鉄道はまるっきりの初心者です。
鉄道の楽しみ方って何だろう?こんな疑問からスタートです。
そんな私の初めてのクラブツーリズム鉄道部の旅は、
2020年12月19日に行われた、お座席列車「華」で行く貨物線の旅への同行でした。
両国から総武快速線・常磐線・武蔵野線・湘南新宿ラインなど普段乗るような路線や新金貨物線・川越貨物線など普段乗ることのできない貨物線の走行などを楽しみながらの約7時間の旅でした。
今回のブログではツアーの内容を交え感想をご紹介いたします。
今回の行程はこちら
8:30 両国駅西口改札で受付が始まります
リピーターのお客様や鉄道ファンのお客様も多く、おなじみの大塚社員や田中社員とともに和気あいあいとした雰囲気の中、スムーズに受付も進みました。
感染対策として体温チェックとともにアルコール消毒も準備万端です。
受付が終わったら団体専用改札から入場です。
9:10 両国駅の臨時3番線ホームOPEN
3番ホームは通常は閉まっている特別なホームです。
今回のように時刻表には載らない鉄道部の旅やイベント・臨時列車発着の時にしか入場できないホームなので入場できるのは貴重です!
ホームまでの通路は豪華!レッドカーペットが敷かれ、駅の歴史に関する写真を見学できます。
ホームから目線を上げると見える総武線はレアだと思います!
9:45 お座敷列車「華」到着〜乗車
出発までホームでお写真タイム
入線に合わせて『華』を撮影されており楽しみ方は様々でした。
お座敷列車『華』車内
客席は、温かみのある畳敷き、堀ごたつ&背もたれがある座椅子だから、座りやすく落ち着く仕様です。旅館のお部屋のようなイメージでしょうか。
1車両に6人座り用のテーブルが4卓並んでいますが、感染防止のため人数制限の元、間隔を空けて座っていただきました。
(感染対策のため、お手洗いや廊下にはアルコール消毒液も鉄道部で用意しました)
乗車後は、皆さまカメラ準備や固定カメラのセッティングなど着々と準備を済まされていました。
9:58 両国駅いざ出発!
両国駅を出発後、総武快速線の線路に入りまずは千葉駅まで行き、到着後、折返し新小岩信号所へ。
窓も一部開くので、窓を開け快速列車と遜色ない走りを皆様楽しんでいらっしゃいました。
同じ路線なのに行ってまた直ぐ戻るとは!鉄道初心者にはすごい斬新でした。
新小岩信号所で約20分間の折返し停車
線路上にもかかわらず20分も停車!これもまた新鮮な体験でした。
時刻表には乗らない行程では、他の電車との兼ね合いがあるため、停車ポイントがいくつかあります。
停車中は近くを走り抜ける電車を見つけるのも思いのほか楽しめました。ちょうど横に停車していた貨物列車が発車した際には皆様カメラを向けているのが印象的です。
特に新小岩~金町間の新金貨物線はこの貨物線ツアーを開始するきっかけの路線で、大塚社員が想いなどをアナウンスしていました。
新金貨物線・馬橋支線を走行
新金貨物線
貨物線は、貨物列車専用の路線であることも多く、通常私たちが乗るような列車が走行することはありません。この線路上を走行するからこそ、いつもは見ることができない光景を見られることが一番の見どころです。
最初の貨物線、新金貨物線は総武本線の小岩から新小岩信号場~金町までを結ぶ路線で通常貨物列車のみが走行する路線です。
いつもは開放しっぱなしの踏み切りが閉まっている光景や、金町駅横に停車中に「華」を挟んで両端を常磐線が行きかう光景は迫力がありました!
各見どころでは、弊社スタッフが車内アナウンスをしますので、初心者でも貴重な光景を見逃すことなく見られます。
馬橋支線
馬橋支線は常磐線の馬橋駅から武蔵野線に乗り入れる短絡線と呼ばれるもので、この短絡線を利用する列車は貨物列車がほとんどです。私もはじめて知りました!
