海外旅行へ行けるようになるには、まだまだ時間がかかりそうな状況が続いています。外出もしづらい世の中ですが、そんな時はご自宅で海外旅行気分を味わってみませんか?
クラブツーリズムでは、先日、オンラインツアーにてスイス・ユングフラウよりと中継で繋ぎ、昨年末に完成したばかりの「アイガーエクスプレス」の様子をお伝えしました!
今回はクラブツーリズムならではのオンラインツアーの魅力をご紹介します。

新しい旅のスタイル 「オンラインツアー」スイス編

「日本にいながらに、海外旅行気分を味わっていただきたい」
「渡航が再開した折には、是非スイスにも足を運んでいただきたい」

そんな思いをこめて、”リアルタイム”で現地と中継を繋ぎ、皆様に海外旅行気分を味わっていただくオンラインツアーを各地で企画しています。

スイス鉄道の魅力をご紹介 ~ツアー前編~

今回のツアーでは、まず前半に、スイス観光のハイライトのひとつともいえる各地の鉄道を、ツェルマット観光親善大使の山下詠美子さんよりご紹介いただきました。

‟鉄道”と一口にいっても、険しい山の斜面をぐんぐん進む登山鉄道から、快適に優雅に車窓の景色をのんびり楽しめる観光鉄道まで、実にさまざまです。

まずは、スイスに行ったらとりあえず乗りたい三大特急から。

世界遺産ベルニナ特急。途中、氷河、川、湖と自然豊かで穏やかな風景を堪能できます。高低差を調整するために造られたブルージオのループ橋も見どころです。
パノラマ特急は、スイスワインの産地レマン湖の周辺や、あのハイジも登場しそうなのどかな風景を走ります。天井までガラス張りのパノラマカーが自慢です。

画像: ラーゴビアンコの近くを走るベルニナ特急

ラーゴビアンコの近くを走るベルニナ特急

画像: ループ橋を通過するベルニナ特急

ループ橋を通過するベルニナ特急

画像: レマン湖畔のぶどう畑の中を走るパノラマ特急

レマン湖畔のぶどう畑の中を走るパノラマ特急

画像: パノラマ特急の大きな窓は天井まで続いています

パノラマ特急の大きな窓は天井まで続いています

そして、スイスを代表する列車のひとつ氷河特急。ツェルマットからサンモリッツまでを結ぶ全長280kmの路線です。
今回は、2019年に新登場した最上級クラス「エクセレンスクラス」をご紹介。座席は全員が窓側に座ることのできる左右1列ずつの並びです。
専任のコンシェルジュがいたり、7コースのフルコースが楽しめたり…と列車とは思えないほどのおもてなしを体験できます。

画像: アルプスの山々の間を駆けぬける氷河特急

アルプスの山々の間を駆けぬける氷河特急

     専任のコンシェルジュ

     豪華なコース料理も楽しみ

画像: 全席窓側となるゆとりの座席

全席窓側となるゆとりの座席

続いて、険しい山々を登る山岳鉄道もご紹介。

名峰マッターホルンを望むゴルナーグラート展望台までをつなぐゴルナーグラート鉄道は、3100mの山頂まで森を抜け、谷を越え走ります。

世界一急勾配の登山鉄道が、ピラトゥス鉄道。歯車式の列車は急斜面を登り、約30分でピラトゥス山頂に到着します。

鉄道好きの方に根強い人気があるのがフルカ山岳蒸気鉄道です。氷河特急が通るトンネルの開通により一旦は廃線になった後、復興を熱望する声に応えて2001年に復活しました。夏の週末限定で運行する貴重な鉄道です。

画像: ゴルナーグラート鉄道とマッターホルン

ゴルナーグラート鉄道とマッターホルン

画像: フルカ山岳蒸気鉄道の背後にはローヌ氷河が見える

フルカ山岳蒸気鉄道の背後にはローヌ氷河が見える

画像: 世界一の急勾配 ピラトゥス鉄道

世界一の急勾配 ピラトゥス鉄道

ピラトゥス山頂にはホテルが

ユングフラウ鉄道と、開通!アイガーエクスプレス&生中継 ~ツアー後編~

後半は、ユングフラウ鉄道グループの金子美奈子さんより、ユングフラウ地方について、その歴史や見どころも含めてご説明をいただきました。そして、2020年12月に開通したばかりの「アイガーエクスプレス」の概要についてもご紹介いただきました。

アイガーエクスプレスは、麓のグリンデルワルト・ターミナル駅から、世界遺産のアイガーグレッチャー駅までをわずか15分で結ぶ最新鋭のロープウェーです。

アイガーエクスプレスの開通によって、従来の山岳鉄道網にさらに選択肢が広がり、よりバラエティ豊かな楽しみ方ができるようになったユングフラウ地方。是非コロナが落ち着いたら、訪れていただきたいです。

