スコタイナイト(写真提供:タイ国政府観光庁)
コップンカー!微笑みの国とも呼ばれ、昨年は約180万人の日本人が訪れた東南アジア随一の観光立国のタイですが、定番の首都バンコク以外にも地方都市には魅力的な観光地が多数存在します。
タイに何度も足を運ぶ弊社スタッフがおすすめする観光スポットを3回に分けてご紹介!
第一弾は豊かな自然と独自の文化が特徴的なタイ北部についてご案内させていただきます。
タイへの渡航には難しい日々が続きますが、ぜひ次のご旅行選びにお役立ていただけると幸いです。

タイ北部とはこんなところ!

19世紀後半までの約600年間、タイ北部を治める独立国として存在したラーンナー王朝として栄えたことや現王朝に繋がるスコタイ王朝が開かれた歴史から寺院や遺跡が多いのがタイ北部の特徴です。
現王朝とは異なる歴史を歩んできたタイ北部は建築様式、美術、料理、服装などは国境を接するミャンマーとタイの要素が融合した独自のスタイルを持っています。

旅におすすめのベストシーズン

山が多い地形で標高が高いため、首都バンコクなどの平野部よりも涼しく、年間を通じて比較的過ごしやすくなっています。おすすめは雨が少なく穏やかな晴天が続く11月~2月の乾季です。日中は半袖で問題ありませんが、日が落ちると20度を下回ることもあるので、羽織物は必須です。一番暑い3月~5月の暑季でも朝晩は冷える場合もあるため、薄手の長袖を1枚用意しましょう。

「北方の薔薇」とも呼ばれる美しい古都・チェンマイ

バンコクから北へ約700km、かつてはラーンナー王国の首都として栄え、ピン川のほとりに広がるチェンマイはタイ北部最大の都市です。今でも街には100を超える寺院があり、のんびりとしたのどかな雰囲気が広がっています。街中は堀と城壁に囲まれた旧市街とその周囲を取り巻く新市街に分けられます。寺院巡りやナイトマーケットを散策をしたい方は旧市街周辺、少数民族村散策や象園が目的の方は新市街周辺と、お目当ての観光地によってホテルの立地を選ぶのもおすすめです。

■ドイステープ寺院
標高1,080mのステープ山の頂上に建ち、黄金に輝きを放っているこの寺院はチェンマイ郊外最大の見所です。寺院の入口から本堂に向かうには約300段程の階段がありますが、クラブツーリズムの一部のツアーでは麓からケーブルカーに乗車し、移動も楽なツアーも用意しております。

画像: ドイステープ寺院(2019年11月弊社スタッフ撮影)

ドイステープ寺院(2019年11月弊社スタッフ撮影)

■メーサー・エレファントキャンプ
親子合わせて30頭以上の象が暮らすチェンマイでも人気の観光スポットです。定番の象乗り体験はもちろんのこと、サッカーやお絵かきなど約1時間弱のショーでは大変愉快でかわいい象たちの芸達者ぶりに釘付けになってしまうこと間違いなしです。

画像: メーサー・エレファントキャンプ(2019年11月弊社スタッフ撮影)

メーサー・エレファントキャンプ(2019年11月弊社スタッフ撮影)

■ロイクラトン祭り
有名なアニメ映画のモデルになったということで有名なロイクラトン祭りは陰暦12月の満月の夜に水の精霊に感謝するお祭りとしてタイ全土で行われています。チェンマイのお祭りは特にコムローイ(熱気球)の数が多く、弊社でも毎年多数のお客様にご参加いただいている人気イベントです。

画像: ロイクラトン祭りのコムローイ上げ(2019年11月弊社ご案内イベント会場にて現地ガイド撮影)

ロイクラトン祭りのコムローイ上げ(2019年11月弊社ご案内イベント会場にて現地ガイド撮影)

魅力あふれるタイ最北の県都・チェンライ

バンコクから北へ約800km、タイ最北の地に位置するチェンライはその大部分を山に囲まれた緑豊かな土地で、古くから多くの民族が住み着き、今も暮らしています。ミャンマーやラオスと国境を接するチェンライは多様な文化が混ざり合い異文化の交錯地として、民族に興味のある方はもちろん、タイの歴史や文化を知る上でもぜひ訪れていただきたい場所です。

■ワット・プラケオ
バンコクのワット・プラケオに納められているエメラルド仏像が発見されたと言われているため、「エメラルド仏の故郷」として地元の人々に最も崇められている寺院です。現在は1990年に造られたカナダ産の翡翠を加工した仏像が納められています。

画像: ワット・プラケオ(2018年12月弊社スタッフ撮影)

ワット・プラケオ(2018年12月弊社スタッフ撮影)

■ワット・ロンクン
チェンライ出身のアーティストがデザインし、1997年より建設が始まった比較的新しい寺院です。前衛的なデザインやモチーフが随所に施されている上、純潔をイメージした寺院の外観は白一色で金色に輝く寺院が多いタイの中では、異彩を放っています。

