こんにちは!神社仏閣の旅スタッフです♪

「元気に長生きして、穏やかに人生を全うしたい」――そんな願いをお持ちではありませんか?

先日、福島県会津地方に古くから伝わる「会津ころり三観音」と重要文化財に指定されている仏さまをめぐるツアーの添乗へ行ってまいりました。パンフレットの短い文章だけではお伝えしきれない、
境内の清々しい空気感や、仏様と対峙した瞬間の感動、そして現地の方々の温かいおもてなしなど、胸がいっぱいになる素晴らしい旅となりました。

この記事では、「会津ころり三観音とは何なのか?」「会津の見どころはどこか?」といった基本情報に加え、お寺の方から特別にいただいたコメントもお届けします。

会津の歴史と観音信仰に触れ、心も体もリフレッシュする旅へ、一緒に出かけてみましょう!

1. 会津ころり三観音とは?健康長寿と安楽往生を願う会津の霊場巡り

会津地方を語る上で欠かせないのが、古くから地域住民に親しまれてきた観音巡拝の文化です。そのなかでも特に有名なのが「会津ころり三観音」です。

1-1. 「ころり」に込められた意味と三観音(立木・鳥追・中田)の由来

初めて「ころり」という名前を聞くと、「なんだか少し怖い…?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この言葉にはとても温かく尊い願いが込められています。

「ころり」とは、「病気で長煩いすることなく、元気に天寿を全うし、最後はころりと安楽に大往生(往生極楽)できる」というご利益に由来しています。

会津ころり三観音は、以下の三つのお寺で構成されています。

  1. 立木観音(恵隆寺 / 会津坂下町)
  2. 鳥追観音(如法寺 / 西会津町)
  3. 中田観音(弘安寺 / 会津美里町)

この三観音をすべて巡って参拝(三観音参り)することで、一生の間の災難を逃れ、健康で幸せな日々を過ごしたのち、安らかに極楽浄土へ導かれると信じられています。

1-2. なぜ会津?地域に根付く観音信仰の歴史と魅力

会津地方は、奈良時代から平安時代にかけて徳一上人(とくいつしょうにん)という高僧によって仏教文化が花開いた地です。東国の仏教中心地として発展した会津には、今もなお多くの古刹や貴重な仏像が残されています。

冬の厳しい寒さや厳しい自然環境とともに生きてきた会津の人々にとって、観音様は日々の苦しみを救い、暮らしを見守ってくれる慈愛の存在でした。ただ観光地を巡るだけでなく、そうした歴史背景や地元の人々の深い祈りに触れられることこそが、会津のお寺巡りの最大の魅力です。

2. 添乗員が現地で体験!会津ころり三観音&会津大佛の見どころガイド

ここからは、私が実際に添乗で訪れた際の実感や、お客様の実際の感想を交えながら、会津ころり三観音と会津大佛の具体的な見どころをご紹介します!

2-1. 【立木観音(恵隆寺)】大きさに圧倒!抱きつき柱で健康祈願

まずご紹介するのは、会津坂下町にある立木観音(たちきかんのん・恵隆寺)です。

坂上田村麻呂が建立し、徳一上人が開山したと伝わる古刹で、本堂(観音堂)に入るとその大きさに圧倒されます。中央に鎮座するのは、一本のケヤキの大木から彫り出されたとされる、高さ約8.5メートルもの巨大な「千手観音立像」(国指定重要文化財)です。

【注目ポイント】約8.5メートルもの巨大な「千手観音立像」と「だきつき柱」
薄暗いお堂の中で観音様と向かい合った瞬間、お客様からは「わぁ…。大きい」「思わず息をのむほど立派…」という声が漏れていました。観音様の大きさに圧倒されますが、眼差しは温かく、パワーをいただきました。何周も何周もお参りをされている方もいらっしゃいました。堂内にある「だきつき柱」は抱きついて心から祈願することで、身体健全や病気平癒のご利益が授かれるとされています。ツアーのお客様も順番に柱へしっかりと抱きつき、笑顔で手を合わせていらっしゃいました。
ご住職からのお話もありがたく頂戴し、お客様からの質問にも丁寧にお答えいただきました。

立木観音(イメージ)

