登山・ハイキング・トレッキングを始めたい方へ!初心者の方に装備・服装・山選び・季節等、初めての山歩きのポイントを解説します。初心者が山登りを始める際の後押しになれば幸いです。

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2023年登山シーズン到来!
北海道から九州・屋久島まで日本百名山を中心に数多くツアー登山を先行発表中!

日本アルプスも北アルプスの山々など豊富なラインナップで発表しています。
この夏は全国の名峰を目指しましょう! 

登山・ハイキングを趣味にすると良いことがたくさん!

歩いている時の爽快感は格別です!

  • 趣味や生きがいの一つになる
  • 忙しい日々のリフレッシュの場ができる
  • 体力がつく、痩せるなど健康になる
  • 一緒に歩く山仲間ができる

山歩きが趣味になると、あなたの人生はより豊かになることでしょう!

しかし、“始め方”でお悩みではないですか?

画像: 何から始めたらよいの?

何から始めたらよいの?

  • 「専門知識や専門用語が多い」
  • 「必要な装備・服装が分からない」
  • 「一緒に登ってくれる人がいない」
  • 「どの山から始めれば良いの?」

実際に様々な理由から何から始めたら良いか分からない方が非常に多いです。登山・ハイキングは、初心者の方には敷居が高く感じるかもしれませんね。

登山歴10年以上の私も最初は不安だらけでした

富士山山頂からの雲海とご来光・スタッフ撮影

実は私・旅行会社クラブツーリズムのスタッフも、約10数年間登山・ハイキングの旅を担当しておりますが、山の経験は0からのスタートで、全く分からないことだらけでした。

しかし、これまで多くの日本百名山の登頂からヨーロッパアルプスのトレッキングまで、様々な山のツアーを添乗し、趣味としても日常的に山歩きを楽しんでいます。

登山・ハイキングのポイントをまとめてみました!

はじめの一歩を踏み出そう!

そんな私が、まずは“はじめの一歩”を踏み出していただけるように、初心者の方にこれだけは押さえてほしい知識、初心者の方が不安に感じるポイントをまとめてお伝えいたします!

当記事を読むと、「初心者が一から登山・ハイキングを始める方法」が一通り分かります。

1.装備・服装・持ち物・山道具のポイント

<装備> まずは最低限必要な、山における“三種の神器”とは?

登山・ハイキングを始める際に、最低限必要な3つの装備を、山における"三種の神器"と呼んでいます。初心者の方もこれだけは用意しましょう。

三種の神器① 雨具・レインウェア(上下セパレート)

上下セパレートの雨具

雨具・レインウェアを選ぶ条件

  • 防水性に優れていること
  • 透湿性 に優れていること(風は通さないが水蒸気を通す)
  • 上下セパレート(別)になっていること

雨具・レインウェアでおすすめの素材

防水性と透湿性を高いレベルで両立した「ゴアテックス」がおすすめです。

画像: ゴアテックスのロゴ

ゴアテックスのロゴ

何を買ってよいか分からない場合

  • 「ゴアテックス素材」
  • 「上下セパレート(別)」

を条件に購入いただければ間違いないです。

※雨具・レインウェアの選び方について、詳しく知りたい方はコチラもご覧ください

三種の神器② 靴(登山靴・トレッキングシューズ・ハイキングシューズ)

登山靴

登山靴・トレッキングシューズを選ぶ条件

  • つま先が固いこと
  • 靴底が固いこと
  • くるぶしが(足首周りが)固定できること
  • 防水性があること

ハイカット、ミドルカット、ローカットはどれが良い?

カットとは靴の高さのことを指し、右にいくにつれカットが高くなります

  • 山頂を目指すしっかりとした登山が目的という方は、まずはミドルカットくらいのもの
  • なだらかなハイキング程度で大丈夫という方は、ローカットのもの

それぞれお選びいただくと良いかと思います。※初心者の方でハイカットまでは必要ないことが多いです

※登山靴・トレッキングシューズの選び方について、詳しく知りたい方はコチラもご覧ください

三種の神器③ ザック・リュックサック

ザック

ザックのサイズについて

ザックの容量の大きさはリットル(ℓ)で表しますが、下記が目安となります。

  • 日帰りの山歩きの場合:20~30リットル
  • 1泊程度の山小屋泊の場合:30~40リットル
  • 数泊以上の山小屋泊、テント泊の場合:50リットル以上

その他の条件

  • 腰で背負えること(腰ベルトがあるもの)
  • 自分の身体にフィットするか(男性用/女性用があります)
  • 上からかぶさる形になっている雨ブタ付がおすすめ
  • 併せてザックを雨から守るザックカバーも必要になります