画像: ワット・ロンクン(2018年12月弊社スタッフ撮影)

ワット・ロンクン(2018年12月弊社スタッフ撮影)

■首長族の村
村には土産物屋が並んでおり民族衣装や工芸品が売られていますが、裏には実際に本物の集落があり首長族が暮らしています。美しい民族衣装を仕上げる為に刺繍や機織りをする女性の姿もあちこちで見られます。首長族と写真を撮りたい方は、その人の店で民芸品を購入すると、快く撮影に応じてくれることが多いです。

画像: 首長族の村(2018年12月弊社スタッフ撮影)

首長族の村(2018年12月弊社スタッフ撮影)

タイ最北の国境の町・メーサイ

チェンライから車を約1時間半走らせるとミャンマーと接する国境の町、メーサイに到着します。ミャンマーとの国境に小さな川が流れていますが、橋が架かっているので地元の人々は日常的にここを行き来し、交易もさかんに行われています。

画像: メーサイ/川の向こう側はすぐミャンマー!(2018年12月弊社スタッフ撮影)

メーサイ/川の向こう側はすぐミャンマー!(2018年12月弊社スタッフ撮影)

■ゴールデン・トライアングル
メーサイに訪れる観光客の多くがゴールデン・トライアングルを訪れることを目的にしているのではないでしょうか。メコン川をはさんでミャンマーとラオス、タイの3ヵ国が交わるこの地域はかつて大量の麻薬が生産され「黄金の三角地帯」として悪名を轟かせていました。現在は3ヵ国を一度に見渡せる、絶好の撮影スポットになっています。

画像: ゴールデン・トライアングル(2018年12月弊社スタッフ撮影)

ゴールデン・トライアングル(2018年12月弊社スタッフ撮影)

タイ民族統一国家発祥の地・スコータイ

バンコクから北へ約440km、1238年に「幸福の夜明け」を意味するスコータイの名を付けた独立国家が誕生した地です。スコータイにはクメール文化の影響を受けた遺跡も含めて、スコータイ王朝時代に築かれた数多くの遺跡が広大な草原に点在しています。さらにその歴史的価値や芸術的価値が認められ、1991年にはユネスコ世界遺産に登録されました。
陰の少ない中を徒歩観光することになりますので、履き慣れた靴に帽子やサングラス等、観光の際は暑さ対策万全にしてお出かけください。

■ワット・マハタート
バンコクのワット・プラケオやアユタヤのワット・マハタートに比肩するスコタイで最も重要な王室寺院です。堀に囲まれた境内の中央に建つ仏塔は蓮蕾型をしたスコタイ独自の様式で、これをクメールやランナー様式の仏塔が取り囲んでいる姿は必見の価値ありです!

画像: ワット・マハタート(写真提供:タイ国政府観光庁)

ワット・マハタート(写真提供:タイ国政府観光庁)

ワット・シーチョム
高さ約15m、幅約11mの大仏座像が巨大な石堂に納められているスコータイのイメージを象徴する寺院です。この仏像は「恐れない者」という意味の「アチャナ仏」と呼ばれ、今でもなお人々の信仰を集めています。おすすめの写真の撮り方としては、壁に囲まれているので壁の切れ目から中の仏像を撮ったり、石堂内では屈んで下から撮ると上手く全体像を収めることができますよ!

画像: ワット・シーチョム(写真提供:タイ国政府観光庁)

ワット・シーチョム(写真提供:タイ国政府観光庁)

スコータイナイト
チェンマイでもご紹介したロイクラトン祭りはスコタイがその発祥地であり、タイ全土の中でも一際規模の大きいお祭りで有名です。期間中はパレードやパフォーマンスなどさまざまなイベントが 行われていますが、特に日が暮れてからのスコータイ王朝の歴史にまつわる壮大な光と音のミュージカル・ショーはとても感動するので、ぜひ一度は見ていただきたいです。

画像: スコータイナイト/イメージ(2017年11月弊社スタッフ撮影)

スコータイナイト/イメージ(2017年11月弊社スタッフ撮影)

最後に

豊かな自然と歴史と文化を感じる寺院が共存するのどかなタイ北部は、1度訪れたらぜひもう一度訪れたくなる魅力に満ちた場所です。今回ご紹介しきれなかったおすすめ観光地がまだまだたくさんございますが、今はタイに思いを馳せて、来るべきご旅行の際には当記事を参考にしていただけましたら幸いです。ぜひ皆様と現地でお会いできることを弊社スタッフ一同楽しみにしております。

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タイにおける感染状況や現状についてはこちらの記事をご参照ください。

タイについてもっと知りたい方へ

今回ご紹介したタイ北部の名物料理を含め、各地方のおすすめの料理を掲載しています!

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