意外と多い!初心者でも挑戦できる日本百名山
"日本百名山"と聞いて、登山上級者向けの山しかないのでは、というイメージはありませんでしょうか? 実際はそんなことないんです! 山頂近くまでロープウェイが通っていたり、登山口から山頂までの標高差が少なかったり、長時間歩くことなく登頂できる山も意外と多いです。
今回は全国にある登山者憧れの"日本百名山"の中から、初心者の方でも比較的挑戦しやすい山を22座選定いたしました。
選定基準
- 歩行時間が比較的短い ※目安の歩行時間5時間以内
- 登山口から山頂までの標高差が低い ※目安の標高差700m以下
- 山小屋に宿泊することなく日帰りで登山可能
山頂からのパノラマの絶景や季節ごとの彩りを楽しみながら、日本百名山に挑戦してみましょう! 各山にご案内するツアー紹介ページもご用意しております。
日本百名山は登山ツアーがおすすめ!
クラブツーリズムの登山ツアーではたくさんの日本百名山登頂ツアーをご用意しております!
ツアーに参加いただくと、運転や手配等は旅行会社にお任せできますので楽に参加でき、登山ガイドが同行するため安全な登山が可能です。また、一人参加の方も多数いらっしゃいますので、一緒に行く仲間探しも不要です。
当記事でもそれぞれの山をクリックしていただくと、各日本百名山に登頂するツアーページにリンクしていますのでご覧になって下さい。
※参考:登山ツアーのメリット・デメリット|特徴・魅力を正直にお伝えします!
北海道エリア
大雪山(だいせつざん)
・登山時期:6月~9月
・山頂の標高:2,291m
・最短ルートの登山口標高:約1,600m(ロープウェイ姿見駅)
・標高差:約690m
北海道中央部にそびえる旭岳(2,291m)を主峰とし、北鎮岳、白雲岳、比布岳、愛別岳、北海岳などの2,000m級の火山群を大雪山と呼びます。1つの”大雪山”という山があるわけではありません。
旭岳へは、ロープウェイを用いて、山麓駅(1,100m)から姿見駅(1,600m)まで一気に上がることが出来ます。
旭岳のカルデラの斜面には、夏になるとチングルマやエゾノツガザクラが咲き乱れます。
また、日本で一番早く冠雪が観測されることでも知られ、9月半ばには冬の訪れを感じることが出来ます。
山頂近くにある「姿見の池」付近は、高山植物と野鳥の宝庫で見どころのひとつ。夏にはキバナシャクナゲやエゾノツガザクラの群落を見ることができるほか、紅葉の頃にはコバルトブルーの水面と相まって、美しいコントラストは絶景です。
東北エリア
岩木山(いわきさん)
・登山時期:6月~10月
・山頂の標高:1,625m
・最短ルートの登山口標高:約1,470m(リフト山頂駅/岩木山九合目)
・標高差:約155m
「岩木山」は、東北三山の一つで青森県の最高峰の火山で別名・"津軽富士"とも呼ばれています。
津軽では「お岩木やま」と尊崇され、人々は毎年の夏、山頂に祀る岩木山神社に「お山参詣」をします。津軽岩木スカイラインの完成で山頂近くまで行くことができますが、固有種ミチノクコザクラやウコンウツギ、ミヤマキンバイが咲く登山道を歩いて登る人も多いです。
8合目から9合目まではリフトで上がることが可能で、登山初心者でも1時間ほどで頂上を目指せるため、気軽に登山を楽しめるのも岩木山の魅力です。
八幡平(はちまんたい)
・登山時期:6月~10月
・山頂の標高:1,613m
・最短ルートの登山口標高:約1,500m(山頂近くまで車でアクセス可能)
・標高差:約100m
秋田県と岩手県の間に位置する日本百名山のひとつ。広い高原の中に無数の沼や湿原が点在するアスピーテ地形がの山です。盛岡市内から車で80分ほどで山頂付近の登山口まで一気にアクセスできるのも魅力です。平らな台形状の地形が特徴で、山頂周辺のトレッキングコースは初心者にもおすすめです。
アオモリトドマツの樹林に囲まれた黒谷地湿原は、夏になるとニッコウキスゲやキンコウカなどの高山植物が咲き揃い、一面の花畑となります。秋には、全国でも有数の美しい紅葉を楽しむことができる人気スポットとしても有名です。展望台もあり、そこから見る湿原一帯の景色は必見です。
