皆様、こんにちは!中東方面担当です。
今回は海外旅行好きの人々の中で専ら話題となっている、サウジアラビア王国についての記事をお届けいたします。
これまでしばらく旅行できなかった国・謎めいた国、ということで興味深々の方も多いのではないでしょうか!?
女性の私が、サウジアラビアに行って感じたことを率直に皆様にお伝えします!是非最後までお楽しみください!

いままで行きたくても行けなかった国!?サウジアラビア王国

実は、しばらくの間観光用のビザの発給を止めていたサウジアラビア。クラブツーリズムでも2011年を最後に、約8年間ツアーのご案内を中止していました。
この8年間渡航が許可されていたのは、ビジネス目的やサッカー観戦目的など限られた目的のみ。単純に観光したい!という思いがあっても許可が下りなかったのです。
 
しかし!2019年9月末、急遽サウジアラビアへの観光ビザが解禁となりました!
国策として、『いつか尽きてしまう石油に頼りっぱなしではなく、世界に門戸を広げ、観光収入を得よう!』という『世界に開かれた国としてのサウジアラビア』へと大きく舵を切ったのです!

画像: 現地手配会社マネージャー・担当・現地ガイド マスマク城塞にて

現地手配会社マネージャー・担当・現地ガイド マスマク城塞にて

現地そんなサウジアラビアの人々は、観光客についてどう思っているの?

観光客を受け入れていなかった国・・と聞くと、閉鎖的な印象や急に観光客を受け入れて大丈夫なの?と不安に思う方も多いのではないでしょうか??でもそんな心配は要りません!
 
私がサウジアラビアに行って、一番印象に残ったのが人々の温かいおもてなし精神です。
同行した現地スタッフ・ガイドは、質問になんでも答えてくれ非常にウェルカムな雰囲気。街の中で出会う地元の人々、空港やホテル・レストランのスタッフも、『外国人だから、日本人だから、女性だから』と特別扱いすることもなく、自然に受け入れてくれて、困っていると優しく声をかけてくれました。
 
正直なところ、最新の現地情報が限られる中での視察で緊張をしていましたが、1日目にリヤドの空港を出るころには、すっかりサウジアラビアという国のファンになっていました。

画像: 国立博物館で出会った、サウジアラビアの小学生たち。恥ずかしがりながらも写真撮影に応じてくれました。

国立博物館で出会った、サウジアラビアの小学生たち。恥ずかしがりながらも写真撮影に応じてくれました。

サウジアラビア人がおもてなし上手な理由とは・・?

現地スタッフに、『なぜ観光客を受け入れていなかったにもかかわらず、一般の人々も、私たち外国人をすんなり受け入れてくれるの?』と聞いてみたところ、答えに納得!
 
『イスラム教の聖地メッカとメディナを抱えるサウジアラビアは、聖地巡礼の人々を世界中から受け入れ続けてきた歴史が1000年以上あるからだよ!』と誇らしげに教えてくれました。
 
イスラム教徒にとって、聖地巡礼(ハッジ)は『五行』という5つの義務の中の1つ。『一生に一度は、聖地メッカに行きたい!』という強い思いがあり、実際に世界中から巡礼を目的にサウジアラビアを訪れます。中東周辺の国だけではなく、マレーシアやインドネシアなどアジアの国々からも大勢のイスラム教徒が来ることから、お客さんが世界中から来ることは、サウジアラビアにとってはごくごく普通のことだったのです。
 
実際、私がスークを散策しているときには、道端に座っていたおじいさんが、『サウジアラビアにようこそ!デーツ(なつめやし)食べない?』と英語で話しかけてくれて、おもてなし精神と優しさに感動しました。

画像: 首都リヤドの旧市街のスーク

首都リヤドの旧市街のスーク

女性が旅する上で、気を付けることは?

周囲に『サウジアラビアに行ってきたよ!』と報告すると、『服装の決まり、厳しくなかった?』と聞かれることが多かったです。
 
実際、今回の観光ビザ解禁以前2011年までのツアーでは『女性は現地でアバヤ(黒い民族衣装)の着用が義務付けられているので、参加の場合には着用をお願いします』とご案内していました。また、未婚の30歳未満の女性の旅行も、男性の家族が同伴でないと不可でした。有名なガイドブックにも、そのような記載がいまだに残っていますので、心配な方も多いのではないでしょうか?

しかし、この度のビザ解禁に伴って、上記のような決まりは撤廃されました!女性の方も私服で観光して全く問題はありません!ただ、現地の女性はほぼ100%アバヤを着ていますので、あまり華美で露出が多い(肩や膝が出るような)服装は避けていただいたほうが、好ましいです。
 
今回、私は、前半は私服で過ごしていました。しかし、だんだん現地の女性たちが着ているアバヤに興味が湧いてきて、途中で購入し、後半は着て観光していました。地元のスーク(市場)で全身そろえると5,000円程度。通気性が良く、地元の街並みに溶け込めたような気がして、気に入りました♪アバヤの着用は、個人的にはとってもおすすめです。

画像: アバヤを着て、現地ガイドと記念撮影

アバヤを着て、現地ガイドと記念撮影

今回は、サウジアラビアの雰囲気をお伝えできればと思い、お届けしてまいりました。
 
現地スタッフ曰く『サウジアラビアはここ数年、どんどん変わっていっているね。女性の運転もOKになったし、観光客も来るようになったし、この先どんな国になっていくのか楽しみだね』と、意外にもサウジアラビアの人々は、国内の変化を受け入れ、前向きに捉えているようでした。
 
是非、変わっていくサウジアラビアを、次はご自身の目で、肌で、体感してみてください!
 

ついに開かれたサウジアラビアのおすすめツアーをご紹介

サウジアラビア再開にあたり、まずは絶対に抑えておきたい首都【リヤド】とメッカの玄関口【ジェッダ】の2都市を訪問するツアーを発表いたしました。6日間とコンパクトな日程で、国内線を使って一筆書きの行程でご案内します。すでに12月末の販売後、多数のお申し込みを頂戴しております。気になる方は、お早めにお申し込みください。

サウジアラビアの観光地・現地情報はこちらの特集をご覧ください

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