東北地方にある日本百名山を全15座ご紹介いたします。各山の標高や登山レベル、登山時期についてもご紹介いたしますので、山選びの参考にしてみてください。

※山の番号は選定者である深田久弥氏が定めた番号を基にしています

目次

10.岩木山(1,625m)|初級~中級レベル|6月上旬~10月下旬

太宰治が『津軽』の中で、富士山よりもっと女らしく静かに青空に浮かんでいると書いた独立峰。弘前城に桜が咲き、山麓にりんごの花が咲く頃の、雪を残した岩木山の風情がいい。津軽では「お岩木やま」と尊崇され、人々は毎年の夏、山頂に祀る岩木山神社に「お山参詣」をする。津軽岩木スカイラインの完成で山頂近くまで行けるが、固有種ミチノクコザクラやウコンウツギ、ミヤマキンバイが咲く登山道を歩いて登る人も多いという。

11.八甲田山(1,584m)|初級~中級レベル|6月上旬~10月下旬

青函フェリーで函館に向う時、振り返ると、青森の町の先に丸い高い山がいくつも連なって見える。それが八甲田山だ。八甲田雪中行軍遭難事件で広く知られたが、現在は、ブナの芽吹く頃、ブナの紅葉する頃、そして見事な樹氷とスキーシーズンに、人気の高い自然観光地になっている。登山道沿いにミズバショウ、ガンコウランが咲く夏もいい。「日本百名山」の著者は酸ヶ湯温泉から大岳に登り、その光景の雄大さと美しさを褒めている。

12.八幡平(1,613m)|入門~初級レベル|6月上旬~10月下旬

「日本百名山」で、著者は八幡平のことを「平坦な原ではなく緩い傾斜を持った高低のある高原」だという。中心にあるのは原生林に囲まれた八幡沼で、沼を見下ろすように低い頂上と展望台がある。まさに逍遥がおすすめの高原で時間を忘れる。八幡沼から黒谷地湿原まで、4つのトレッキングコースがあり、それぞれに豊かな八幡平の自然を楽しめる。周囲には、藤七温泉、後生掛温泉、蒸し湯など、良質な温泉が多い。

13.岩手山(2,038m)|中級レベル|6月上旬~10月中旬

JR盛岡駅近くの開運橋あたりから見る岩手山は、東に向って鎌首をのばしたような山容。その最高部は最後の大爆発の時にできたもので、西へ向うと旧噴火口や火口湖があるという。岩手山は石川啄木の歌で広く知られるが、彼の生まれ故郷・渋民村から見る岩手山は、裾野をのびやかに広げた富士山型の山になる。「日本百名山」の著者は、南の網張温泉から西の旧火口まで登り、夏には高山植物の咲く湿地帯を東のピークまで歩いている。

14.早池峰山(1,917m)|中級レベル|6月上旬~10月中旬

遠野の北方に高くそびえる早池峰山は、古くから山岳信仰の山として敬われてきた。その山頂と麓の岳集落に「早池峰神社」があり、勇壮に踊る「早池峰神楽」が奉納された。標高が1,917mあり、東北では4番目に高い早池峰山の登山ルートは南北にある。珍しい蛇紋岩地帯の植生で、山域固有の高山植物が多く、ハヤチネウスユキソウなどは国の特別天然記念物に指定されている。

15.鳥海山(2,236m )|中級レベル|7月上旬~10月上旬

鳥海山は山容秀麗で、庄内平野の北に毅然として立つ姿は名峰そのもであると「日本百名山」の著者は感動している。象潟口ルートの入口である鉾立には、ビジターセンターや、鳥海山や日本海を望める展望台がある。途中の御浜には火口湖である鳥海湖があり、周辺は高山植物の群生地となっている。酒田市街やJR余目駅あたりからの鳥海山は、意表をつくような大きさで旅人を驚かせるが、一度は山頂からの眺めに接したい。

16.月山(1,984m)|初級~中級レベル|7月上旬~10月上旬

旧暦の6月、最上川を下ってきた松尾芭蕉は、月山に登り、湯殿山神社に参詣後、「雲の峰幾つ崩れて月の山」と詠む。広大な庄内平野の南に立つ山をスケール大きく詠んだ句だ。山頂には「月山神社」が鎮座して、山岳信仰の対象として長く崇められてきた。残雪が多いため、夏スキーの名所としても知られている。8合目には弥陀ヶ原池塘群があり、周囲には遊歩道が設けられている。山頂からは、庄内平野や朝日連峰を一望できる。