蔵王山(ざおうさん)
・登山時期:6月~10月
・山頂の標高:1,841m
・最短ルートの登山口標高:約1,730m(刈田岳駐車場)
・標高差:約110m
山形県と宮城県の県境にそびえる蔵王山。平らに広がっているようにも見える連峰のあちこちに温泉が湧き、スキーリゾートとして有名です。
春の新緑や秋の紅葉に加え、冬場の樹氷も一度見に訪れてください。空気中の水分が木々に貼り付き、その上に雪が積もるので、一体一体異なる形とボリューム感あふれるその姿は、「アイスモンスター」との異名があります。
安達太良山(あだたらやま)
・登山時期:6月~10月
・山頂の標高:1,709m
・最短ルートの登山口標高:約1350m(ロープウェイ山頂駅)
・標高差:約360m
福島県中部にある活火山であり、広くなだらかな稜線と、標高1,300mまで高速ゴンドラリフトが動いていることから、登山初心者も安心して登れます。
この山に源を持つ原瀬川の中で、特に景観の優れた延長5kmを「烏川」とし、そのうちの約1kmが「あだたら渓谷奥岳自然遊歩道」として整備されています。1時間ほどで、5つの滝と平滑床などの渓谷美を堪能できます。
関東エリア
那須岳(なすだけ)
・登山時期:5月~10月
・山頂の標高:1,917m
・最短ルートの登山口標高:約1,684m(ロープウェイ山頂駅)
・標高差:約240m
栃木県北部、関東有数の活火山群で三本槍岳は那須岳の最高峰となり那須三山のひとつで関東百名山のひとつでもあります。那須岳は「茶臼岳」を指しますが、那須連山の総称を那須岳と呼ぶのが一般的です。活火山ながらも重量感豊かな山で、多くの登山者を魅了します。
ロープウェイ利用は初心者も楽しむことのできる定番の山頂往復コースですが、那須三山を縦走するコースも日帰り可能な初級向けコースのひとつです。レベルにより宿泊して周辺の山々と接続した縦走も可能で、活火山ならではの温泉めぐりも魅力です。
筑波山(つくばさん)
・登山時期:通年
・山頂の標高:877m
・最短ルートの登山口標高:約800m(筑波山頂駅)
・標高差:約80m
茨城県のシンボル、日本百名山で一番低い山として知られています。美しい姿が富士山と対比され、「西の富士、東のつくば」と並び称されます。山頂は男体山・女体山の双耳山です。山頂からの、関東平野を一望できるパノラマは壮観です。
ケーブルカーとロープウェイを利用して山頂へ行くことができますが、1時間~2時間の様々な登山ルートもあるので、2つの山頂を渡るなど、初心者からしっかり登りたい方まで楽しめます。
金峰山(きんぷさん)
・登山時期:5月~11月
・山頂の標高:2,599m
・最短ルートの登山口標高:約2,360m(大弛峠登山口)
・標高差:約240m
日本百名山で、林道やゴツゴツした岩山や鎖場など登山の面白さを楽しめる奥秩父の盟主です。山梨県では「きんぷさん」長野県では「きんぽうざん」と呼ばれ2県にまたがり、山頂の積み重ねたような「五丈岩」は遠くからでもわかるシンボルとなっていて、山頂や稜線からの雄大な眺望は初心者も達成感を味わえます。
日本最高所の車道峠・大弛峠まではタクシーや車でラクラク乗り入れができます! 南アルプスや八ヶ岳の大展望の稜線をあるき、特徴的な山頂・五丈岩を抱いた金峰山を往復する登山初心者向けの約5時間のコースをはじめ、縦走コースなどレベルにあったルートもあります。
標高が高いため、夏でも涼しく服装は注意が必要です。また、稜線は晴れていても強風であったり、天候の急変があるので防風対策なども必要です。
大菩薩嶺(だいぼさつれい)
・登山時期:4月~11月
・山頂の標高:2,057m
・最短ルートの登山口標高:約1,600m(上日川峠登山口)
・標高差:約460m
