皆さまこんにちは。朝晩の寒暖差が大きくなってきた今日この頃いかがお過ごしでしょうか？
私は普段、クラブツーリズム名古屋海外旅行センターでアジア方面の手配を担当しており、それと並行して、現地の情報を得るために月に1回のペースで添乗に行かせていただいております。今回はつい最近添乗させていただいた中国の北京・西安のツアーについてたっぷりご紹介させていただきます。どうぞ最後までご覧くださいませ。
中国の基本情報
まずは旅に役立つ中国の基本情報をご紹介します。
・時差 －1時間
・気候 地域によって大きく異なるが、北京の場合は夏は最高30℃、冬は最低－10℃ぐらい
西安は北京より温暖な気候。
1年を通してみると気温差が激しいのが特徴。
・治安 比較的良い。（北京・西安）
・プラグ 統一されていないが、日本と同じAタイプが使えるホテルも多い。
念のためマルチプラグのご準備を。
・トイレ 備え付けの紙ない場合が多い、紙は流せない。
・物価 日本より若干安い
北京へ出発！！
今回のツアーでは北京3日間、西安2日間の計5日間の日程でした。
中部から直行便で北京へ出発です！
今回は中国東方航空を利用しました。現地のキャリアを使うと飛行機に乗った瞬間から海外旅行きたな！という感じがしてワクワクするのがいいですよね！！
北京まで約3時間の空の旅です。
中国東方航空は名古屋から北京、上海へ直行便がでています
担当者撮影
北京に到着です！！
まずは指紋の登録です。中国では入国審査の前に機械を使って指紋の登録をする必要があります。（2019年 9月現在）
機械の感度が悪いことがあり少し時間がかかる手続きですが、添乗員がサポートさせて頂きますのでご安心ください。
登録が終わると機械からOKレシートがでてきます！
担当者撮影
さあ！北京観光へ！！
空港から1時間ぐらい高速道路を走ると北京の中心に到着です！初日は天安門と故宮博物院の観光です。（今回は混雑回避のため3日目と行程を入れ替えました。）
天安門、故宮博物院
天安門は中国の象徴ともいえる国内外問わず人気の観光地です。中国の建国の父毛沢東の写真が飾られ、肖像画の両側には「中華人民共和国万歳」、右には「世界人民大団結万歳」という大きく書かれています。
そんな天安門は厳戒態勢かと思いきや外国人観光客の入場はそんなに厳しくないんです。写真も兵隊さんや軍事施設以外は基本撮影OKです。（広場内にいる衛兵は撮影OK）
この天安門をくぐると故宮博物院に入ります。
北京の故宮博物院は広さは東京ドーム15個分で、すべて見ようと思ったら1週間かかるともいわれています。別名『紫禁城』と呼ばれ、南京から北京へ遷都した1421年から、1911年の辛亥革命まで、政務の中心地でした。
最後の門をくぐり振り返ると「故宮博物院」の看板があります
引き続き北京観光！
まだまだ北京の観光は目白押しです！続きまして万里の長城についてご紹介します！！
万里の長城
万里の長城は中国で最も有名な世界遺産です。長城建設の始まりは、秦の始皇帝の時代（紀元前210年ごろ）ですが、現存するほとんどは明代（西暦1500年ごろ）のものです。敵の侵入を防ぐために作られ、その長さは約6000㎞もあります。まさに人類がつくり上げた世界最大の建造物です！
そんな万里の長城は北京の中心から高速道路を使って１時間くらいのところにあります。
今回のツアーでは八達嶺へご案内いたします。万里の長城のご観光は駐車場から入り口までガイドさんがご案内いたしますが、そこからは各自ご自身のペースで歩いていただきます。入口の改札を通ると右が女坂、左が男坂です。おすすめは女坂の4嶺までです。はじめはゆるやかな傾斜ですが2～3嶺までから急な上り坂になります。手すりはありますが、結構きついです！風も強いので、帽子などは飛ばないよう要注意！！私は高所恐怖症なので3嶺目まででギブアップ、、、。皆さまも無理せず行けるところまでがんばりましょう！！ちなみに女坂の4嶺目までは往復1時間程度です。
こちらはまだまだ序章にすぎません！！
担当者撮影
中華料理を堪能！
世界三大料理の中華料理、その中でも北京料理、四川料理、広東料理、上海料理と地方ごとに個性があることはご存知でしょうか？
北京料理はかつての宮廷料理を一般化した料理です。最も有名な料理はなんといっても『北京ダック』です！北京ダックの名店といえば『全聚徳』。150年続く老舗で、日本にもお店があります。
今回はこちらにもいってきました。こんなかんじでシェフが目の前で切ってくれます。食べ方は北京ダック数枚を白ねぎと一緒に皮で巻いて甜麺醤をつけて食べます。外はパリっとしていてそれでいてお肉のやわらかさも感じることができる、まさに珠玉の一品でした！
担当者撮影
今回のツアーでは様々な中華料理を召し上がっていただきました。どれも本当においしかったです！！円卓いっぱいに料理が並び、自分の食べたい分だけとることができるのもいいですよね！！
ただ脂っこい料理が多いので食べすぎは禁物です！！少しづつとって調節してくださいね！
ちなみに中国のレストランは基本あたたかいお茶が無料ででてきますのでご安心くださいませ。
瓶ビールは別料金で30元でした。（日本円で約500円）
野菜とお肉のバランスもGOOD!
