけ
季節や天候により、重ね着や袖の長さなどは調整ができるようにご用意いただければと思います。
食事編
Q.おすすめの料理を教えてください。
山下さんの好きなスイス料理は何でしょうか?
A.スイス観光親善大使の山下さんの好きなスイス料理、私どもも気になりましたので、ご本人にお聞きしてみました。
「一番好きなのはチーズ料理の代表格ラクレットです。
溶かしたラクレットチーズをゆでたジャガイモにかけて熱いうちに食べるという、シンプルなものですが、これが、山の雰囲気にピッタリなんです。
レストランでは巨大なラクレットマシンを、家庭ではそれぞれがチーズを溶かすラクレットフライパンを使い、和気あいあいと団欒を楽しめます。
それにスイス産の白ワインが合うんです!」
とのこと・・・想像しただけで美味しそうですね。さらに・・・
「ほかには焼きソーセージのブラートヴルストとジャガイモのパンケーキ・ロシュティもお勧め。名峰を見ながら豪快にソーセージをいただくのが開放的です。また、湖近辺では地産のお魚、エグリ(スズキの一種)のフライなども名物ですよ。」
と、スイス料理の王道チーズ以外のおススメも教えていただきました。
スイスは周囲をいろんな国が囲んでいるため、4つの公用語がある(!)ように、食文化も隣国の影響を受けて、地域によって異なります。ソーセージが名物なのはドイツに近い地域、という感じです。また、どうしてもお肉料理が多い中、湖畔で食べることのできる魚料理は、ツアー中でも貴重なメニューです。日本人だと、たまには魚料理が食べたくなるものですよね。
ちなみに、私は茹でたジャガイモとマカロニをチーズであえたアルペンマカロニが好物です。山のレストランなどでは定番メニューなので、是非試していただきたいです!
最後に
いかがでしたでしょうか?雄大な自然に囲まれるスイスの魅力が、少しでも今回のオンラインツアーを通して感じていただけていたら幸いです。
3月13日(土)には、スイスのオンラインツアー第2弾として、<オンラインツアー>『スイス列車旅の魅力をお届け! ユングフラウ鉄道の新ルート駅から生配信』を開催いたします。
今回は見逃してしまった!またこの感動を味わいたい!という方は、是非参加いただけましたら幸いでございます。
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