山梨県甲州市(旧塩山市)と北都留郡丹波山村に跨る標高2057mの山です。奥秩父山塊に位置する大菩薩連嶺の主脈で、日本百名山の一つに選ばれています。明るく開けた稜線を辿って富士山や八ヶ岳、南アルプスの雄大なパノラマを一望でき、快適な山歩きを楽しめるエリアです。
登山口の標高1600mまで車で登ることができるため、首都圏からも日帰りで行きやすく、3~5時間の初心者向けルートから、テント泊で縦走や冬山登山も可能な中上級者向けの様々なコースがあります。
上信越エリア
谷川岳(たにがわだけ)
・登山時期:6月~10月
・山頂の標高:1,977m
・最短ルートの登山口標高:1,502m(峠リフト天神峠駅)
・標高差:470m
群馬県と新潟県の県境となっている上信越国立公園の東端に位置する谷川連峰。最高峰は仙ノ倉山の2026m、一ノ倉沢などの岸壁はロッククライミングの名所です。紅葉時期は岩肌と紅葉のコントラスト絶景は見ごたえたっぷりです。
クライマーの聖地・谷川岳ですが、急崖のエリアではなく、初心者向コースでは往復ロープウェイを使った天神尾根経由・トマの耳往復コース(往復約5時間)で登頂します。大パノラマの稜線歩きを楽しみながら山頂を目指します。途中には急な傾斜や木道があり、天候に左右されますが、最大の魅力は雄大な山岳美! 山名のとおり、急峻な谷と透きとおる沢が絶景を作り上げています。
日本アルプスエリア
立山(たてやま)
・登山時期:7月~10月
・山頂の標高:3,015m
・最短ルートの登山口標高:約2,432m(室堂ターミナル)
・標高差:583m
立山は日本の飛騨山脈北部に位置し、立山連峰の主峰で、中部山岳国立公園を代表する山の一つです。日本では数少ない、氷河が現存する山でも知られています。
約2,432mの室堂まで、立山黒部アルペンルートでアプローチ可能ですので、標高3,000mを超える山ながら比較的短い歩行時間・標高差で登山をすることが可能です。
また立山は、雄山(おやま)、大汝山(おおなんじやま)、富士ノ折立(ふじのおりたて)の3つの峰の総称を指し、実際の登山では室堂から一番近くにある標高3,003mの雄山(おやま)だけを登る登山者が多いです。
乗鞍岳(のりくらだけ)
・登山時期:7月~10月
・山頂の標高:約3,026m
・最短ルートの登山口標高:約2,702m(畳平バスターミナル)
・標高差:324m
乗鞍岳は剣ヶ峰を盟主とする恵比寿岳・大黒岳・富士見岳・摩利支天岳など5~6個の火山錐が集まってできた集合火山です。
今から約一万年前までは噴火を繰り返していたといわれる山頂付近には、火山湖や山上台地が形成されています。北アルプスの南端に位置し、剣ヶ峰(3026m)を最高峰に23の峰と7つの湖、8つの平原が雄大な景観を作り上げています。
乗鞍スカイライン・乗鞍エコーラインの高原道路を利用してバスで標高2702mの畳平までいっきに登るので、手軽に3000m級の景色が楽しめるのも魅力のひとつです。
ツアーでは、剣が峰まで登頂する往復コースは、畳平から山頂まで往復約4時間、なだらかな登りから稜線にあがり岩場をすすむ、登山の基本的なルートです。
木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)
・登山時期:6月~10月
・山頂の標高:約2,956m
・最短ルートの登山口標高:約2,612m(千畳敷カール)
・標高差:344m
天竜川に沿う伊那谷と木曽川が造る木曽谷の間に、高くそびえる中央アルプス。その中で一番高い峰が駒ヶ岳で、標高2,956m。伊那谷の向うの駒ヶ岳と区別するため木曽駒とも呼びます。
雪解けの頃、駒(馬)や種蒔き爺の雪形が見られ、農作業の目安にされてきたという。JR駒ヶ根駅の山寄りからロープウェイが出ており、日本の最高所駅である駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅を降りると、眼前に広がる花畑が美しい「千畳敷カール」が望めます。ここは、山頂ルートのスタート地点にもなります