立木観音の駐車場に佇む「坂本屋製菓」さんの 立木観音饅頭 もおすすめ
大量生産はせずに、手作り・素朴さ・和みの心を大切に和菓子造りをしています。今回同行いただいたドライバーさんのおすすめでお客様も参拝後に立ち寄っていました!
郡山駅では購入できない、この土地ならではのお饅頭です。あんこの甘みがちょうどよく、旅のおともにピッタリです✨

「坂本屋製菓」さんの立木観音饅頭(イメージ)

2-2.【鳥追観音(如法寺)】東口から西口へ通り抜ける珍しい本堂&隠れ三猿を探そう

次にご紹介するのは、西会津町に位置する鳥追観音・如法寺(とりおいかんのん・にょほうじ)です。聖徳太子の命を受けて創建されたと伝わる、大変歴史のあるお寺です。

大同2(807)年、仏都会津 の祖・ 徳一菩薩 が「会津西方極楽浄土 」として開創。日本で唯一入口が東で出口は西の方角になっており、観音様の導きで西方極楽浄土 へ行ける観音堂「東西向拝口 」です。

さらに、名匠・左甚五郎作と言われる、隠れ三猿 の彫刻があり、すべて見つけると幸せが訪れるとされております。

【注目ポイント】ユーモアたっぷり!副住職の法話祈祷
本ツアーでは、副住職によるご法話ご祈祷付きで、参拝いただいております。お話上手な副住職の案内は聞き飽きず、楽しく法話を拝聴することができました。そんな副住職から会津ころり三観音参りに、これから来てくださる方へお言葉を頂戴しました。

鳥追観音 副住職様

★鳥追観音(如法寺)副住職様より皆様へ★
「鳥追観音は『生かされる命のありがたさ』を感じていただく祈りの場でございます。東西を通り抜ける本堂で心を清め、境内の四季折々の自然の中でゆっくりとお過ごしください。一度と言わず何度でも気軽にお参りください。皆様が健康で心豊かな毎日を送れますよう、心より祈念しております。ぜひ会津の地へ足を伸ばし、観音様とのご縁をお結びください。」

2-3. 【中田観音(弘安寺)】野口英世も深く信仰した抱きつき柱の観音様

三観音の最後は、会津美里町にある中田観音(なかだかんのん・弘安寺)です。会津三十三観音三十番札所で、弘安2年に建立されたので弘安寺と称され、中田の観音様と親しまれています。

こちらは、世界的な細菌学者である野口英世博士の母親・シカさんが、息子のやけどの快復と大成を深く祈願したお寺として知られています。野口英世自身も一生この観音様を信仰し、帰国した際にも真っ先に参拝に訪れたと言われています。

本堂には、鎌倉時代作の十一面観音立像が祀られています。十一面観音を本尊として、地蔵菩薩・不動明王を脇侍とした珍しい様式で、国の重要文化財に指定されています。観音堂には「抱きつき柱」があり、信心の方が抱きつくと何ごとも念願が叶えられるといわれています。

画像: 中田観音(イメージ)

中田観音(イメージ)

野口英世と母シカさんのエピソードをご住職から拝聴すると、親子の強い絆と観音信仰の深さに胸が打たれます。お客様からも「野口英世の偉業の裏に、この観音様があったのですね」と感銘を受ける声が多く聞かれました。

【注目ポイント】法要ののちに観音様とお会いする貴重なひととき
さらにこの中田観音では、ご住職の法要ののちに幕が上がり観音様とお会いすることができます。観音様と対峙する瞬間は非常に特別な時間となります。
このツアーのためにご住職が法要と法話をしてくださり、観音様を開帳してくださる大変貴重な機会です。何度も訪れたくなるお寺です。

2-4. 【願成寺】阿弥陀三尊像の圧倒的尊厳と木造建築の美

ころり三観音巡りと併せてオススメなお寺が、喜多方市にある願成寺(がんじょうじ)です。

願成寺には「会津大佛」と親しまれている阿弥陀三尊像(国指定重要文化財)が祀られています。坐像でありながら高さ約2.41メートルあり、両脇に観音菩薩・勢至菩薩を従えた姿は圧巻の一言。鎌倉時代の木造仏としては東北屈指の作風を誇り、その穏やかで凛としたお顔立ちを見上げていると、吸い込まれるような感覚を覚えます。

【注目ポイント】願成寺への愛にあふれた案内人によるお寺1周ツアー
今回の旅で出会った願成寺の案内人、秋葉様。
お寺に長年携わっていらっしゃるからこそわかるお寺の魅力やお堂の見方を細かくご説明してくださいました。秋葉様のお話はずっと聞いていたくなるほど魅力的で、90分の滞在時間があっという間でした。魅力の多い願成寺にぜひ1度足を運んでみてください!

