初心者必見!登山靴・トレッキングシューズ・ハイキングシューズの選び方について、登山歴8年以上のスタッフが解説します。必要性、機能、料金の目安など、登山靴・トレッキングシューズの基本、選び方のポイントをお伝えします!

1.登山靴(トレッキングシューズ)の必要性

三種の神器の一つ 登山靴・トレッキングシューズ

登山靴・トレッキングシューズは雨具・ザックとともに、三種の神器と呼ばれ、登山・ハイキングをする際に、絶対に必要な物の一つです。

登山靴、トレッキングシューズ、ハイキングシューズ等、呼び方は様々ありますが、厳密な定義はありません。

一般的には上級者向きの重くてしっかりとしたものは登山靴、軽い初心者向けのものをハイキングシューズ、その中間がトレッキングシューズと呼ぶことが多いです。※以下、登山靴(トレッキングシューズ)で統一

スニーカーではダメなの?

画像: スニーカーではダメなの?

スニーカーは平地を歩く際は問題ないですが、岩や石が多い山道で歩くには不適です。
スニーカーだと、滑って転んでしまったり、捻挫をしてしまったり、靴底が壊れてしまったりする可能性が高く、非常に危険です。

登山靴(トレッキングシューズ)は最も慎重に選んでいただきたい装備の一つ

靴選びの際の「小さなずれ」は数時間歩く登山時に「大きな負担」に変わり、怪我や事故につながります。登山・ハイキングの"歩く"という行為で一番重要な“足”を守るものですので、登山靴(トレッキングシューズ)は装備選びで最も重要です。自分に合った登山靴(トレッキングシューズ)を妥協せず、慎重に選びましょう!

そんな山において非常に重要な登山靴(トレッキングシューズ)の選び方について、初心者の皆様に向けて一から解説いたします。

2.登山靴(トレッキングシューズ)に必要な性能・機能

①靴底・つま先の固さ

不安定な足場でも固い靴は靴底が曲がりません

登山・ハイキング時は、固い岩や石の上を歩くことがあります。靴底・つま先の柔らかい靴はすぐに壊れてしまう可能性がありますので、足を守るため靴底の固さは重要です。

②くるぶしが固定できる

捻挫の予防になります

くるぶしが隠れ固定されていると捻挫を予防してくれます。特に不安定な足場や下り道においては足首を捻りやすいのでとても重要です。

③滑りづらさ

滑りやすい靴ですと転んで怪我をする可能性があります

滑って転んでしまうと、足首や手首の捻挫・骨折などの怪我や、最悪の場合滑落してしまう可能性があります。特に滑りやすくなる雨天時に重要な要素です。

④防水性

画像: 雨が染み込む靴はNGです

雨が染み込む靴はNGです

雨天時は靴は野ざらしです。防水性がないと水が染み込み、靴下はびしょ濡れになり、非常に不快です。少し高価ですが、雨具にも使用される防水性と透湿性(内側の蒸れを外に逃がす機能)をあわせ持つゴアテックス素材の登山靴(トレッキングシューズ)も販売されています。

+あるとよい機能・靴底(ソール)張替え

ソールとは靴底のことを指します

登山靴(トレッキングシューズ)は皮(合成皮革や化学繊維の場合も)でできた靴本体と、ゴムでできた靴底を接着剤で貼り合わせており、4~5年経つと劣化し靴底は剥がれてしまいます。

靴底張替え可能な登山靴(トレッキングシューズ)は、剥がれてしまっても張替えることで長年使用することが可能です。ただしその分、4万円前後など高価なものになります。絶対に登山をし続ける!という方は購入を検討されても良いでしょう。

3.靴の高さ(ローカット、ハイカット等)

カットとは?

足首を覆う部分をカットと呼んでいます。厳密な定義はありませんが、カットの長さにより以下の3つ(カットの短い順)に分類されることが多いです。

①ローカット、②ミドルカット、③ハイカット
今回は①ローカット→③ハイカット→②ミドルカットの順にそれぞれの特徴をご説明いたします。

①ローカットの特徴(メリット・デメリット)

画像: カットの短いローカット

カットの短いローカット

ローカットは、なだらかなハイキング程度の山歩きにおすすめです。着脱もしやすく気軽に履けるため、普段使いも可能です。ただし、ごつごつした登山道を歩く場合には不向きです。「絶対にハイキング程度の簡単な山歩きしかしない」という方は、ローカットのものを購入されても良いでしょう。

〇メリット×デメリット
着脱がしやすい足首を捻りやすい
足首の可動域が広く、
平地で歩きやすい
小石や水などが
侵入しやすい
比較的安価なものが多い石や岩の上など、
不安定な場所は不向き
軽くて疲れにくい靴底・つま先の固さが
弱いことがある
ローカットのメリット・デメリット

③ハイカットの特徴(メリット・デメリット)

画像: ③ハイカットの特徴(メリット・デメリット)