17.朝日岳(1,870m)|上級レベル|6月中旬~10月中旬

朝日岳とは標高1,870mの大朝日岳を主峰とする朝日連峰のことをいい、北の出羽三山と南の飯豊連峰を合わせ磐梯朝日国立公園に指定されている。「日本百名山」で著者は、朝日岳は人跡未踏の原始的な山だと言いながら、朝日鉱泉から登り、島原山を経て大朝日岳の頂点に立っている。秋は大朝日岳から小朝日岳にかけての紅葉が美しく、錦繍の景色を見るために訪れる登山者も数多い。

18.蔵王山(1,841m)|入門~中級レベル|6月上旬~10月下旬

熊野岳、刈田岳、五色岳などの連山を蔵王連峰といい、山頂付近を境に山形蔵王、宮城蔵王に分かれている。古くからの火口が池になった「御釜」が旅人の目的地になっているが、その御釜・五色岳あたりを中心に噴火を繰り返し、お釜が沸騰したりしている。古来、蔵王権現を祀る山岳信仰の山だが、近年はリゾート地として発展を目指し、蔵王温泉と宮城県側の峩々温泉、青根温泉、遠刈田温泉などがお客を迎えている。

19.飯豊山(2,128m)|上級レベル|6月上旬~10月上旬

飯豊連峰の中では2,128mの大日岳が最も高いが、時の領主蒲生氏郷が登山路を開き、社殿を修めたことで大いに栄えたという「飯豊山神社」のある飯豊山(2,105m)が連峰の本山だ。多くの登山コースがあるが、メインは、古くから山岳信仰登山が行われた川入口から入るコースで、通常は1泊2日かけて登る。途中の草履塚付近は、7月~8月にかけて高山植物が咲き乱れる。

20.吾妻山(2,035m)|入門~初級レベル|6月上旬~10月下旬

吾妻山は東西20km、南北10kmに及ぶ標高2,000m級の火山と山塊が連なる山脈をいう。2,035mの西吾妻山が最高峰だが、吾妻小富士が最も有名だろう。土湯温泉、高湯温泉や五色温泉、白布高湯温泉など良質な温泉とスキー場が多く、優良なリゾート地になっている。「日本百名山」の著者は、白布高湯温泉から西吾妻山を目指したという。その道程は気の遠くなるほど遥かだったが、雄大なスケールを存分に味わったという。

21.安達太良山(1,709m)|入門~初級レベル|6月上旬~10月下旬

『智恵子抄』で高村光太郎が詠ったように、青空の中に連なる安達太良山は誠に美しい。北の鬼面山から南に箕輪山、鉄山、安達太良山、和尚山と続く山並みで、二本松城址からの眺めがおすすめだ。新幹線からもその端正な姿が望める。現役の活火山で、主峰の西に沼ノ平火口があり、「日本百名山」の著者は、ものすごいと呟いている。薬師岳・勢至平には高山植物が豊富で、秋の紅葉は錦の絨毯のように見事。

22.磐梯山(1,819m)|初級~中級レベル|6月上旬~10月下旬

磐梯山の美しさは、猪苗代湖とともに眺める時にあると「日本百名山」の著者はいう。中山峠を抜けた時に見える猪苗代湖と磐梯山は、確かに絶景だ。磐梯山は1888年に大爆発、山の裏側が吹き飛んだ。流れ出した溶岩と火山灰は川を堰止め、桧原湖、秋元湖、五色沼などを造り、「裏磐梯」ができた。今、磐梯山には6つの登山口があり、八方台登山口からのルートが、比較的初心者にも登りやすいルートとなっている。

23.会津駒ヶ岳(2,133m)|中級レベル|7月上旬~10月中旬

平家の落人伝説があり、毎年歌舞伎が演じられる檜枝岐村から、「日本百名山」の著者は会津駒ヶ岳を目指している。2,133mの高山だが頂上らしいピークはなく、山が長大にのび、男体山、日光白根山、燧ヶ岳、至仏山、平ヶ岳などの眺望が素晴らしいと著者は歓喜している。田中澄江による『花の百名山』のひとつでもあり、アズマシャクナゲ、チングルマ、コバイケイソウなどの花が咲く。

2,356m

28.燧ヶ岳(2,356m)|中級レベル|7月上旬~10月中旬

初夏の頃、雪を残す燧ヶ岳を尾瀬沼の向うに見る景観は、言葉に尽くせないほど美しい。裾野が長く、標高2,356mの燧ヶ岳が颯爽とそびえる光景を消すと、尾瀬沼はただの湿地だと「日本百名山」の著者はいう。500年ほど前に水蒸気爆発をした活火山だが、頂上付近は穏やかで、登山口は御池、尾瀬沼長英新道、沼尻、見晴新道の4ヶ所があり、どれも難易度の高いコースとなっている。

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