※登山用リュック・ザックの選び方について、詳しく知りたい方はコチラもご覧ください

<服装> 意識していただきたい“重ね着”と、避けるべき"綿素材"について

どんな服装で歩くかも登山・ハイキングを始める際の重要なポイントです。今回は服の着方のポイントと、山では適さない服の素材についてご説明いたします。

"重ね着"は登山・ハイキングの服装の基本です

フロントジップの付いている服が脱ぎ着しやすくオススメです

重ね着は「レイヤリング」とも呼ばれます。登山時は重ね着(レイヤリング)をすることで温度調節を行います。

重ね着(レイヤリング)のポイント

  • 「下着」→「シャツ」→「防寒着」→「雨具」の順番で重ね着をする
  • 寒ければ着る、暑ければ脱ぐをこまめに徹底すること
  • 歩くと体は熱くなってきますので、歩き始めは肌寒いくらいでスタート
  • 下着で防寒しすぎない(熱くなっても下着は脱げません

山の服装において避けるべき”綿素材”について

画像: ジーンズは伸縮性、速乾性がなく、山では絶対に避けていただきたい服の一つです

ジーンズは伸縮性、速乾性がなく、山では絶対に避けていただきたい服の一つです

服装は山用の服を一式揃えるのが理想ではありますが、最初はご自宅にあるもので代用していただく方もいらっしゃると思います。

その場合でも、絶対に避けていただきたい服の素材が“綿素材”です。

理由は、綿素材は水に濡れると乾きづらいためです。山歩き中は体が熱くなり汗を大量にかくことがほとんどで、山頂などでじっとしている際に体が一気に冷えてしまい非常に危険です。

服の素材の選び方のポイント

  • 吸汗性(汗を吸い取る)
  • 速乾性(すぐ乾く)
  • 伸縮性(動きやすい)

おすすめの素材

画像: 山ではポリエステル素材が一般的です

山ではポリエステル素材が一般的です

  • ポリエステルなどの化学繊維
  • メリノウール(メリノ種という羊の毛から取られた天然素材)
  • 等が上記ポイントを満たしており、おすすめです!

※登山の服装選び、防寒について、詳しく知りたい方はコチラもご覧ください

他に必要な道具・持ち物は?

2.初心者におすすめの季節について

歩きやすい春と秋

桜の咲く春の吉野山

紅葉に染まる秋の尾瀬

が気候的にも歩きやすく、登れる山の選択肢も多いのでおすすめです! 時期が合えばは様々な花々が、には紅葉が山に彩りを与えてくれます。

経験者にとってのハイシーズン夏

北海道・旭岳 ロープウェイ駅から歩ける高山植物の名所・裾合平

ただ、個人的には登山・ハイキングを始める季節はいつでも良いと思います! 大切なことはその季節に合った山選びをすること。

は平地では気温が上がりますが、標高の高い名峰が雪解けしますので、経験者にとっては一番のハイシーズンになります。

初心者の方はロープウェイやバスなどを利用し、標高の高いところからスタートでき、比較的簡単な山歩きがおすすめです。

気温も下がるので爽やかな山歩きが楽しめ、場所によっては珍しい高山植物も見られますよ。

空気が澄んだ絶景を楽しむ冬

高尾山山頂から見る雪をかぶった富士山

は一気に冷え込み標高の高い山は雪山となり、初心者には難しくなります。

しかし、標高の低い低山を選べば、空気が澄んだ中での絶景の山歩きを楽しめます。雪をかぶった周囲の高い山々の景色を眺められるのもこの時期ならではです。

3.初心者の初めての山選びについて

山選びは慎重に

初心者が登山・ハイキングで山を選ぶ際のポイント

重要なことは、歩く山のレベルの確認です。初心者の方がレベルの高い山にいきなり挑戦してしまうと、完歩できなかったり、ヘトヘトになるほど疲れたり、何より怪我をしてしまう可能性があります。

山のレベルを測るには、下記3点の情報が判断の基準になります。

①標高差

登り始めの地点から登る標高差が高いほど大変です

歩く標高差を見ていただければ、ある程度の登山・ハイキングの大変さがイメージできます。
数字が大きければ、傾斜のある坂道の上りや下りが増え、おのずと山歩きのレベルは上がります。