カールとは半円形の窪地で、氷河が流れることにより浸食されて形成されたもの。1,000畳分の広さがあるとして名付けられた千畳敷カールは、6月中旬から咲くミヤマキンバイを皮切りに、9月下旬まで見られるミヤマアキノキリンソウまで、様々な高山植物が群生。また、秋には美しい紅葉も見ることができます。
八ケ岳エリア
美ヶ原(うつくしがはら)
・登山時期:5月~11月
・山頂の標高:約2,034m
・最短ルートの登山口標高:約1,920m(美ヶ原自然保護センター)
・標高差:約100m
長野県のほぼ中央に位置する標高2034mの日本百名山で、山頂部は高原になっており、北アルプスや南アルプス・八ヶ岳などの大展望が得られます。
四方に山々を望むこの高原大地には、約200種の高山植物が咲き、王ヶ頭周辺には緑の牧場が広がります。山頂部まで林道が通っているため、手軽に絶景を眺めることが出来るためハイキング登山初心者に人気の名峰です。
ハイキングルートはレベルにあわせて色々なルートがあり、特に展望コースは人気のエリアです。美ヶ原の山上は広く開けた台地になっており、牛の放牧場など危険が少ない箇所が多く、初心者でも絶景とともに楽しんでトレッキングできます。
霧ヶ峰(きりがみね)
・登山時期:5月~11月
・山頂の標高:約1,925m
・最短ルートの登山口標高:約1,550m(車山ビジターセンター)
・標高差:約375m ※山頂までリフトで行くことも可能です。
八ヶ岳連峰の中部、日本有数の高層湿原がひろがる霧ヶ峰、最高峰は車山です。6月のレンゲツツジに始まり、7月にはニッコウキスゲや色とりどりの高山植物が咲き乱れます。北アルプス、中央アルプス、南アルプス、富士山、浅間山、八ヶ岳など360度パノラマ眺望のハイキング登山エリアです。
車山高原まではバスや車でアクセス、リフトで車山山頂付近まで登れるので、気軽に2時間程度でめぐるコースから、1日かけて霧ヶ峰を周るコースなど、初心者も楽しく登れるエリアです。
蓼科山(たてしなやま)
・登山時期:6月~10月
・山頂の標高:2,530m
・最短ルートの登山口標高:約1,860m(七合目登山口)
・標高差:約670m
八ヶ岳連峰の北端にそびえ立つ標高2,530mの火山で、蓼科高原といわれるこの一帯のランドマークとなっています。霧ヶ峰や白樺湖から見上げる山容が美しく、「諏訪富士」とも呼ばれています。頂上付近は溶岩の割れた岩石で覆われ、立木もなく見晴らしがいいです。
蓼科山の中腹に位置し、登山道入口のほど近くにある「蓼科御泉水自然園」には、約300種の高山植物が自生。10月上旬から11月上旬にかけては、カラマツやカエデ、ナナカマドなども美しく色づく。園内には、全長10kmに及ぶ遊歩道が設けられ、鳥たちのさえずりを聞きながら散策が楽しめます。
関西エリア
伊吹山(いぶきやま)
・登山時期:4月~11月
・山頂の標高:1,377m
・最短ルートの登山口標高:約1,260m(9合目スカイテラス伊吹山)
・標高差:約120m
日本百名山や新・花の百名山にも選ばれている滋賀県の最高峰 伊吹山。
かつて織田信長が南蛮の薬草栽培を強く推進したことが受け継がれ、古くから薬草の宝庫として知られています。今も山麓では200種以上の薬草が育っています。有名な「伊吹もぐさ」もそのひとつです。
山頂の花畑は国の天然記念物に指定されており、3つの遊歩道で散策できます。一本道なので道迷いの心配も少なく安心です。また、伊吹山には山小屋が6つもあり、食事処やお土産屋が立ち並びます。伊吹そばや伊吹牛乳が有名ですので、是非ご賞味ください。
大台ヶ原山(おおだいがはらやま)
・登山時期:4月~11月
・山頂の標高:1,695m
・最短ルートの登山口標高:約1,574m(大台ヶ原駐車場)
・標高差:約120m
大台ヶ原山は熊野灘に近い奈良県と三重県との境にあります。年間を通じて雨がよく降り、この台地から流れ出す水流は、大杉谷や北山川の峡谷美を生み出しています。明治初頭の蝦夷地探検家・松浦武四郎が晩年、その美しさに取り憑かれたという大台ヶ原へは今、頂上付近までドライブウェイが通っています。
