クラブツーリズムでは、皆さまに安心・安全にご旅行を楽しんでいただくために、弊社スタッフが定期的に現地視察を行っております。今回は、2024年6月に実施した弊社スタッフの現地視察と7月下旬にかけて出発したツアー報告とともに「中国の今」についてお伝えいたします。(2024年6~9月)
2024年6月に、中国視察に行ってきました!現地の最新情報や渡航の流れなどをお伝えしたいと思います!
旅に役立つ【ワンポイントアドバイス】も交えてご案内いたします。
中国渡航に必要なもの(2024年9月時点)
①パスポート
有効期限:中国入国時6ヶ月以上、余白:見開き2ページ以上
※必ず有効期限・余白をご確認の上、査証取得の都合、遅くともご出発2か月前までにはパスポートの更新をお願いいたします。
※パスポートの状態(水濡れ・破損・汚れなどが無いか)によっても、ビザがおりない場合がございます。ご心配な方は合わせてパスポートの更新をご検討ください。
②査証
2024年9月1日現在、日本国籍の方は必要です。
クラブツーリズムでは中国査証代金(観光用・シングル)と代行手数料がすでにご旅行代金に含まれていますので、弊社にて中国査証を代行取得させていただきます。
中国は他国と比較しても申請が非常に複雑のため、査証取得のためにご出発40日~7日前までの約1か月間パスポートの原本をお預かりします。
お客様には他の海外旅行のご予定調整などご迷惑をおかけいたしますが、ご予約の際にはパスポートのご利用予定がないかをご確認の上お申し込みいただきますようお願いいたします。
なお、査証取得ライセンスの都合上、下記にお住まいの方のご予約は承れません。、ご理解いただきますようお願いいたします。
北海道/青森県/岩手県/秋田県/新潟県/福島県/山形県/宮城県/長崎県
③入国カード
お名前や性別、国籍、搭乗便名、パスポート情報、現地滞在場所、などを手書きで記入の上、入国審査の際に審査官に提出します。
裏面にも記入欄があるので忘れずにご記入ください。
なお、機内で入国カードが配布されない場合も、入国審査場手前に用意があるのでご安心ください。
中国到着後の流れ
到着後、Arrivalの表記に従って入国審査に向かいます。
入国審査場通過前までに入国カードの記入をお済ませください。
入国検査場では、パスポートを提示し、顔認証、指紋の登録(71歳以上の方は指紋登録免除)をします。入国審査通過後は、ターンテーブルで預け荷物のピックアップ、税関を通過し、そのまま出口へ進みます。
現地の様子
■四川省(2024年6月弊社スタッフ視察)
四川省はアジア最長の川、長江が流れる中国南西部の省です。痺れる辛さの四川料理を始めとして、パンダの故郷や絶景の世界遺産がある場所としても知られる見どころ満載のエリアです。
2024年6月に視察をして参りましたので、観光地の様子と合わせてご紹介させていただきます。
雅安碧峰峡(があんへきほうきょう)パンダ保護基地
四川省の西部、成都から約150キロの距離に位置する同基地は、2003年に設立され、絶滅に瀕するジャイアントパンダの数を増やして野生に戻すことで、生態環境を保護することを目的としています。2023年に中国に帰国した、上野生まれの人気パンダもここで暮らしており、2024年6月12日に7歳の誕生日を迎え、多くの方が祝福に訪れていました。タケノコなどのご飯を頬張る愛くるしい姿に釘付けになりました。
成都研究基地
四川省成都市北部に位置する同基地は、1987 年に設立され、ジャイアントパンダの生態を研究し、保護・繁殖に取り組んでいます。和歌山県白浜町にある「アドベンチャーワールド」とパンダの繁殖について共同研究を行っており、和歌山生まれの双子パンダもここで暮らしています。
敷地が広大なので、有料カートでの移動がおすすめです。
蒙頂山(もうちょうさん)
四川省の西部、雅安市の名山区に位置する蒙頂山は、茶文化の発祥の地とされていて、様々な銘茶の産地です。蒙頂山にはいくつかお寺があり、植え付け、茶摘み、製茶など、お茶に関しての役割を各お寺で分業していたとされています。茶畑の広がる景色を眼下に眺めながら、ロープウェイで山頂付近まで上がっていきます。蒙頂山は爽やかで静寂で自然の中の落ち着いた空間をお楽しみいただけるスポットです。実際にお茶をいただきながら、長嘴壺を使った伝統茶芸のパフォーマスンスまで見ることができ、四川の茶文化を体験することができました。
【世界遺産】九寨溝(きゅうさいこう)
四川省北部に位置する美しい峡谷の九寨溝は、1992年に世界自然遺産に登録されました。原生林の中に大小100以上の湖沼や渓流、瀑布が点在する神秘的な景観が魅力の秘境です。9つのチベット族の寨(村)があったことから九寨溝と名付けられたと言われています。
湖や滝の近くまでバスで行き、整備された遊歩道を歩くので散策しやすくなっています。
【世界遺産】黄龍(こうりゅう)
九寨溝より更に高所に位置する黄龍も、九寨溝と同じく1992年に世界自然遺産に登録されました。
石灰分を含んだ湧水が長い年月をかけ創り上げた石灰棚や棚田のように連なる彩池と呼ばれる3,400あまりの神秘的な湖沼群が見どころです。
ロープウェイと電動カートを乗り継いで散策路まで移動します。黄龍も木道や階段が整備されており、ルートも分かりやすくなっています。
さらに・・・!2024年8月30日には高速鉄道の新区間が開業!高速鉄道で九寨溝、黄龍へのアクセスがより便利に!