画像: ユングフラウ鉄道の終着駅ユングフラウヨッホ ‟トップ・オブ・ヨーロッパ”

ユングフラウ鉄道の終着駅ユングフラウヨッホ
‟トップ・オブ・ヨーロッパ”

画像: アイガーエクスプレス

アイガーエクスプレス 

画像: ツアー当日はゴンドラ内からの中継も

ツアー当日はゴンドラ内からの中継も

画像: アイガーグレッチャー駅

アイガーグレッチャー駅

そしていよいよ、スイスと生中継!
ユングフラウ鉄道グループのレモ・ケーザーさんより現地の様子をレポートいただきました。

レモさんがいたのは、なんと開通したばかりのアイガーエクスプレスの中でした!
ゴンドラ内の様子や、外に広がる山々の景色をご覧いただきました。そして、こちらも新しくできたアイガーグレッチャー駅に到着後は、駅の様子やユングフラウヨッホ‟トップ・オブ・ヨーロッパ”へ出発する鉄道駅もご案内。ちょうど出発前の列車が止まっていましたね。
コロナ禍の現在はスイス国内からのみとなりますが、スキーヤーの姿やリフトの様子なども紹介いただきました。

実際に現地を訪れるのが待ち遠しくなる中継となりました。

ご参加いただいた方からの質問

今回の3月13日のオンラインツアーにご参加いただいた皆様、改めて誠にありがとうございました。
また、チャットでのご質問も多数いただきまして、重ねて御礼申し上げます。

お時間の都合上、オンラインツアー中にお答えできなかった皆様からの質問を、下記に回答させていただきます。

鉄道編

Q.スイスで鉄道に乗るにはやはり事前予約が必要ですか?

A.今回ご紹介した鉄道の中で、氷河特急やパノラマ特急などの観光鉄道や、フルカ山岳鉄道などは事前に予約が必要です。
ユングフラウ鉄道は予約は必須ではありませんが、混雑時に確実に座席に座れる、予約者専用ゲートから入場できるなどの利点がありますので、事前予約をお勧めします。オンラインで個人予約が可能です(有料)。

もちろんツアーであれば、そういった細かい手配も全て含まれていますので、個人手配が煩わしい方にはお勧めです。

Q.ユングフラウ鉄道やアイガーエクスプレス(ゴンドラ)の乗車料金はいくらですか?

A.麓の町から、ユングフラウ鉄道の終点ユングフラウヨッホまでの個人旅行者向けの往復運賃の場合でご案内します。
グリンデルワルトからの往復で169~220スイスフラン(約19800円~25700円)、さらに麓のインターラーケンからの往復ですと184.8~235.8スイスフラン(約21600円~27600円)です。繁忙期や閑散期によって料金が異なります。(ユングフラウ鉄道グループ金子様より)

ちなみに、従来のように全線を鉄道に乗車、もしくは途中をアイガーエクスプレスに乗車、いずれも同額ですので、例えば行きはアイガーエクスプレスを使って時間も短縮、帰りはゆっくり鉄道で下る…というようなことも可能です。

なお、上記の通常料金以外にも、各種トラベルパスを購入すると、25%~50%引きになります。
スイスを鉄道で旅行する場合は、「どこに行くのか」「何に乗るのか」によって、最もお得になるパターンが異なってきますので、事前にしっかりルート計画をすることが重要です。

※1スイスフラン 約117円で換算

Q.鉄道に乗って旅するベストシーズンはいつですか?夏でしょうか?

A.今回ご覧いただいたように、冬でもスキーシーズンのため、各地の鉄道は運行していますが、鉄道とあわせてハイキングや花を楽しみたい、という方にはやはり初夏以降がお勧めです。

また、より鉄道に特化して楽しむ場合は、秋もベストシーズンのひとつです。車窓からは、ブドウ畑が色づいた秋景色を楽しむことのできる鉄道もありますし、過ごしやすい気候も魅力です。

Q.アイガーエクスプレスのグリンデルワルトにある駅はどのあたりにありますか?

A.アイガーエクスプレスが発着するのは、新しくできた『グリンデルワルト・ターミナル駅』で、従来のグリンデルワルド駅から見ると、一駅インターラーケン寄りに2kmほど下がった場所になります。

Q.ユングフラウ鉄道はどの季節が一番空いていますか?

