はじめに
ご存じの通り、パンダは中国の四川省(しせんしょう)、陝西省(せんせいしょう)、甘粛省(かんしゅくしょう)の山地に生息しており、一時的に絶滅に瀕する状況でした。地道な救助と繁殖活動の積み重ねもあり、現在全世界にいるパンダの数は2000頭近くまで増えてきました。
日本も1972年の10月に、日中国交正常化を記念に、初めてパンダが上野動物園に送られましたね。そして2017年6月12日にシャンシャンが生れました。今、上野動物園では3頭、和歌山県のアドベンチャーワールドでは6頭のパンダが生活していますね。
では、早速中国四川省から届いたパンダのキュン映像をご覧いただきましょう。
いかがでしたか?キュンとしましたか?活発な子供パンダは本当に愛らしいですね。では、皆様はパンダの何処が一番好きなのか、投票してみましょう。投票の後に、全体の集計も見られますよ。
クイズ
丸くて大きな頭、たれ目、ふわふわの体、内股でヨロヨロと歩く姿、パンダって本当に可愛いですね。では、ここからは、下記4つのクイズを解きながらパンダのキュンに迫っていきます。 答えた後に、正解とパンダのキュン写真が見られますよ。頑張りましょう~
Q1:パンダの中国語の名前は、下記のどれしょう。
答えた後に、正解とパンダのキュン写真が見られますよ。
正解はAです。でもBも間違っていません。
猫のように可愛いしぐさ、熊のような大きくてがっつりしている体から、パンダは最初「猫熊」と名付けられました。昔、漢字は右から左へと書く習慣でしたが、20世紀30年代に重慶(じゅうけい 地名)でパンダの展示会の時、運営する人が英語などいわゆる「国際ルール」に沿ってパンダの名前を左から右へと、「猫熊」と書いていました。しかし、それを知らない現地の人々は漢字の習慣のままで右から左へと呼びました。この間違いにより、当初の「猫熊」の名前が今の、熊が先、猫が後ろの「熊猫」となったそうです。
ちなみに、パンダの英語名「PANDA」の由来はご存知ですか?
所説はありますが、一説では、20世紀にフランス人の布教使が初めてパンダを見た時、「あれはなんという動物だ?」と聞いたら、現地の人が「あの太ってる動物ですか?」と聞き返したそうです。「太っている」の中国語が「胖的」(ぱんだ)と発音するため、布教使がパンダの名前は「太っている」「ぱんだ」と間違えて、PANDAと名付けたそうです。
Q2 パンダは猫似?それとも熊似?
答えた後に、正解とパンダのキュン写真が見られますよ。
AとB,どちらも正解です。木登りできる点は猫似で、水泳できるのが熊に似ています。
では、熊科であるパンダは何故狂暴に見えないのでしょうか。実は、パンダも不機嫌な時があります。特に子育て中の母親パンダの警戒心が強く、鋭い爪とパンチで敵を攻撃します。巨大な体が「熊」であっても、危険性を感じない理由はパンダの歩き方ではないでしょうか。内股でゆっくりと歩き、野生のパンダとぱったりと会っても、パンダの方が先に頭を下げ、進路を変えて人間を避けいくそうです。
パンダの中国名に何故「猫」が入っているのかと言いますと、その可愛らしさが猫みたいという意味が含まれているほか、実は猫と同じ木登りができ、寝るのも大好きだからです。パンダの一日の半分は食べること、残りの半分はほとんど寝ています。寝相というと、仰向け、うつ伏せ、横向け、大の字の王者型、丸まって寝る胎児型と実に多様です。さて、ここで3番目のクイズです!
Q3:パンダの頭は、なぜ大きくて丸いの?
答えた後に、正解とパンダのキュン写真が見られますよ。
正解はBです。しかし、パンダはクマ科の動物で、元々は肉食だったんです。今のパンダの胃腸が相変わらず肉食質ですが、肉のうま味を感じる味覚が鈍化したため、今はお肉より竹など植物を主食するベジタリアンになったのです。
ちなみに、パンダは一日平均で約14キロの竹を食べます。パンダの体重は成人の約2倍もあるので、つまり大人の人が一日に7キロを食べることになります。
パンダはたくさん食べますが、消化器官が短いため、竹の栄養がほとんど吸収されないまま体外に排出されてしまいます。なので、パンダは一日約40回もトイレし、糞も臭くないです。そして、エネルギーの消耗を最小限に控えるため、寝る時間が長くなったそうです。
さて、大きな体と水泳できるところはパンダと熊との共通点ですが、パンダは熊のように冬眠はしません。パンダの暮らす地域は冬でも落葉しない竹が豊富にあるため、パンダは熊のように秋にいっぱい食べてエネルギーを蓄えて越冬する必要はないです。では、最後のクイズに行きましょう。
Q4:パンダの尻尾は白?それとも黒?
答えた後に、正解とパンダのキュン写真が見られますよ。
正解はAの白です。パンダは耳、目回り、四足と肩だけが黒で、それ以外の所は全部白です。
何故、パンダは白黒なのでしょうか。パンダは中国の四川省、陝西省(せんせいしょう)と甘粛省(かんしゅくしょう)の標高1500~3000mの高地に生息しているため、①天敵から逃れるため色が雪と岩に近い白と黒に進化した。②寒い地域なので、大事な鼻、耳、目、四本の足といった部分が黒ですと、太陽の光と熱を吸収しやすくなり凍傷にならない。パンダはこのように賢く進化したんですね。
パンダは白と黒の2色以外、ピンク、真っ白、白と茶色もありますよ。
生れたばかりのパンダの赤ちゃんは、母親パンダの体重の千分の一の僅か約150グラムくらいしかなく全身がピンク色です。生後約10日経ってから少しずつ毛が生えはじめ、白と黒の色も段々はっきりとなってきます。
また、1990年に、真っ白のパンダ、黒い部分が茶色になっている白と茶色のパンダも発見されています。ちなみに、白黒のふさふさの毛の下のパンダの皮膚ですが、背中あたりが最も厚く約1㎝もありますよ。
終わりに
パンダのキュン写真と映像を楽しんでいただきましたか?
現在、中国でパンダが一番多く保護と飼育されているのは四川省です。県庁所在地の成都市内にある動物園とパンダ繁育センターの他、世界遺産・都江堰(とこうえん)の近くにある「熊猫谷」、そして臥龍パンダ繁育研究基地でパンダを見ることができます。上野動物園のパンダもシャンシャン除いて皆臥龍パンダ繁育研究基地で生まれました。チャンスあれば、皆様もぜひパンダの故郷・四川省でたくさんのキュンなパンダに会いに行っていただきたいですね。
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実際体験してきたスタッフのブログ(左)もありますので、併せて見てくださいね。
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