四川省北部のアバ・チベット族チャン族自治州松潘県内の鎮江関~黄勝関間が開業したことで、成都東駅から黄龍九寨駅までは最速で1時間39分となり、九寨溝と黄龍が高速鉄道で成都と結ばれたことで、ますます行きやすくなりました!
■シルクロード(2024年7~8月ツアー報告)
シルクロードは、中国の長安(現在の西安)から西のローマへ、絹を運ぶ交易の道として主要な交通の要所です。
歴史、民族、想像を絶する大自然、様々な魅力が詰まったシルクロードの観光地を巡るツアーの様子を7月下旬~8月上旬に訪れた添乗員撮影の写真をもとにお伝えいたします!
西安~シルクロード始まりの街~
【世界遺産】兵馬俑坑(へいばようこう)博物館
兵馬俑は、秦の始皇帝の陵墓を守るために製作された兵士や軍馬の等身大の素焼き陶器を指します。ここには全部で約8,000体もあり、髪形や服装など実際の兵士をモデルとして、丁寧に彩色され、それぞれ姿勢や表情が異なっている様は壮観です。
【世界遺産】大雁塔(だいがんとう)
大雁塔は652年の創建で四角7層、高さ64mを誇る西安のシンボル的な存在の建物です。もともとは玄奘三蔵がインドから持ち帰ったサンスクリット経典や仏像を保管するために造られたと言われています。
敦煌~シルクロード東西の交差点~
【世界遺産】莫高窟(ばっこうくつ)
莫高窟は1987年に世界遺産に登録された、中国三大石窟のひとつです。5世紀から1000年以上にわたり造営が続けられ、現在では492の窟が確認されています。壁画の面積は4万5,000平方メートル、並べると30kmにもなると言われ、『沙漠の大画廊』とも呼ばれています。今回のツアーでは、その美しさによって特別料金が必要な特別窟のうち、第45窟にご案内いたしました。
鳴沙山(めいさざん)・月牙泉(げっかせん)
鳴沙山は風が吹くと「砂が鳴く」ような音を出すことで知られており、その隣にある月牙泉は、鳴沙山の谷間に湧き出た泉で、枯れたことがないオアシスと言われ、三日月(中国語で“月牙”)の形をしていることから名付けられました。これぞシルクロード!というような風景が広がっています。
ウルムチ~シルクロード天山水路のオアシス~
西域最大の都市ウルムチは、新疆ウイグル自治区の区都で、ウイグル、カザフ族など少数民族が集まる工業都市です。
天山天池(てんざんてんち)
ウルムチ郊外、天山山脈の一部ボゴタ山脈中腹の海抜1,980mにある湖。喧騒のウルムチ市内とは打って変わったみずみずしい夏のリゾートとして人気がある観光スポットです。今回のツアーでは遊覧船に乗ってご案内♪
新疆ウイグル自治区博物館
新疆最大の博物館。各地から出土した織物、石器などを展示、なかでも、楼蘭(ローラン)美人を呼ばれる紀元前1200年前のハミ出土のミイラが有名です。
トルファン~シルクロードにひときわ輝く宝石~
シルクロードのオアシス都市で最も海抜の低い盆地で、天山山脈の雪溶け水に潤された葡萄の実る街です。
高昌故城(こうしょうこじょう)
トルファン市内から南東へ45kmにある高昌国の王城跡です。外城、内城、宮城、3つに分かれている。日干しレンガの城壁や王宮はすべて風化していますが、電気カートで城内に入ることできます。
中国の現地事情(※2024年9月現在)
■時差
日本からマイナス1時間(例:日本が12時の時、中国は11時)
※中国国内での乗り継ぎがある際は、乗り継ぎ空港到着したら時計の調整を忘れずに!
