第4回目は、建築・芸術の宝庫バルセロナ!
バルセロナといえば、サグラダ・ファミリア、グエル公園が有名ですが、それ以外にも見所がいっぱい!一般的なスペイン周遊ツアーでは時間が足りず訪れる時間が無い名所たち。バルセロナだけに滞在してゆっくりたっぷり楽したいものですね。
2021年11月に出張に行ったスペイン担当者がご紹介します!2021~22年開業の新名所も!
「発見!知りたい世界の街散歩」シリーズ第1回はこちら☟
バルセロナってどんな街?
みんなが憧れる魅惑の街、バルセロナ
バルセロナは首都マドリッドに次ぐ第二の都市。
地中海に面した港町で、世界中の大型客船が寄港します。
隣国フランスは北へ120km進むとたどり着く近さです。
旧市街はほぼ平坦で、碁盤の目のように正方形の街区が並ぶ新市街も特徴的です。
サグラダ・ファミリアやカサ・ミラ、カサ・バトリョ、ブケリア市場など、中心街に見所が多く、地下鉄やバスで動きやすい街です。
グエル公園は郊外に位置してます。
バルセロナといえばガウディ建築
バルセロナと言えば、建築家ガウディ作品が多い事で有名な都市です。
ガウディといえば、サグラダ・ファミリアやグエル公園が有名かと思います。彼の建築は「アントニ・ガウディの作品群」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
スペイン周遊ツアーで行かれたことがある方もいらっしゃるかと思います
一般的なスペイン周遊ツアーでは、バルセロナ滞在は1~2泊、観光時間としては半日~長くても1日で次の都市へ移動してしまいます。
バルセロナは、サグラダ・ファミリアやグエル公園だけではなく、
他にも魅力たっぷりな名所が多いので1日だけではもったいない!!
そんなバルセロナの魅力をお伝えしていきます。
サグラダファミリアだけじゃない!
更に楽しみたいガウディ建築
絶対入場したいガウディ建築①海の建築「カサ・バトリョ」
ガウディ建築を楽しみたいなら「カサ・バトリョ」は絶対入場してほしい名所の一つ!
所有者である繊維会社社長ホセフ・バトリョ・イ・カサノヴァスの依頼でリフォーム、その名も「バトリョ邸」。ガウディが50代だったころの建築。ガウディのデビュー建築は30代だったので、大ベテランの作品と言えます。
地下1~5階まであり、吹き抜け階段は海の中を表すように上階へ向かって薄い色へとグラデーションで表現されてます。
日本語オーディオガイドを使って、各自のペースで見学することができます。
部屋を移動すると自動で音声が流れてきます。
オーディオガイドにありがちな堅苦しい日本語ではなく子供でも分かるような簡単な日本語で表現されているので、とても分かりやすく聞いていて飽きません。
当時、建築家は、建物だけでなくその建物に合う家具も同時に作っていたため、ガウディデザインのテーブルや椅子も展示されています。唯一無二のそのデザインは見ているだけで心躍ります。
建物内すべてが独創的で、壁、天井、窓、手すり、家具、あらゆるところにガウディのセンスを感じることができます。
海を表現しているだけあって、海の中を泳いでいるような感覚になる仕掛けも?!
現地に行ってから見つけて楽しんでください。
絶対入場したいガウディ建築②山の建築「カサ・ミラ」
「カサ・バトリョ」からたった500m、同じグラシア通りにあるひときわ目立つ建物。
実業家ペレ・ミラの依頼により建設した「カサ・ミラ」邸宅兼アパート。
「カサ・ミラ」もガウディが50代だったころの建築で、「カサ・バトリョ」完成後すぐに着手したそうです。
直線部分をまったく持たない建造物?!「カサ・バトリョ」が海なら「カサ・ミラ」は山の建築とも言われております。
屋上が特に「山」を表現していると言われ、当時は誰も思いつかなかった煙突や換気塔をも奇抜にデザイン。まるで、彫刻が展示されている美術館のよう。
外からみえるように配置したのもガウディらしい考えです。
家具デザイナーとしても一流だったガウディ。カサ・バトリョと同様、ガウディ作の家具も展示されています。カサ・バトリョは1906年に、カサ・ミラは1910年に完成してますので、4年の進化を対比して見比べるも贅沢な楽しみ方ですね。
カサ・ミラの内部は筒状の構造となっており吹き抜けがあります。
カサ・ミラは世界遺産ですが、なんとまだ住んでいる人がいるとか!
当時、あまりの奇抜なデザインで借り手がいなかったカサ・ミラ。
「借りてくれたら3世代は値上げしない」という条件を付けたため、「中心街物件にもかかわらず破格、かつ世界遺産に住む!」というとんでもない物件を生み出しました。
どんな方が住んでるのでしょうか?!
絶対入場したいガウディ建築③ガウディ初期建築「カサ・ヴィセンス」
1880年代、ガウディが30代だった頃、一人前の建築家となって初めての建築です。
レンガと多彩タイルからなる造形で、カサ・ミラ、カサ・バトリョとは全く印象の違う建築なのが外観からもお分かりいただけるかと思います。
2017年に内部が一般公開されたので、スペイン周遊ツアーでもなかなか組み込みされておらず、まだご覧になってない方も多いのでは?!
バルセロナ郊外にあり、カラフルなデザインが印象的で、自然をモチーフにしている様はガウディならでは、初期からずっと続いているのですね。
こちらも日本語オーディオガイドを使って見学ができます。
ガウディにもライバルが?!