ハイカットは足場が不安定な場所を歩くことが多い上級登山者におすすめです。とにかく丈夫で足首がしっかり固定されるため、岩場・鎖場・雪山などの難所を歩く際は、安心して歩くことができます。一から始める初心者の方にはハイカットは不要な場合が多いですが、最終目的地が槍ヶ岳や奥穂高岳、剱岳等の上級登山を目指す方は買われても良いかもしれません。

〇メリット×デメリット
足首が固定され
捻りづらい
着脱がしづらい
小石や水などが
侵入しづらい
足首の可動域が狭く
平地を歩きづらい
難所や雪山では
安心して歩きやすい
比較的高価なものが多い
靴底・つま先が固く
丈夫なものが多い
重くて疲れやすい
(特に平地では)
ハイカットのメリット・デメリット

②ミドルカットは登山初心者に一番のおすすめ!

画像: 写真の真ん中あたりの靴がミドルカットになります

写真の真ん中あたりの靴がミドルカットになります

ミドルカットは、ローカットとハイカットの中間になります。ですので、両者のメリット・デメリット併せ持ち、比較的汎用性が高いです。なだらなハイキングレベルはもちろん、傾斜のある登山も険しい難所や雪山等でない限りは対応できますので、幅広い山歩きでご使用いただけます。ハイキングだけでなく登山レベルまで視野に入れている初心者の方には、ミドルカットが一番のオススメです!

カット別性能の比較表

最後にカット別のメリット・デメリットを表にまとめてみました。それぞれの特徴の比較の際に参考にしてみてください。

カットの高さ→ローミドルハイ
軽さ×
着脱のしやすさ×
丈夫さ×
捻挫予防×
値段の安さ×
疲れにくさ×
カット別性能の比較表

4.登山靴(トレッキングシューズ)のサイズについて

足のサイズの測り方

画像: 足型測定器

足型測定器

登山用品店にある、足型測定器でしっかりと測定してもらいましょう。店員さんは足の長さだけでなく、足の幅や甲の高さも測ってくれます。

試し履きの注意点

足のサイズを測ったら試し履きをしてみましょう。その際の注意点は下記になります。

・「試し履き用の靴下を履く」
登山時は吸水性の良いウールの厚い靴下を履いてから靴を履きます。試し履き用の靴下を履いた状態で自分の足にフィットするかを試しましょう。

・「指一本分の隙間を残す」
足を入れつま先を先端に合わせた状態で、かかとに指一本分の隙間のあるものを選びましょう。理由はぴったりすぎると、特に下山時につま先に大きな負担が生じ、足を痛めてしまいます。

・「履いたら少し長く歩いてみる」
試し履きをしたらすぐに履き替えるのではなく、少し店内を歩いてみましょう。その間に足に違和感や痛みがないかを確認してみましょう。

・「山道を想定した台を歩いてみる」

画像: 多くの登山用品店にある坂道を再現した台

多くの登山用品店にある坂道を再現した台

多くの登山用品店には、実際の山道を再現した台が置いてあります。昇り降りをしてみて山道でも違和感がないかをしっかりと確認いたしましょう。

5.登山靴(トレッキングシューズ)の値段の目安・メーカーについて

1万円台~4万円台くらいになります。
カットが高くなるにつれ高くなりますし、メーカーによっても料金は変わってきます。

キャラバン(caravan)やモンベル(mont-bell)などの日本のメーカーは比較的安価(約1~2万台)です。

その他にも、色々なメーカーが登山靴(トレッキングシューズ)を販売しています

シリオ(SIRIO)、スカルパ(SCARPA)、コロンビア(Columbia)、メレル(MERRELL)、ノースフェイス(THE NORTH FACE)、マムート(MAMMUT)など、他にも様々なメーカーの商品があります。

6.登山靴(トレッキングシューズ)の選び方のポイントまとめ

①山歩きのスタイルによってカットの高さを選ぶ

「絶対にハイキングだけしかやらない!という方」:ローカット

画像: 尾瀬の木道をハイキング

尾瀬の木道をハイキング

「登山もやりたい!やるかもしれない!という方」:ミドルカット

画像: 富士山のゴツゴツした登り道

富士山のゴツゴツした登り道

「明確に上級登山(雪山、岩稜など)を目標にされている方」:ハイカット

画像: 上級者向けの剱岳の岩場・鎖場

上級者向けの剱岳の岩場・鎖場

②自分の足にフィットするものを探す

画像: しっかりと試し履きをしましょう!

しっかりと試し履きをしましょう!

・登山用品店にて足のサイズを測ってもらう
・厚い靴下を履いた状態で指一本分の余裕のあるものを探す
・試し履きをし、実際に平地、坂道を歩いて違和感がないかを確認する

様々なメーカーの登山靴(トレッキングシューズ)を履き比べ、ご自身の目的・足に合ったものを見つけてくださいね!

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