初めのうちは、まずはなるべく標高差の小さな山を選ぶことをおすすめいたします。

②歩行時間(歩行距離)

歩行時間・歩行距離が長くなるほど大変になります

標高差と同様に数字の大きさが、登山・ハイキングの大変さに直結いたします。
一般的には休憩時間等を含まない、純粋に歩く時間を指すことが多いです。

歩行距離でも歩く長さは測れますが、同じ距離でも条件により歩行時間は大きく変わります。
初心者の方にとっては、歩行時間の方がよりイメージしやすい数値といえるでしょう。

③標高の高さ

標高が上がるほど平地とは環境が変わります ※写真は海外マレーシア・キナバル山

標高は気温に大きく影響し、標高が100m上がると、気温が0.6℃下がると言われます。
つまり、標高0m近い平地の気温が30℃の場合、標高3,776mの富士山山頂は、単純計算で気温が8℃近くまで下がります。これだけでも標高による環境の変化が想像いただけると思います。

季節に合わせ、夏は標高の高いところへ、冬は標高の低いところを選んでいただければ、快適な登山・ハイキングが楽しめると思いますよ。

※登山と標高の関係について、詳しく知りたい方はコチラもご覧ください

登山とハイキングの違いとは?

同じ山歩きでも違いはあるの?

一般的にはこの両者の違いに明確な定義はありません。

ただし、クラブツーリズムの国内ツアーでは、標高差、歩行時間、歩行距離によって、レベルの低い順に<ハイキング>、<登山>と2つの分類に分け、さらに「ハイキング初級」「登山初級A」などのように細かくレベル分けをしています。

なお、登山とハイキングのレベルの違いは標高差300mを基準としており、ハイキングレベルは標高差300m未満、登山レベルは標高差300m以上と分類しております。

具体的なレベルの基準に関しては下記のレベル一覧表をご覧ください。

ハイキング レベル一覧

ハイキングは比較的標高差の少ない山歩きです 写真は上高地

レベル歩行時間標高差
ミニハイキング2時間以内100m未満
ハイキング入門3時間以内100m未満
ハイキング初級2~5時間程度100m~300m
ハイキング中級5時間以上100m~300m

登山 レベル一覧

登山は山頂を目指すため標高差の大きな山歩きになります 写真は木曽駒ケ岳

レベル歩行時間標高差
登山入門4時間未満500m未満
登山初級A5時間未満500m以上700m未満
登山初級B6時間未満500m以上700m未満
登山中級A7時間未満700m以上
登山中級B7時間以上700m以上
登山上級※中級レベルに準じる中級レベルに準じる

※登山上級は危険箇所や沢などの悪路、自炊・無人小屋利用の長期縦走などがある熟達者向け

初心者が登山・ハイキングを始める際は、まずは無理せず標高差が少なく、歩行時間の短い山を選び、徐々に歩行レベルを上げていきましょう!

※「登山」「ハイキング」「トレッキング」の違いについて、詳しく知りたい方はコチラもご覧ください

4.初心者にオススメの山

ロープウェイなどを利用することで簡単に登頂できる山も多いです

具体的に、初めての登山・ハイキングにオススメの山を別の記事でまとめました。

登山初心者におすすめの日本百名山22選

日本百名山と聞くと難しい山ばかりというイメージがあるかもしれませんが、意外と簡単に登頂できる山は多いんです!クラブツーリズムでは全国の日本百名山を登頂する、様々な出発地のツアーをご用意しており、記事内には各山のツアーページもご紹介しています。

[選定基準]

  1. 歩行時間が比較的短い ※目安の歩行時間5時間以内
  2. 登山口から山頂までの標高差が低い ※目安の標高差700m以下
  3. 山小屋に宿泊することなく日帰りで登山可能

※日本百名山についての詳しい解説はコチラの記事をご覧ください

関東エリアの初心者におすすめの山18選

関東近郊で登山・ハイキング初心者でも挑戦しやすい、比較的難易度の低い山をまとめてみました。関東圏にお住まいの方は参考にしてみて下さい。

[選定基準]

  1. 都心から日帰りで行ける範囲であること
  2. 絶景を楽しめ、一般的に人気の山であること
  3. 標高差・歩行時間が比較的少なく、初心者の方でも挑戦しやすいこと

5.はじめの一歩を踏み出そう! 初心者の行動プラン

登山・ハイキングについて、少しずつ理解していただけたかと思います。それでは、山歩きのはじめの一歩を踏み出してみましょう!