モンタネールって誰?
ガウディと同時期に活躍していたモンタネール。
モンタネールはガウディより2歳年上ですが、若くしてバルセロナ建築学校で教授を務め、ガウディは彼の一生徒でした。ガウディが成功を収めたのち二人はその時代の"最強ライバル"となったわけです。
ガウディは奇抜なデザインや曲線で表現する建築スタイルですが、モンタネールは花模様の美しいタイル飾りや壮麗なステンドグラスなど装飾美を極めた建築スタイルです。
絶対入場したいモンタネール建築「カタルーニャ音楽堂」
モンタネールの代表建築ともいわれるカタルーニャ音楽堂。アールヌーボー様式の壮麗なコンサートホールでユネスコの世界遺産に登録されています。約2,000人を収容する規模のコンサートホールですが、当時の建築技術でたった3年間で建物を完成させたとか!
狭い路地にあるのでなかなか全体像が撮りにくく、観光客の皆さんいろいろな角度から一生懸命撮影されてます。外観から見えるのは2階バルコニーにある様々なデザインの柱。
柱の模様を目の前でじっくり見たい方は、入場しなければ見ることができません(2022年4月現在、入場は完全予約制)入場したら、自分の好きなデザインの柱を探してみてください♪
外観もさながら、何といっても見ていただきたいのがカタルーニャ音楽堂の内部!
ホール天井には壮麗で巨大なステンドグラスが。写真でみるより直接みるともっと大きく見え、光が七色に輝き言葉を失う美しさです。
この壮麗なステンドグラスはぜひ入場して、現地で直接みていただきたいです!!
完全予約制なので、ツアーで入場が入っていると楽ですね♪
カタルーニャ音楽堂内部には可愛らしいカフェテリアもあります。旅の思い出にぜひ♪
モンタネールのもう一つの代表建築「サン・パウ病院」
大通りに面しているので大型バスで通り過ぎると目につく壮麗な建物。モンタネールの「サン・パウ病院」。145,000平方メートルの敷地内には48の建築物が立ち並ぶ巨大な建物群で、正面から見える写真の建物はごく一部、奥に壮大な広さの病煉が並んでいます。
建築以外も楽しもう
2021~22年開業の新名所をご紹介!
【2021年10月開業】現代アートMOCO美術館
2021年11月にスペイン視察をしてきた際に立ち寄りました。
オープンしたばかりということもあり、入場の行列ができてました。
ピカソ美術館の隣にできた、旧邸宅を改装したMOCO美術館。
中の展示品は、現代アート展示となっています。
バスキアやダリ、水玉模様のモチーフで有名な日本人アーティスト作品などなど。
更には、何と!あのゲリラ芸術家作品展示も!!
隣にあるピカソ美術館でピカソ作品を堪能した後、MOCO美術館へはしごして現代アートに触れる、というのが一番の楽しみ方だと思います!
【22年開業予定】グロリアス・タワー 360°新展望台
バルセロナでは数少ない近代的な高層ビルの一つ。
ポップなデザインの「グロリアス・タワー」(別名「トーレ・アグバール」)
144m/38階建のオフィスビルで、建築家はスペイン人と思いきや、、、フランス人の方です(笑)
タワー自体は2005年に建築されましたが2022年に360°展望台が開業予定だそうです!当初予定では「2022年4月には完成」と言われていましたが、、、ちょっと工事が遅れているみたいです。
タワーからサグラダファミリアがどんな風にみえるのか、完成したらぜひ行きたいですね!
建築、芸術をたっぷり堪能したら、、、
市民の台所 バルセロナ最大級のブケリア市場へ!
建築、芸術をたっぷり堪能したら、
次はやはり、スペイン料理を堪能したい!みんなが大好き♪市場へ行きましょう!
バルセロナ最大級の市場、ブケリア市場(別名「サン・ジョセップ市場」)をご紹介。
300軒ものお店が並び、海の幸や特産のお肉、お土産などわくわくが止まりません!
正面むかって左右にまず出迎えてくれるのは、スペイン料理の代名詞・生ハム店。
生ハム職人のカッティングは必見!
スペインの一般家庭では、生ハム1本がキッチンに置いてあるのは当たり前だそうです。
職人さんがキレイに一枚一枚カッティングしている様子は見惚れてしまいます。
その場で食べ歩きできるように一食単位でも売ってます。
切りたての生ハムは現地で絶対食べたいですね!
スペイン居酒屋「バル」体験も♪
スペイン居酒屋は「バル」と呼ばれています。
生ハムはもちろん、「ピンチョス」という串にささった一口サイズのつまみを食べたり、「タパス」というパンにおつまみが乗ったスタイルで楽しんだり、シーフード料理を堪能したり、、、
スペインの発泡ワイン「カヴァ」と一緒に楽しめば、もう、至福の時です。
それにしても、スペイン料理って、なぜこんなに日本人の口に合うのでしょう♪
スペイン周遊ツアーではなかなか十分な自由行動時間もとれないので、
市場でゆっくりバルを楽しめるのは、
バルセロナ滞在ならではの楽しみ方ですね♪
終わりに
第4回目の『バルセロナはこんなにも楽しい!2021~22年新名所も?!』はいかがでしたでしょうか。
何度でも行きたい魅力あふれるバルセロナ。ぜひ滞在ツアーにご参加ください。
お待ちしております。
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