今回の「旅の友」現地リポートは首都圏発、現地集合・現地解散の〈気軽にそとあるき〉です。
昨年、日本遺産に追加認定された記念艦三笠をはじめ、「海の要塞」猿島やヴェルニー記念館など、海上防備の要衝を担ってきた横須賀を歩きました。
東京湾に浮かぶ無人島・猿島をガイドと散策
午前10時、横須賀中央駅に旅仲間たちが集まってきました。
猿島公園専門ガイド協会のガイドの皆さんに引率され、これから東京湾に浮かぶ無人島、猿島に向かいます。猿島は東京湾ののど元に位置する、海上防備の要衝。
「海の要塞」「要塞の島」などと言われていますが、磯釣りやバーベキューなど、アウトドアスポットとしても人気があります。
猿島までは、横須賀の三笠桟橋から船で約10分。
あっという間に到着します。
太平洋戦争が終結するまで、要塞としての役割をしてきた島ということで、かなり構えていましたが、船から降りるとすぐにウグイスの鳴き声が。
無人島というだけあって、自然豊かな島なのです。
フランス積みのレンガと苔の石垣が、戦跡とは思えないほどの美しい光景を描いています。
時折、雨がぱらついていましたが、若葉を付けた木々が緑に輝き、とてもきれいでした。
兵舎跡や弾薬庫などの遺構を見学
今回はガイド同行ということで、普段は施錠されていて入れない兵舎や弾薬庫の中も見学します。
レンガ造りのこれらの施設は、人々から忘れ去られたもののように、静かにその場にたたずんでいました。
島を散策しているうちに、次第に晴れ間も見えてくるようになりました。
この後は、記念艦三笠の士官室で、横須賀名物の「海軍カレー」をいただくことになっています。
士官(将校)しか立ち入ることのできなかった場所でいただくカレーの味は、どのようなものでしょう。
リポートの詳細は、「旅の友」東日本版6月号と「旅の友」WEB版でご紹介します。
ぜひ、ご覧ください。
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