南アルプスにある日本百名山全10座をご紹介いたします!各山の標高や登山レベル(難易度)、登山時期についてもご紹介いたしますので、山選びの参考にしてみてください。

【南アルプス】※山の番号は選定者である深田久弥氏が定めた番号を基にしています

南アルプスの日本百名山10座を全てご紹介!【登山の旅】

77. 甲斐駒ヶ岳 (2,967m) | 中級 | 6月中旬~10月中旬

函館大沼湖畔に屹立する蝦夷駒ヶ岳、乳頭温泉そばの秋田駒ヶ岳など、駒ヶ岳は日本に多い。「日本百名山」にも4つ入っているが、最も存在感があり、見る者を圧倒するのは甲斐駒ヶ岳だと著者は言う。諏訪から列車が下り始めると正面に黒々と隆起した甲斐駒ヶ岳が見える。山麓からの登山は1日では無理で、南アルプス市から伊那高遠に抜ける南アルプス林道で北沢峠まで行き、そこからいくつもの山を越えて行くのが一般的だという。

78. 仙丈ヶ岳(3,033m) |中級 | 6月中旬~10月中旬

北に小仙丈ヶ岳、南に大仙丈ヶ岳を従え、「ゆったりとしたスカイライン」を引く山。稜線を際立たせる3つのカール(圏谷)が山容の美しさをさらに増幅している。夏にはシナノナデシコやチングルマ、シャクナゲなど高山植物が豊かに咲き、登ってくる人を迎えてくれる。登山ルートは、南アルプス市から伊那高遠に抜ける南アルプス林道で北沢峠まで行き、峠から小仙丈ヶ岳の尾根を行くのが標準的。

79. 鳳凰山(2,841m ) |中級 | 6月中旬~10月中旬

鳳凰山は地蔵岳2,764m、観音岳2,841m、薬師岳2,780mの三山の総称で、いずれも頂上付近は花崗岩が白く浮き出たごつごつした山だ。「上高地を再発見した」ことで有名なイギリス人宣教師ウォルター・ウェストンが、1904年に地蔵岳の頂上、地蔵仏に登った。日本の「岩登りの最初の記事になった」と「日本百名山」の著者は興奮気味に書いている。登山ルートは青木鉱泉からドンドコ沢沿いに登るのが一般的だ。

80. 北岳 (3,192m) | 中級 | 6月下旬~10月上旬

南アルプスの中ほどに位置し、南の間ノ岳、農鳥岳と合わせ「白峰三山」と呼ばれる北岳は、3,192mと富士山の次に高い。背は高いが、南アルプス林道ができてからは多くの登山者で賑っている。そのため、山梨県が近くの鞍部に北岳山荘を建て、安全を期しているという。夏になると、固有種キタダケソウが可憐な花を咲かせる。

81. 間ノ岳(3,190m) |中級 | 7月中旬~10月上旬

間ノ岳は南アルプスの中ほどにあり、3,190mと日本でも有数の高さ。3,192mあり2番目に高い北岳と、残雪が鳥の形をしていて農作業の目印になる3,026mの農鳥岳と合わせて「白峰三山」とも呼ばれる。山容は穏やかで、一度3,000mまで登ってしまえば、雄大な景色が楽しめる。南アルプス林道の広河原から沢伝いに北岳をかすめるように登頂、または同じ林道の奈良田温泉から農鳥岳を経て登頂するのが、通常の登山ルート。

82. 塩見岳(3,052m) | 中級~上級| 7月上旬~10月上旬

南アルプスは、北岳、間ノ岳の南あたりで二筋に山並みが分かれている。その一方の山並みの一番北に、塩見岳はそそり立っている。西と東の峰を持つ標高3,052mの山だ。高山植物の宝庫で、クロユリ、ツガザクラ、トウヤクリンドウ、ミヤマキンポウゲなどが花を咲かせる。登山ルートは、長野県大鹿村の鹿塩温泉あたりから鳥倉林道を登る、あるいは塩川沿いに塩川小屋まで登る。そして三伏峠を経て登頂する。

83.悪沢岳(3,141m ) | 中級~上級 | 7月中旬~9月下旬

悪沢岳(国土地理院地図では東岳)は標高が3,141mあり、日本第5位の高さ。カールの多い山で、高山植物が咲き、ライチョウが棲む。3,000m級の山また山の奥に悪沢岳があるため、登山ルートは南アルプスを縦走するルートになるという。北側からは塩見岳、三伏峠、小河内岳、高山裏避難小屋を経て、南側からは赤石岳、大聖寺平、荒川小屋を経て山頂に至る。ハイマツ帯の稜線は、歩いていて爽快だ。

84.赤石岳(3,121m) |中級~上級 | 7月中旬~9月下旬

山頂から両側にゆるやかな稜線を持つ堂々たる山で、赤石山脈の主峰。「日本百名山」では、「白雲を吹きつける風のなかに立った毅然とした」山だと言っている。北側の小赤石岳にかけて高山植物の花畑が広がっており、ライチョウの生息地にもなっている。この山に登るのは南アルプスを縦走するルートがよいようで、北は塩見岳から、南は聖平から赤石岳避難小屋を経て登る。

85.聖岳(3,013m) | 中級~上級 | 7月中旬~9月下旬

南アルプス最南端の3,000m峰。山頂付近は大岩壁で、奥聖岳と小聖岳を従えた姿は厳しくも美しく、雪を残す初夏の頃が素晴らしいという。登山ルートは、大井川上流の聖沢から聖平・聖平小屋まで行き、頂上を目指すのが一般的で、途中、クモイコザクラなどの高山植物が目を楽しませてくれる。長野県側からは、天竜川の支流である遠山川を遡り、西沢を経由して山頂を目指す。

86.光岳(2,592m) | 中級~上級 | 7月中旬~9月下旬

光岳を「テカリダケ」と読ませる。山頂西斜面にある巨岩が夕陽にテカるので、その名が付いたという。2,500mを超える山としては日本の最南端で、高山植物ハイマツの南限にもなっている。駿河、信濃、遠江三国にまたがる光岳の登山ルートは、駿河・寸又峡温泉から入り、百俣沢ノ頭まで上がるルートと、信濃・秋葉街道から遠山川沿いに易老沢へ出るルートがある。

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