東大台と西大台とに大別される大台ヶ原。このうち西大台への立ち入りは事前手続きが必要ですが、東大台にはビジターセンターが設けられ、そこを起点とした登山ルートが整備されています。
尾根沿いに日出ヶ岳から正木ヶ原を経て、大蛇嵓へと登山ルートは続きます。様々な見どころがあるルートの中でも人気なのが「大蛇嵓」です。春の新緑、秋の紅葉と四季折々の表情を見せる大峯山系を望む断崖絶壁の上にあり、景色と同時にスリルも味わえます。
四国エリア
剣山(つるぎさん)
・登山時期:4月~11月
・山頂の標高:1,955m
・最短ルートの登山口標高:約1,750m(リフト西島駅)
・標高差:約200m
標高1,955m、西日本で2番目に高い徳島県の山で、古くから山岳信仰の霊峰でもありました。「日本百名山」の中でも比較的登りやすい山で、登山口の見ノ越から西島までは、登山リフトが運行しています。山頂付近は、「平家の馬場」と呼ばれるミヤコザサに覆われたなだらかな平原になっており、眺望も素晴らしいものです。
コメツツジやオオヤマレンゲ、シコクフウロなど様々な花が見られる剣山。宮尾登美子作の小説『天涯の花』で書かれ、一躍有名になった「キレンゲショウマ」もそのひとつです。修験道の山としても知られる剣山の行場付近に群生地があります。キレンゲショウマは、ラッパのような形の黄色い花をつける稀少な植物で、自生地も非常に少ないです。説絶滅危惧II類に指定され、剣山の行場付近一帯は群生保護地域となっています。
石鎚山(いしづちさん)
・登山時期:4月~12月
・山頂の標高:1,982m
・最短ルートの登山口標高:約1,450m(石鎚神社 成就社)
・標高差:約530m
石鎚山は古くから山岳信仰の山として親しまれている愛媛県の山。富士山や白山、立山、大山などとともに日本七霊山のひとつに数えられています。弥山山頂、中腹、麓には石鎚山を神体山とする神社があり、麓の石鎚神社本社、山頂の奥宮頂上社、中腹の成就社と土小屋遥拝殿の4社を合わせて「石鎚神社」と言います。
奈良時代には修験道の山として広く知られるようになり、弘法大師空海も修行を行ったという伝えがあります。山頂付近から望む瀬戸内海と土佐湾は絶景です。
九州エリア
九重山(くじゅうさん)
・登山時期:4月~11月
・山頂の標高:1,791m
・最短ルートの登山口標高:約1,330m(牧ノ戸峠 駐車場)
・標高差:約460m
大分県にある九重山は久住山を主峰とする火山群の総称で、稲星山、星生山、中岳などがあります。最高峰は1,791mの中岳。多くの山々が連なる九重山は様々なコース取りができる楽しい山です。
2ヶ所ある九重山の登山口のうちのひとつ・長者原からは約2時間で、標高1,303mに位置する九州で一番高い場所にある温泉法華院温泉に行くことが出来ます。徒歩でしか行けないこの温泉地には山小屋が1軒あり、浴場からは大船山、平治岳が、夜には星空を楽しむことができ、多くの登山客に愛されています。
開聞岳(かいもんだけ)
・登山時期:3月~12月
・山頂の標高:924m
・最短ルートの登山口標高:約180m(二合目 登山口)
・標高差:約740m
鹿児島県・薩摩半島の南端にあり、1,000mにも満たない山ですがほぼ完全な円錐形で、名勝長崎鼻から黒砂の渚越しに見る開聞岳はとても美しいです。その姿は「薩摩富士」と称され、南薩摩のシンボルとなっています。
登山道はほとんど樹林帯になっていますが、道中に咲く季節の花々が楽しめ、7合目を過ぎると、「仙人堂」と呼ばれる火口跡が現れ、そこから岩場を登り切った山頂からは、360度の大展望を満喫できます。
「かいもん山麓ふれあい公園」や、山を一周できる遊歩道などのスポットがある開聞岳の麓。東麓の「開聞山麓自然公園」もそのひとつで、広大な敷地内には、長崎鼻や東シナ海を望む展望台、熱帯・亜熱帯の植物園、ゴルフ場などの施設が設けられています。
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