今回の「旅の友」現地リポートは、首都圏で放送中のテレビ番組「旅スルおつかれ様～ハーフタイムツアーズ～」のロケツアーです。参加したのは古地図を見ながら江戸城の外堀を５回に分けて一周するツアーの最終回。ガイドの解説を聞きながら、番組制作スタッフとともに、江戸の上水地「神田」を歩いてめぐりました。
今回、「旅の友」編集部が取材した『江戸城「外堀」ぐるり一周』シリーズをはじめ、あるいて楽しむ旅はこちら！！
発見が楽しい！ガイドとめぐる街歩き
当日はまばゆいばかりの陽光が降り注ぐ「梅雨の晴れ間」。ちょっと暑すぎるぐらいの陽気の中、一行はＪＲ水道橋駅を出発しました。ここから隅田川の河畔まで、街角に刻まれた歴史の痕跡をたどりながら歩いていきます。
昔の写真を使ったガイドの解説に聞き入る旅仲間のみなさん
ガイドは『歩いて見て楽しむ平成東海道五十三次』（けやき出版）などの著書を持つ岡本永義さん。街角にたたずむ石碑から当時の情景が思い浮かぶような話をしたり、いまは学校や商業施設となっている場所を指さして「あそこが、江戸時代に幕府が大砲を作らせていた場所です」と言ってみんなを驚かせたり、とにかく話が面白い！「ガイドさんの案内があるのと無いのとでは、まちあるきの楽しさが全然違う」という方もいました。
豊富な知識で楽しませる岡本さん
取材の取材？テレビ番組のロケを撮る
そしてなんといっても楽しみだったのが、テレビ番組のロケ風景。テレビ東京で放送している「旅スルおつかれ様～ハーフタイムツアーズ～」の撮影です。朝の15分番組の撮影隊はどれくらいの規模なの？主役である今回の「旅人」は誰？ 日ごろから、取材に出かける機会の多い「旅の友」編集部ですが、番組ロケの取材は初めて。わくわくしながら当日を迎えました。
重いカメラを操る熟練のカメラマン
神田明神の鳥居近くにある甘酒の老舗「天野屋」にて
主役の「旅人」だけでなく、参加者や立ち寄ったお店の方も巻き込んで、ワイワイとロケツアーは進んでいきます。「台本」があるのかな、と思っていましたが、ディレクターや「旅人」がそれらしき 物を取りだすこともなく、自然体の撮影。これが番組の、いい意味で言う「ゆるさ」につながっているのでしょうか。
湯島天神と神田明神に参拝し、日本料理の名店「つきじ植むら」の昼食に舌鼓を打った一行は、全５回のゴールである隅田川の河畔に向かって歩を進めていきます。さて、今回撮影した「旅人」ははたして誰だったのでしょうか。「旅の友」東日本版９月号と同ＷＥＢ版で、今回のロケツアーの模様を詳しくご紹介します。ぜひご覧ください！
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