ここを通ることが貴重である車内アナウンスが流れました。
吉川美南駅(埼玉県)では10分間停車
武蔵野線に入り、埼玉県の吉川美南駅で停車。
今回の行程では、唯一ホームに出ることができた貴重な時間でした。
車体を細かく撮影するチャンスでもあり、連結部分を撮影しているお客様もおられます。
奥深い…
電光掲示板には「団体列車専用」と表示を発見!
同行のスタッフによると鉄道ツアーでも珍しいらしくお客様皆様喜ばれていました。
別所支線〜南古谷駅(折返し)〜大宮駅
列車は武蔵浦和付近から別所支線という東北貨物線(湘南新宿ライン)に抜ける短楽線を通り大宮駅へ。その後、川越貨物線・川越線に入り川越駅のひとつ手前、南古谷駅で折り返し。再び大宮駅に戻ります。
大宮駅付近に鉄道博物館があることはご存知の方が多いと思います。
屋外に展示されているE1系Max二階建ての車体を一瞬見ることができます。
余談ですが…
E4系Max(二階建て新幹線)が個人的に大好きです。
帰省の時は他にも新幹線はあるのですが、私は必ずこれに乗るくらい好きです。
二階席の気持ちいい車窓を選ぶか、ホーム地面が目線になる風変わりな一階席にするか…
毎回選べることが楽しみだったのですが、2021年秋には引退予定とのこと、寂しいですね。
田端操車場では40分間停車
大宮駅から東北貨物線(湘南新宿ライン)に入り、さいたま新都心駅付近の大宮操車場で25分の停車。その後南下し田端操車場へ。新幹線の車庫を横に見ながら停車し40分の停車。
長めの車内待機でしたが、鉄道に精通した弊社スタッフによる鉄道情報アナウンスがあるので、あっという間の時間です。田端操車場では、田中社員が2021年3月のダイヤ改正に関して鉄道部部員視点で語りました。
今回はたくさんの新幹線が集まっていました。
新幹線好きにはたまらないポイントではないかと思います。
ここでもE4系Maxが通過するのを目撃することができ感激しました。
当日車内アナウンスで話した2021年3月ダイヤ改正についてYouTube動画で公開もしています。
常磐貨物線〜松戸駅
旅も終盤です。田端操車場から常磐貨物線に入り、三河島駅付近から常磐線を走行し松戸駅へ。そして折り返し上野駅に向かいます。
日没時間も近づき、夕日から夕景へ移り変わる車窓が美しかったです。
たった1日列車に揺られるだけのツアーではありましたが、丸一日たくさんの観光地を巡ったような達成感が沸いてきました。
16:45 上野駅到着
16時58分、最後は回送として発車するところまでお客様と共に見届けました。
お客様から気さくに声をかけていただき、湘南新宿ラインの話、遅延の話、シャッターの話などなど、お客様と一体となって最後まで楽しませていただきました。
私にとっての初めての鉄道旅は、たくさんの鉄道愛を発見できた旅でした
ご参加者様以外も、各駅や歩道橋のいたるところでは、一般の方々が「華」を撮影していたり、こちらに手を振っていたりする光景にも出会いました。
各見どころでは、湧き立つお客様の姿、熱心に撮影されている熱い眼差しを垣間見、童心に帰ったように楽しむお客様の笑顔が溢れていました。
今回の同行したツアーのYouTube動画も公開中
【貨物線ツアー/Part1】クラブツーリズム鉄道部の原点!485系お座敷列車「華」で行く第25回貨物線ツアー 両国〜川越線・南古谷編
https://www.youtube.com/watch?v=z79ruwQ41eA
【貨物線/Part2】クラブツーリズム鉄道部の原点!485系お座敷列車「華」で行く第25回貨物線ツアー 川越線南古谷〜上野編
次回の貨物線のツアーは夏頃を予定しています。
今後ツアーを発表の際は、SNSでも発信させていただきます!
クラブツーリズム鉄道部の最新情報は・・・
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