■通貨
元(RMB)1元=約20円※2024年9月現在
※ツアーでは便利な両替パック(5,000円単位)をご用意していますので、日本から5千円札をご用意ください。
■物価と両替の目安
ミネラルウォーター:約3~5元(60~100円)
レストランのビール:約15~30元(300~600円)
カフェのコーヒー:約25元(500円)
※中国は場所によって物価がまったく異なるため、上記はあくまでも一例です。
※両替の目安としては昼食夕食時のお飲み物代として1日1000円~1500円程度+αとしてお土産物代をお考えください。上海や北京などの大都市部については気持ち多めにご両替ください。
■電圧・プラグ
電圧は220V・50Hz※日本の電化製品を使用する場合は変圧器が必要です。
プラグの差し込み口はホテルやお部屋によっても様々で、統一されていないため、マルチプラグの持参がおすすめです。
■持ち物
■その他注意事項
▽パスポート
中国では観光地への入場時、ホテルチェックイン時にパスポートチェックがあります。常に肌身離さず携帯し、紛失には特にご注意ください。
▽チップ
基本的に習慣はありませんが、ホテルやポーターを頼んだ場合、荷物1個につき5~10元位が目安。枕チップは必要ありませんが、連泊の際はお気持ちで。(1部屋10元程度)
▽ポーター
中国の空港・駅にはポーターはおりません。ご自身にてお荷物をお運びいただくので荷物はできる限りコンパクトにおまとめください。
▽言語について
日本語はもちろん、まだまだ英語が通じないところも多いです。通訳アプリをダウンロードいただくと重宝します。
中国旅行でよくいただくご質問
中国は現金が使えないって聞いたけれど実際はどうなんですか?
ツアーでご案内する観光地、レストランでは現金がご利用いただけます。
中国政府も海外観光客の利便性を高めて観光を盛り上げるために、現金支払いを断らないように働きかけをしているそうです。また、空港、ホテル、デパートなどではクレジットカードも利用可能です。ただし、電子決済アプリをご用意いただくとより素早く手軽にお支払いができる場面もありますので、スマホ活用に抵抗がなければ、Ali PayやWeCyat Payをダウンロード、設定の上ご参加いただくとよいでしょう。
中国ではSNSが使えないって聞きましたが、家族と連絡をとりたい場合はどうすればいいですか?
日本でご利用の主な検索サイト、SNSは中国では使えません。利用されたい場合は必ず、事前準備をお願いします。(VPNまたは中国対応のSIMカード)
ご宿泊ホテルにも基本的にはWifiはございますが、ホテルWifiに繋げても何も動きません。(機内モードのままのようなイメージです)そのため、日本にいるご家族とLINEで連絡をとりたい場合や検索サイトを利用されたい場合は、必ず日本出発前に事前に対策が必要です。
終わりに
今回約4年半ぶりに中国の販売が再開し、ようやく皆様を中国へご案内することができることとなりました。
壮大な自然、華麗なる遺跡の数々、発展著しい変わりゆく中国の『今の姿』を皆さんの目で見に行ってみませんか?クラブツーリズムでは中国ツアーの販売を再開しています。ぜひとも海外旅行先として中国をご検討ください♪
クラブツーリズムの中国ツアーはこちらから!
クラブツーリズムの中国ツアーの魅力のポイント
①中国観光用査証がご旅行代金に込み!
面倒な申請の手間や複雑な申請書の作成についても弊社で代行します。
※外国籍の方につきましてはご自身にて大使館へお問い合わせください。
②添乗員同行ツアー多数!(※一部直行便利用のツアーを除く)
添乗員がご出発からご帰国まで同行!
さらに、中国到着後は現地ガイドもダブルで皆様のご旅行をサポートいたします。
問い合わせ先
アジア・中国旅行センター
【TEL】 050-3649-8442
【住所】〒135-0051 東京都江東区枝川一丁目9-6 住友豊洲ビル
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※ご来店窓口はございません。お電話かお近くの近畿日本ツーリストをご利用ください。
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