A.⽐較的空いているのは 4〜5 ⽉と 10〜12 ⽉上旬ですが、年間を通じてお天気の良い⽇は混みあいます。
またユングフラウヨッホは⼀⽇ 5000 ⼈(現在は新型コロナウイルス感染予防のため 3000 ⼈)
の⼊場制限がありますので、確実に座っていける事前予約をお勧めいたします。
(ユングフラウ鉄道グループ金子様より)

気候編

Q.今回のような素晴らしい景観をみられる可能性が最も高い時期はいつですか?
Q.お天気を優先するなら、いつの時期に行くのが良いのでしょうか?
Q.ハイキングのおすすめシーズンはいつですか?

A.ハイキングやお花も楽しみたい場合は、やはり春から秋がシーズンということになりますが、晴天率ということで申し上げますと、スイスには、日本の梅雨のようにまとまって雨が降る時期(雨季)はなく、シーズン中の差はあまりありません。
しいて言えば、8月以降は一般的に降水量が少し減りますので、晴天率は上がりますが、お花のピークは徐々に過ぎていきますので、難しいところですね。

ハイキングについては雪解けの状況や標高によって前後しますが、概ね6月後半以降にハイキングコースがオープンし、10月前半くらいまで楽しめます。上記でも触れた通り、お花目当てであれば7月末くらいまでがベストシーズンかと思います。

そして何より、スイスは山岳エリアが多いため、ほとんどが‟山のお天気”になります。
つまり、天気が本当に変わりやすく、朝と晩、麓と山頂で天候が全く異なる、ということが珍しくありません。

スイスの旅行では、観光などの予定を柔軟に入れ替えたり、代案を用意しておくことが重要となります。弊社ツアーでも天候によって、代案にご案内するなどの対応をしております。

スキー編

Q.今回のオンラインツアーの中継で映ったスキーエリアは、どのくらいのレベルで滑ることができますか?

A.今回の中継でご覧いただいたアイガーグレッチャー駅周辺のスキースロープはもともと上級者向けのコースのみでしたが、アイガーエクスプレスのオープンに伴い⽐較的難易度の低い迂回コースができましたので、今ではお⼦様連れのファミリーの⽅も多くいらっしゃっています。
スイスのスキー場は初⼼者、中級者、上級者向けとそれぞれ⾊別でコース分けがされております
が、その時の積雪コンディションやスロープ、リフトのオープン状況をご確認の上、ご⾃⾝のレベルに合ったスロープをご滑⾛ください。
(ユングフラウ鉄道グループ金子様より)

ハイキング編

Q.ハイキングツアーを申し込む場合のレベルは?初心者レベルでも可能でしょうか?

A.スイスには初心者向けから上級者向けまで、本当に数多くのハイキングコースが整備されています。弊社でも今まで、様々なレベルのハイキング専門ツアーもご案内してまいりましたが、一方で、一般的なスイスツアーでも、初心者向けのハイキングを組み入れております。
そちらは、普段山歩きをされていないような方でも、気軽に楽しんでいただけるコースを採用していますので、ご安心いただければと思います。

なお、2月開催のオンラインツアーにていただいたご質問の中で、初心者向けハイキングの装備についてお答えしておりますので、よろしければこちら↓もご覧ください。
【スイス】生配信オンラインツアー 名峰マッターホルンを望む山岳ホテルをご紹介!

Q.お勧めのお土産はありますか?(特にキッチン用品など)

スイスといえばアーミーナイフで知られるように、小型の刃物の技術が優れていますが、実は素敵なキッチングッズも揃っています。
中でも、ピーラー(皮むき)はスイスが発祥の地と言われています。
じゃがいも、人参、きゅうりなど、これがあればどんな野菜でも皮むきはあっという間です。
また、チーズ専用のおろし器も重宝します。
スプレッドナイフやバターナイフも優れモノです。

他にもスイスの代表的なお土産といえば、チョコレート。
スーパーでも数多くの品ぞろえがありますが、有名ブランドの専門店に行くと、そこでしか手に入らない貴重なチョコレートがあります。

もちろん、時計も有名ですね。
手軽に持ち帰れるお土産品としてはスウォッチの時計がお勧めです。日本でも入手はできますが、現地はとにかくデザインが豊富です。その年の限定デザインは特にレアです。

(ツェルマット観光親善大使 山下様より)

最後に

いかがでしたでしょうか?雄大な自然に囲まれるスイスの魅力が、少しでも今回のオンラインツアーを通して感じていただけていたら幸いです。

画像: 【スイス】生配信オンラインツアー ユングフラウ鉄道の新駅から生中継!

少し先になりますが、7月17日(土)には、スイスのオンラインツアー第3弾として、<オンラインツアー>『日本語ガイドが生解説!人気のスイスハイキングコースお散歩気分♪』を開催いたします。

今回は見逃してしまった!スイスのハイキングも気になる!という方は、是非参加いただけましたら幸いでございます。

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