秋葉さんの案内の様子(弊社添乗員撮影)

★願成寺 秋葉様より皆様へ★
3つのお堂を持つ願成寺。
仏さまを真近に感じながら、説明を聞きお堂を巡る。いろいろな時代やその時代を生き抜いた人々にも思いを馳せる。そんなひとときを楽しんでいただけたらと思います。
願成寺の魅力を皆様へたくさんお伝えできる日を心待ちにしております。

3.まだまだ魅力いっぱい!地元の方が守る会津の仏像

会津は地元の方に守られているお寺も複数あります。
上宇内薬師堂もその一つ。
管理されている齋藤様が、オレンジ色の法被を着てお出迎えしてくださいました♪
お堂に上がり中の仏さまの説明を聞き、拝観した後はいよいよ重要文化財の薬師如来様の拝観へ。

画像: 上宇内薬師堂の管理人 齋藤様(弊社添乗員撮影)

上宇内薬師堂の管理人 齋藤様(弊社添乗員撮影)

上宇内薬師堂にある一木造りの坐像で、会津五薬師のうち西に位置することから「西方薬師」とも呼ばれています。平安時代の作という国の重要文化財で、堂々とした体躯と優しげな表情が特徴です。
横からも正面からも拝むことができ、お薬師様の表情を見ているとすごくパワーをもらえるような気がしました✨

重文・薬師如来坐像(弊社添乗員撮影)

4. 皆さまからよくいただく質問をQ&A形式でご紹介

ここからは、皆さまからよくいただく質問をQ&A形式でご紹介します。

Q. 会津ころり三観音と会津大仏は、個人(電車・バス)でも回れますか?

A. 効率よく快適に巡るなら、バスツアーがオススメです。

実は、会津ころり三観音(会津坂下町・西会津町・会津美里町)と願成寺(喜多方市)は、会津盆地の広範囲に点在しています。公共交通機関(電車や路線バス)は本数が少なく、乗り継ぎの待ち時間が長いため、1日ですべてを効率よく巡るのは難しいでしょう。
自家用車やレンタカーを利用する方法もありますが、慣れない山道の運転や駐車場の確保が負担になることもあります。バスツアーは移動中、車内でゆっくりお過ごしいただけるため、移動の負担を抑えながら参拝をお楽しみいただけます。

Q. 足腰に不安があるのですが、境内までの道のりや階段はどのくらいですか?

A. 一部階段や段差はありますが、焦らずご自身のペースで参拝いただけます。

  • 立木観音:駐車場から本堂まで比較的平坦ですが、お堂に入る際に少し段差があります。
  • 鳥追観音:駐車場から本堂まで比較的平坦ですが、杉木立の参道に石段が数段あります。
  • 中田観音:比較的コンパクトで歩きやすい境内です。
  • 願成寺:比較的平坦ですが、お堂に入る際に少し段差があります。

どのお寺も歩きやすいスニーカーでの参拝がオススメです。

4. まとめ:心洗われる会津のお寺めぐりへ出かけよう

会津ころり三観音と会津大佛をめぐる旅は、単なる観光にとどまらず、「これまでの健康に感謝し、これからの人生を元気に穏やかに過ごすきっかけにもなる旅」です。

パンフレットの写真や文章だけでは伝えきれない、本堂に漂う線香の香り、大佛様の圧倒的な存在感、そしてお寺の方々の温かいお言葉。それらを直接肌で感じる体験は、きっと皆さまの心に深く残る体験になるはずです。

「行ってみたいけれど、移動や手配が大変そう…」と感じた方は、ぜひ私たちが心を込めて企画・添乗するクラブツーリズムの団体ツアーをご利用ください。面倒なスケジュール管理や移動の手間なく、添乗員とともに会津のお寺めぐりをお楽しみいただけます。

皆さまと一緒に会津の素晴らしいお寺をめぐれる日を、スタッフ一同、心より楽しみにお待ちしております!

▼今回ご紹介した「会津ころり三観音と会津大仏」を巡るおすすめツアーはこちら![クラブツーリズム「会津ころり三観音と会津大仏めぐり」ツアー詳細・お申し込みページ

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