185系電車といえば1981年にデビューして以来、特急から普通列車まで幅広く活躍してきた国鉄型の電車です。

2021年に定期運用を引退した後も、臨時列車として各地を走っています。

185系電車は、様々な塗装や改造を経て、今でも多くのファンに愛されています。

この記事では185系電車の何が貴重なのか、185系電車の魅力をお伝えします。

後半では現在販売中の185系を使ったツアーをご紹介しています。

クラブツーリズム鉄道部のツアーでは、お一人でのご参加の方はもちろんのこと、「お父さんと電車好きのお子さん」でのセット参加、「電車に興味のあるご家族様皆さん」でのご参加と参加形態は様々です。

70代の方から、なんと10代の方も多く、幅広い世代の方にご参加をいただいています。

185系電車とは

東京駅に停車中の185系特急踊り子。定期運行からすでに引退。/ 弊社スタッフ撮影

まだJRではなく国鉄だった1981年(昭和56年)に運用を開始した特急型電車のことで、老朽化していた153系急行型電車を置き換える目的で東海道線に導入されました。

その後、高崎線系統の列車にも投入され、東海道線の特急踊り子をはじめ特急草津・水上・あかぎ号として長らく活躍してきました。

特急列車のみならず普通列車にも投入できるようドアの広さが通常の特急車両よりも広いことや座席の窓が開くことも特徴で、国鉄がJRになってからもその特徴を生かし特急運用のみならず、時には普通列車や夜行快速、通勤輸送のための「ライナー」など幅広い目的で使用されてきましたが、定期運行としては2021年3月にすべての役目を終了しています。

かつての踊り子号ではA編成(10両編成)+C編成(5両編成)で最長15両の特急列車としては最長編成を組むこともありましたが、現在活躍している編成は、いずれも定期運行ではなく、波動用(臨時列車や団体列車など)として6両編成が2本(B6編成とC1編成)のみとなっています。

185系の何が貴重なのか?①行き先方向幕

185系の特徴の一つとして行き先表示を表示する「幕」が挙げられます。

185系には前面・後面に列車名を表示する「愛称幕」が、側面には列車名と行き先を表示する「方向幕」が設置されています。

近年導入される車両の行き先表示器はLED表示が主流となった今、都心部に乗り入れる列車で幕式の列車は貴重であり、始発駅や終着駅で行き先や愛称を変更する「幕回し」は鉄道ファンを中心に注目されています。

幕回しの際に普段は使わない行き先やすでに引退した列車愛称が出てくることがあり、その瞬間を逃すまいと鉄道ファンはカメラやビデオを持って幕が回りはじめるのを待っています。(すべてのツアーで幕回しがご覧いただけるかどうかは定かではありません。)

過去のクラブツーリズム鉄道部のYouTubeでも幕回しの様子を公開していますのでよかったらご覧ください。

画像: 【貨物線ツアープレイバック①】2021年3月定期運行引退 ホームライナーにおはようライナーも!今注目の185系前面・側面幕回し www.youtube.com

【貨物線ツアープレイバック①】2021年3月定期運行引退 ホームライナーにおはようライナーも!今注目の185系前面・側面幕回し

www.youtube.com

185系電車の何が貴重なのか?②爆音のモーター音

185系の2点目に貴重なものは、列車のモーター音です。

MT54形と呼ばれ、国鉄型の電車でよく聞くことができるモーター音です。

とりわけ高速走行の際はうなりをあげるため、一般の方からするとかなりうるさいと感じるかもしれませんが鉄道ファンにはこれがたまらないようです。

特に東海道線区間は線形がよく、100km/hを超える高速走行が行われています。

なんとも形容しがたいのですが、小学校の運動会で一生懸命走る保護者のおじいちゃんというところでしょうか。

平成・令和生まれの車両に囲まれながら老体に鞭を打って一生懸命走る昭和の特急の姿が鉄道ファンを惹きつけているのかもしれません。

185系電車の何が貴重なのか?③鉄道唱歌オルゴール

よく特急電車に乗ると放送前と放送後にチャイムが流れますが、昔は車掌がゼンマイを巻いて本物のオルゴールを流していました。

かつての国鉄型電車は例外はありますが、「鉄道唱歌」、国鉄型客車は「ハイケンスのセレナーデ」、国鉄型気動車は「アルプスの牧場」という曲が主に使われていました。

185系電車は、国鉄型の「電車」なので鉄道唱歌が流れますが、オルゴールの劣化等で電子音のチャイムに置き換えられることが多く、日本国内で鉄道唱歌オルゴールが聞ける列車は185系の一部編成のみとなりました。(2023年現在、オルゴールを聞くことができるのは「C1編成」のみです。)

185系電車を使用したツアー

画像: 185系電車を使用したツアー

185系で房総半島を1周することができるツアーを販売中です。

銚子・求名・和田浦・館山では扉を開放するので、お写真もお取りいただけます。

クラブツーリズム鉄道部のツアーでは、お一人でのご参加の方はもちろんのこと、「お父さんと電車好きのお子さん」でのセット参加、「電車に興味のあるご家族様皆さん」でのご参加と参加形態は様々です。

70代の方から、なんと10代の方も多く、幅広い世代の方にご参加をいただいています。

出発日
コース番号
コース名
旅行日数
残席数
催行状況
9/24(日)
LE004
窓側確約/185系で行く両国-銚子-求名-和田浦-館山-両国 房総半島一周の旅
1
余裕あり

まとめ

185系電車は、鉄道ファンにとっては懐かしくも貴重な存在です。

そんな185系電車に乗って、鉄道の旅を楽しむことができるツアーがあります。

185系電車の魅力を存分に味わうことができるだけでなく、各地の観光やグルメもあわせて楽しむことができますよ。

ここ数年の傾向として、女性のお一人での参加の方も増えています。

クラブツーリズム鉄道部はちょっとマニアっ気の入った(?)スタッフが、どんなお客様も大歓迎でお待ちしております。

一緒に185系電車に乗って、鉄道の旅を楽しんでみませんか?

クラブツーリズム鉄道部の最新情報

クラブツーリズム鉄道部では2019年7月から始めたTwitterのほか、2020年11月からYouTube、Instagram、Facebookも始めています。
YouTubeではツアーの様子などを中心にご紹介し、Twitter、Instagram、Facebookではツアー最新情報をはじめ様々な情報を配信しております。
参考になりましたら、ぜひフォロー・いいね!などお願いいたします。下記リンクよりぜひアクセスお願いいたします。

クラブツーリズムから旅に関する最新情報をお届け

クラブツーリズムからメールマガジンをお届けしています。
1万件以上あるツアーから厳選した、人気ツアーや限定ツアーの情報をご希望の方はメルマガ会員登録をお願いいたします。

◎クラブツーリズムのWEB会員でない方はこちらから
◎クラブツーリズムのWEB会員だけれどもメルマガは受信していない方はこちらから
※既にインターネット会員の方も、配信設定を変更することでメールマガジンをお受け取りいただけます。ログイン後、メールマガジンの設定を変更ください。SNSでも最新の情報をお届けしています。旅に関する最新の情報を共有しましょう!
LINE
インスタグラム
facebook
youtube

This article is a sponsored article by
''.