ツアーに参加してみる

画像: バスツアーは移動も楽々♪不要な荷物をバスに置いていけることも多いです

バスツアーは移動も楽々♪不要な荷物をバスに置いていけることも多いです

登山・ハイキングツアーに参加してみましょう!

クラブツーリズムでは全国各地から出発する登山・ハイキングツアーを多数ご用意しています。

登山ツアーでは原則、ガイド・添乗員が同行し、道案内から安全管理はもちろん、植物や地形などの自然解説も行います。楽しく安心・安全な山歩きができますので、初心者の方が山を始めるにはぴったりです!

※ハイキングツアーでは、各自ハイキングとなることがあります

登山ツアーの様子

ツアーの種類としては、

・街から出発し移動も楽々、不要な荷物を置いていけることも多い バスツアー
・集合場所に直接お越しいただく 現地集合・解散ツアー
・一気に移動することで遠くの山も歩くことができる飛行機や新幹線を利用するツアー

等があり、様々な山を目的地にした数多くのツアーラインナップをご用意しています。

歩行レベルは各ツアーページに掲載されていますので、まずは初心者向けの<入門><初級>等の低いレベルから、日数は気軽な日帰りから参加してみましょう♪

6.初めての方におすすめ!こんなツアー形態もあります     一貫したカリキュラムで楽しむ 『シリーズ登山』

▼登山・ハイキングツアー特集ページはこちらからご覧ください!▼

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▼登山ツアーの特徴についてはこちら▼

※登山ツアーの特徴(メリット・デメリット)について、詳しく知りたい方はコチラもご覧ください

※登山ツアーが初心者にピッタリな理由について、詳しく知りたい方はコチラもご覧ください

登山教室に参加してみる

ガイドが歩き方や山の注意点などをレクチャーしてくれます

関東、東海、関西エリアにお住まいであれば、初心者向けの登山教室もおすすめです。

これまで多くの登山ビギナーにご参加いただき、大変ご好評をいただいております!

月に1回程度のペースでツアーを設定しておりますので無理なく参加でき、回を追うごとに仲間の結束も固くなりますよ。

「春から始めるハイク&登山教室」「富士山に登り隊」のブログを書きました!

7.初心者が一人で登山・ハイキングを始めるには

一人でも登山・ハイキングは始められる!

一人で登山・ハイキングを始めたいと思われている方にも、まずは登山・ハイキングツアーの参加を強くお勧めいたします。

理由としては一人で登山・ハイキングをする際は大きな危険が伴うため、たとえ熟練者であっても単独での山歩きは一般的に推奨されていないためです。

とはいえ、一人でツアーに参加するのは不安という方も多いのではないでしょうか?

ツアーの一人参加は寂しくない!

ツアーの一人参加の方は大多数を占めます

しかし、ツアーは幅広い年齢層の方にご参加いただいており、おひとり参加のお客様も非常に多いです。特にクラブツーリズムの登山ツアーは実際の一人参加の割合は約80%とほとんどの方が一人参加になります。
(2014~2019年度、首都圏発登山ツアー参加者のうちの一人参加比率:79.1%)

ツアーの参加者は一人参加の方ばかりですので、疎外感を感じることなく登山を楽しんでいただけると思いますよ。

一人で登山を始める方法については、別の記事を用意していますのでこちらもご覧ください。

8.山の専門用語集

登山・ハイキングを始めるうえで、これだけは覚えてほしい山の用語を集めてみました。山は専門用語が多いですが、これらの用語は良く使われますので一つずつ覚えていきましょう。

終わりに

いかがでしたでしょうか? 山は一歩足を踏み入れるだけで、非日常を楽しめる最高の癒しスポットです!

まずは必要な知識を身につけ、楽しく安全にはじめの一歩を踏み出してみませんか?

他にも、クラブツーリズムでは「女性限定の山旅」、「テーマを決めたシリーズツアー」、「名峰登頂を目指すステップアップツアー」など、様々な歩く旅をご用意しております!

ご自分に合った登山・ハイキングを始めてみてくださいね。

▼ツアーはこちらからご覧ください!▼

おまけコンテンツ

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