担当者撮影
ショッピングは王府井で！！
北京では最後、王府井（ワンフーチン）でお買い物の時間があります！王府井は日本の銀座のような雰囲気で、デパートやお土産店があります。1時間半程度ご自由にお買い物をお楽しみください♪
ちなみにガイドさんのおすすめのお土産は中国茶と月餅です！ぜひ皆さまも中国にいらしたらお買い求めください！
歩行者天国になっています
担当者撮影
古都西安へ！！
3日目の夜に国内線で北京から西安へ！1時間半程度で到着です。西安はかつて『長安』と呼ばれ長く都としての役割を果たしてきました。そんな西安の観光は4日目からスタートです！
兵馬俑
西安に来た人が必ず訪れる観光地といえば兵馬俑です！兵馬俑とは秦の始皇帝陵を守るためにつくられた人や馬のはにわのことをいいます。その数はなんとおよそ8000体！！1～3号坑と銅馬車館の4ヵ所ご見学いただくのですが、特に1号坑は2000体もの兵馬俑を1度に見ることができるため、その光景に圧倒されます！今回のツアーでは比較的混雑の少ない午前中にご観光していただきますので、ゆっくりとご見学できます。
兵馬俑はかつては写真NGでしたが、現在はOKになっていますのでお好きなだけカメラにお納めくださいませ！
1番有名な1号坑は入ってすぐこのような景色が広がります！
弊社スタッフ撮影
実は兵馬俑が発見されたのは1974年と意外と最近なんです！井戸を作ろうと地面を掘っていた農夫の楊さんが偶然発見し、瞬く間に有名になりました。ちなみに楊さんは現在もご健在で、運が良ければ兵馬俑隣の発見者記念館でお会いすることができます！残念ながら私は会えませんでした、、。
大雁塔
現在西安でかつての長安の雰囲気を感じられるものといえば大雁塔です！唐の時代につくられたもので、現在は7階建て、高さは64メートルですが、当時はもっと高かったそうです。
間近で見ると結構高いです！！
弊社スタッフ撮影
大雁塔の入場はツアー代金には含まれておりません。ご希望の方のみチケットをお買い求めいただきます。（今回は25元でしたが、変動します。）中は上り下りも同じ階段が248段あります。10分～15分上ると一番上に到着でき、窓から四方を眺めることができます。南の窓をのぞくと広い通りが大雁塔から真っ直ぐ続いており、 碁盤目に広がるかつての長安の街をご覧いただくことができます。これは上る価値ありです！
西安の名物グルメ！
西安の名物は何だと思いますか？答えは餃子です！西安で1番有名なのが『徳発長』の餃子宴（餃子パーティ）です！今回は12種の餃子がでてきました！定番の水餃子はお替り自由！大満足です！！
イメージ写真
西安ガイドさん提供
添乗員からのアドバイス
最後に私からこれから中国へご旅行予定の皆さまにいくつかアドバイスをさせていただきます。少しでもご参考になれば幸いです。
①はきなれた靴がおすすめ！！
北京・西安は観光が目白押しですので、はきなれた歩きやすい靴でお越しいただくことをおすすめします。ただアップダウンはそこまでございません。（西安で大雁塔に上る場合は7階分の階段があります。こちらは希望者のみの別料金です。）そしてツアー中は常に添乗員が後ろからついていきますので前の方と離れることはありません。写真もお取りいただきながらゆっくりとしたペースでご観光できますのでご安心くださいね。
②水はいつでも手に入ります！
中国では水道水は飲めませんが、ミネラルウォーターはいつでもどこでも買うことができます！今回のツアーでは2～5日目はおひとり様1日1本無料でミネラルウォーターがついています。また、ホテルでも無料のミネラルウォーターが置いてありました。水については全くご心配いただく必要はありません。
③お買い物では簡単な中国語がわかると便利！！
弊社では旅行出発前に旅のしおりと一緒に旅に役立つガイドブックをお送りしています。
事前にお読みいただいたり、ツアーに携帯していただくと非常に便利です。
その中では簡単な中国語も掲載しています！
皆さまもお買い物の際はぜひ中国語を屈指してしてみてくださいね！
さあ！！あなたも中国 北京・西安へ！！！
いかがでしたか？百聞は一見に如かずです！！どうぞ中国へのご旅行をご検討ください！！
最後までご覧いただきありがとうございました。謝謝！！再見！！
今回ご紹介させていただいたツアーはこちら↓
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